昨今のアナログレコードブームの中、
アイルランド出身の女性アーティスト、
世界はもとより日本でも人気の高い
エンヤ(ENYA)のこれまでリリースされた
アルバムの12インチ アナログレコードが
昨年末あたりから、段階的に
リリースされ始めました☆
いやぁ~、待ちに待ったといいますか、
ついに!といいますか、本当に
待ち焦がれていたファンは多いのでは
ないでしょうか。
あのエンヤの多重録音による
万華鏡のような音の世界と歌声を
ぜひともアナログレコードで
聴いてみたい!って思っちゃいますよね♪
中でも代表作である
『Watermark』と『Shepherd Moons』は
個人的にも外せません。
LPのオリジナル盤などは
たまに見かけますが、やはり
それなりの値付けがされています(涙)
幸運なことに?!『Shepherd Moons』の
オリジナル盤は以前、比較的リーズナブルな
価格で購入できたのですが、
やはり、『Watermark』のオリジナル盤には
なかなかお目にかかることができないままでした。
ちなみに数年前、日本のワーナーミュージックから
この『Watermark』と『Shepherd Moons』の
リマスター音源によるSHM-CD がリリースされたので、
そちらは廃盤になる前に2枚とも確保しました☆
リマスターやSHM-CDの効果がどれほどのものかは
正直、定かではありませんが、気持ち的には
ちょっと良くなった?!程度のものでしょうか。
ただ、もともとのサウンドクオリティが高い
アルバムなので、CD再生でもその世界観は
十分堪能できるものではあると思います。
ちなみに以前購入した『Shepherd Moons』の
オリジナル盤LPとリマスター盤SHM-CDを
聴き比べてみると、その違いはなかなか
面白いものでした。
サウンドの見通しのよさやクリア感は
CDの方があるようにも聴こえますが、
とりわけ音の広がりや響きに関しては
レコードの方が勝っているように聴こえます☆
どちらが好みかは再生オーディオや
好みによって分かれるとは思いますが、
dj Hideky kun 的にはアナログレコードで聴く
『Shepherd Moons』のほうが好きです♪
さてさて、話は戻りますが、
今回、リリースが始まったエンヤのこれまでの
タイトルのアナログレコードですが、
まずは一番のお気に入りである
『Watermark』と『Shepherd Moons』を
それぞれ取り寄せて聴いてみることにしました♪
ちなみに今回のアナログレコードシリーズは
いずれも重量盤ではありませんし、
音源についてもリマスターはされていません。
なので、販売価格もそれほど高いものではありません。
実際に両アルバムを手にしてみると、
ジャケットもレコード盤もペラペラ感を
多少は感じるかもしれませんが、
やはり、気になるのはその再生音がどうかということ。
というわけで、早速試聴してみることにしました♪
いや~、結論から言うと、
ホント、待った甲斐がありました!!
素晴らしい!!やっぱ、これでしょ!!
思わず、ひとりでほくそ笑んでしまいました☆
解像度に関してはSHM-CDと比べてみても
何の遜色も無く、それどころか、音の広がり感や
響き、艶や潤いのようなものが感じられ、
スタジオでミックスダウンされた音源って、
こんな感じだったのかなぁ~、な~んて
想像してしまいそうなくらいのサウンドです☆
なんだか、重量盤やリマスター盤でなくっても
十分いいものは、こうして新たな感動を
与えてくれるものなんだ~♪と思った次第であります。
オーディオの試聴会なんかでも
使われるようになるのかもしれませんね。
これだけ良いと。
いずれにしても、エンヤが好きだ!という人なら
このシリーズのイニシャル枚数がわからない以上、
流通されている今のうちに手に入れておくことを
オススメします♪
これが1990年前後、今から30年近くも前に
リリースされたアルバムだなんて・・・・・。
とても新鮮です☆
多分、これから先もエンヤのライブなんて
直に観ることなんてないでしょうから、
このアナログレコードをこれからの愛聴盤として
大切にしていきたいと思います☆