最近、もっと手軽に高音質で
音楽を楽しめないものかと
思うようになったdj Hideky kun 。
そこで、最近、ちょっと気になる
小型のUSB DACやポタアンを
実際に聴いてみたい!と思い、
馴染みにオーディオショップへGo!
で、つい先頃、リリースされたばかりの
ラックスマン話題の新製品、
ヘッドホンアンプ内蔵
USB D/A コンバーター、DA-150を
試聴することができたので、
早速、感じたことをそのまま、
簡単にレビューしてみたいと思います♪
まずは、その外観ですが、先代の
DA-100同様、正面から見ると
小さく見えますが、奥行きは
それなりにあるので、デスクトップタイプ
ではあるものの、ある程度は
置き場所&スペースを要する
感じがしました。
また、その見た目とは裏腹に、
なかなかの重量で、片手で簡単に
持ち上げられるものではなく、
「これって大容量ブロックコンデンサー」
のせい?と思われます。
今回の目玉のひとつ、
「電子制御アッテネーターLECUAの搭載」
ではあるのですが、ボリュームつまみの
質感は、やはりチープで、回した感じも
「う~ん、やっぱ、こんなもんなのかぁ?!」
というのが率直な感想であります。
とは言え、肝心なのはやはりその音質♪
今回の主目的はヘッドホンでのリスニング
だったので、愛用のヘッドホン、
DENONのAH-D7000を持参しての
試聴となりました☆
試聴環境ですが、PCは、オンキヨーさんから
貸し出されていたノートPC、再生ソフトは、
foobar2000で、メーカー不明のUSBケーブルで、
DA-150につなぎ込んでいます。
また、音源はCDとUSBメモリーに保存した
ハイレゾ音源ファイルです。
さてさて、いよいよ試聴開始であります♪
期待通りのサウンドが聴けますでしょうか?!
まずは、CDから。
アコースティック音楽のギターと
ヴォーカル、それにリズム(ドラム)の
響き具合から検証開始。
続いてはMUSEのナンバーを。
そして最後はクラシック、
ヒラリー・ハーンのアルバムを
聴いてみることに。
さて、その結果ですが、
う~ん、難し~い・・・・・。
まだ試聴機があまり使用されていないから、
ということもあるのかもしれませんが、
結論から言うと、「感動するサウンド」
ということは全くありませんでした(涙・・・)
確かに解像度はそれなりに高く、
サラッと綺麗に音楽を聴くことができるのかも
しれませんが、さほど量感もなく、音の広がりや
響きも少な目で、「音楽を聴く」楽しさは
少ないかなぁ~、というのが第一印象でした。
この音作りの傾向は今風?!なのでしょうか?!
普段、あまり音質にこだわらずに
音楽を楽しんでいる人なんかが初めて
この音を聴いたら、ハッキリ!クッキリ!
美音系に聴こえるかもしれませんが、
個人的には好みのサウンドではありませんでした。
まぁ、持参したヘッドホンやセレクトCDだけでは
全てを判断することは出来ませんが。
で、続いてはUSBメモリーに保存している
ハイレゾ音源を試聴♪
まずはジャズから。
う~ん、何だか軽すぎる?!
ウッドベースの弦のタッチ感は目に浮かぶものの、
響きが軽すぎ~。
ピアノもドラムも、とにかく何を聴いても
ある意味、フレッシュに聴こえていいんだけれど、
響きや量感が足りません!!
オスカー・ピーターソンを聴いても、
マイルス・デイビスを聴いても、
ビル・エバンスを聴いても、
レッド・ガーランドを聴いても、
ダイアナ・クラールを聴いても、
何を聴いても同じでした・・・・・(苦笑)
続いては、ポップス&ロック♪
ビリー・ジョエルやカーペンターズ、
ドナルド・フェイゲンにイーグルス、
MUSEやボブ・マーリーなど、どれを聴いても
家で普段聴いてるCDの方が音が良くないか?!
と聴けば聴くほど、何だかテンションが
下がっていく始末・・・・・(涙)
期待が大きかっただけに・・・・・。
まぁ、こんなこともあります。
ただ、自分の好みのサウンドではなかった、
というだけで、DA-150が良くないとは
思わないので。
試聴機がもう少しこなれてきたら、
また印象が違っていたかも知れませんし、
スピーカーで聴いたら、これまた
違った評価になっていたかも知れません。
やっぱ、個人的には、DACチップは、
TI社製PCM1795よりTI社製PCM1792Aの方が
好みっていうのも関係しているんでしょうか?!
というわけで、次回は、もうひとつの
気になる製品、
SHUREからリリースされた
ポータブルヘッドホンアンプ、
SHA900の試聴レビューであります♪