1980年にリリースされた
グローバー・ワシントンJr.の名盤『WINELIGHT』☆
そう、あの誰でも一度は耳にしたことがある名曲
「Just The Two Of Us」が収録されている
アルバムです。
個人的には、このアルバムを初めて聴いた時、
1曲目のタイトルトラックを聴いて、
もう「やられた~っ!」って感じでした。
アメリカはもとより、日本でも今なお
人気のある1枚ですね。。
そんな『WINELIGHT』でありますが、
まずビックリしたのが、今年、突然?!
Audio Fidelityから5.1マルチチャンネルにも
対応したHybrid SACDがリリースされました!
もちろん、dj Hideky kun はすぐにその
SACDを取り寄せ、今ではすっかり
愛聴盤として楽しんでいます♪
かつて、日本のワーナーミュージックが
独自に行ったリマスター盤と違い、
実にナチュラルなサウンドが堪能できる
好盤だと思います。
特に、SHM仕様のシングルレイヤーSACDの
サウンドにはホント、ガッカリしたことを
今でも良く覚えています。
さて、そんな矢先、今度は、な、な、何と!
その『WINELIGHT』の180gアナログ重量盤が、
Music On Vinyl からリリースされている
ではありませんかっ~!!
というわけで、早速、取り寄せてみました♪
で、届いたジャケットを見て、ちょっとビックリ!
ジャケ写の色合いが、長年親しんできた
『WINELIGHT』の白を基調としたものではなく、
ベージュがかったアイボリーというか、
何か違和感を感じてしまいます。。。
まぁ、肝心なのはそのサウンドなのでありますが。
ただ、盤の状態は良く、外盤にありがちな
反りや擦れはありません。
ちなみにdj Hideky kun は、以前、
『WINELIGHT』の中古レコード(日本盤)を
買って持っています。
こちらは1980年当時のものなので、
盤質的にはペラペラに薄くて、
今回の180g重量盤と比べると
何とも貧弱な感じは否めません。
と言うわけで、今回は、その中古レコードと、
ついでに、192kHz/24bit(flac)のハイレゾ音源も
含めて、簡単に比較試聴してみました♪
まずは、ハイレゾ音源から。
こちらは普段、iPhoneで「Onkyo HF Player」
アプリを使って聴いたりしているのですが、
自宅のオーディオシステムで聴いても、
別段、これぞハイレゾ音源!と思えるほどの
サウンドには感じません。
ただ、だからと言って、音質的に悪いのか、
と言うと全然そんなことはなく、
凄くHi-Fi的には聴こえないけど、
普通に音楽を楽しめる、って感じでしょうか。
で、続いてが、中古レコードですが、
こちらの方が、ハイレゾ音源より、少しだけ
Hi-Fi調に聴こえると言いますか、
若干、スッキリとしたサウンドに仕上がっています。
その分、聴き方によっては、
Hi-Fi調に聴こえるのかもしれません。
そして、最後が今回の180g重量盤ですが、
良い言い方をするならば、凄くマイルドに
仕上がっているというのが第一印象です。
音色の響きが一貫して柔らかく感じます♪
また、中古レコードが若干、高域過多なのに対し、
180g重量盤は、中低域寄りのサウンドに
聴こえます。
どちらが良いかと言われれば、
ちょっと即答はできませんが、
広めのリビングなどで、ゆったりした気分で、
このアルバムを聴くのなら、今回の
180g重量盤はオススメかもしれません。
いずれにしても、今後、この『WINELIGHT』が
Fresh Vinyl で手に入るかどうかは分かりませんから、
愛聴盤にしている方なら、1枚持っていても
良いと思います。