気が付けば、もうずっと雑誌を
買っていない気がします。
以前ほどではないにしろ、
本屋とCDショップは毎週のように
行ってはいるものの、
その場で雑誌やCDを買う機会は減り、
代わって、書籍やレコード盤などを
ネットで購入するようになりました。
そんな折、BRUTUS特別編集のムック、
Casa の最新号に目が留まり、思わず
即買いしてしまったdj Hideky kun
でありました。(笑)
それが今回ご紹介する
『音のいい部屋』であります♪
まず、表紙を飾っているのが、
ご存知、UNDERCOVERのデザイナー、
高橋盾さん!
これだけでもかなりのインパクトがありますが、
背景に映っているスピーカーは、
ALTEC?? しかもこの広そうな空間は、
部屋??それともアトリエ??
タイトルの『音のいい部屋 』と
相まって、もう、手に取って
中身を見たい!!と思わずには
いられません♪(笑)
そして、中を見てさらにビックリ!!
なっ、なっ、なんと!!
村上春樹さんの「音のいい部屋」での
インタビューではありませんか!!
この部屋の様子は何度か拝見していますが、
スピーカーはいつもと変わりませんが、
アンプやプレーヤーがアップデート
されているではありませんか!
この特集の記事を読んだり、部屋の様子を
写した画像を見ていると、自分のお気に入りの
音楽を一生涯の間にあと何度聴くことが
できるんだろう・・・、などと改めて
感じた次第であります。
仕事としてではなく、もっともっと普段から
毎日、好きな音楽を聴き続けなくっちゃ♪
って心底思いました♪
そしてこのムック『音のいい部屋 』を
さらに読み進めてみると、
dj Hideky kun 御用達のファッションブランド、
HYSTERIC GLAMOURのデザイナー、北村信彦さんをはじめ、
インタビューなどでもお世話になった
テイ・トウワさん、その他、国内外の
様々な人物たちの多種多様で個性的な
「音のいい部屋」が紹介されていて、
使用している機材も含めて、見ているだけでも
楽しめる内容になっています☆
それにしても北村さんがパラゴンを愛用していたとは、
驚きでした!!
なんか、村上さんじゃないけど、
週末に中古レコードショップ巡りでも
してみたくなったdj Hideky kun であります♪
アメリカのレコードストアデイにも
またいつか機会があったら行ってみたいものです。
あの、体育館のような広い会場すべてを
埋めつくすようなレコードの中から
一日中、お目当てのお宝を探し続ける
ワクワク感は忘れられません♪
というわけで、今回のCasa『音のいい部屋 』は
おススメの一冊です☆
で、次いで?!というわけではありませんが、
『洋楽マン列伝 1』『洋楽マン列伝 2』なる
書籍が出ていたので、併せて購入♪
こちらは、音楽雑誌『レコード・コレクターズ誌』の
人気連載コラムをコンパイルした単行本で、
主に昭和時代、レコード会社、放送局、音楽出版社、
海外アーティスト招聘会社で活躍した人たちなど、
当時の日本に、様々な立場で洋楽を広めてきた
名だたる業界人を紹介しています。
その中には実際にお会いしたり、
お世話になった方々もいらっしゃいますが、
お名前や写真を見ていると
懐かしくも思いますが、まだ、ネットもケータイも
なかった時代、メディアの主流はラジオ、テレビと新聞、
雑誌や週刊誌だった頃、まだまだ情報操作もしやすく、
ヒットも意図的に作り出しやすかった時代だった
ような気もするなぁ~、な~んて、読みながら
思ったりもしました・・・。
チャートなんかも割と簡単に操作できたしなぁ~、
なぁ~んてね・・・。
でも昭和にリリースされた洋楽が
好きな人には、なかなかこの二冊はおススメです♪
『洋楽マン列伝 1』『洋楽マン列伝 2』
近頃のオーディオ雑誌やオーディオ評論家が出す
書籍はどれもホントにつまんないですが、
今回購入した3冊はどれも何度も読み返して
見たくなる、そういう類の良作であります☆