昨年、2015年はもしかしたら、
いや、もしかしなくても、
CDより、ハイレゾ音源より、
アナログ・レコードを一番多く
買った一年でした。
リマスター盤も含め、
欲しいタイトルがレコードに
集中してしまった結果なのですが、
良かったものもあれば、
当然その逆で「?!」みたいな
ものもありました。
その中でも特に印象に残った
高音質盤が、前回ご紹介した
『Kind of Blue』の45回転重量盤
2枚組boxと、今回ご紹介する
カナダ出身のSSW、サラ・マクラクランと
ダイアナ・クラールのアナログ盤です♪
最近のサラの新譜は完全に
路線変更?!的なサウンドで、
好みではないのですが、
1997年にリリースされた名盤
『Surfacing』の180gアナログ重量盤が
昨年、Music On Vinyl から
リリースされました♪
とにかくこの『Surfacing』に収録されている
曲全てがどれも素晴らしい楽曲ばかりなので、
CDでも十分楽しめるのですが、
Music On Vinyl にしては珍しく?!
今回のアナログ盤の出来が、それぞれの
楽曲の良さをさらに引き立たせ、
聴いていると、完全に彼女の音楽の世界に
スーッと引き込まれていくのです。
何度も何度もループして聴いていたくなる
サウンドとアルバム本来の完成度に
大満足の一枚でありました☆
そして、もう一枚が日本でも人気の高い、
こちらもカナダ出身のダイアナ・クラールの
最新アルバム『Wallflower』の
2枚組180gアナログ重量盤であります。
正直、このアルバムを最初に聴いたときは
あまり魅力を感じませんでした。
まぁ、カヴァーアルバムものに
うんざりしていたからかもしれませんが、
それでも、このアルバムの選曲は
悪くないなぁ~、とは思っていました。
あと、デイヴィッド・フォスターが
アルバムのプロデュースを担当したというのも
個人的には微妙だぁ~、何でフォスター?!
っていう感じでした。
でもリリースされてからしばらく経って、
たまたまそのアナログ盤が手元に届いたので、
もう一度聴いてみることにしました。
で、その感想なのですが、
『When I Look In Your Eyes』の
2枚組アナログ重量盤ほどの音の良さや
感動はありませんでしたが、
それでもやはりアナログならではの
良さが十二分に反映された一枚に
なっているなぁ~というのが
素直な感想であります☆
サウンドはもとより、彼女の
ヴァーカルの艶にうっとりしてしまいました♪
こうして音の良いレコードに何枚も出会えると、
なんだか、世界的なVinylブームも頷けますよね。
いやぁ~、でも、昨年、一番度肝を抜かされた
Vinylがあったんですよ!!マジで!!
そりゃもう、衝撃的!!と言っても過言ではありません。
その詳細は、後ほど改めて・・・・・。