昨年の映画『アナと雪の女王』のサントラは別にして、
80's ~ 90's のハリウッド映画のサントラのように
日本でも一世を風靡するほどの大ヒットとなる
作品がめっきり少なくなってしまった感が
あるような気がするのですが、ここ最近、
大ヒットとまでは行かずとも、個人的には
十分スマッシュヒット!くらいの内容はあるな!
と思えるサントラに出会うことができたので、
ここで少しご紹介したいと思います♪
実は日本では昨年夏に公開された映画で、
あの『オー・ブラザー!』に出演していた、
(というか、dj Hideky kun 的には、
『トランスフォーマー』のセクター7の
捜査官役シモンズの方が馴染み深いのですが、)
俳優、ジョン・タトゥーロ主演による
『ジゴロ・イン・ニューヨーク』を
最近になってようやくDVDで観たのであります。
この俳優さん、実に才能豊かで、
この作品の脚本・監督までやっちゃってます!
驚くのはそれだけではありません。
何と、共演者が凄い!
あの鬼才?ロリコン?ウディ・アレン、
それにフレンチポップシンガーとして
日本でも今なお人気の高いヴァネッサ・パラディ、
さらにエロエロビームが未だ健在の
シャロン・ストーンと、
映画のストーリーを知らずとも
観てみたい!と思ってしまうdj Hideky kun であります。
詳しい映画の内容は今回はパスしますが、
個人的にはウディ・アレンのここ何年かの
作品よりかは、遙かに好みでした☆
まぁ、音楽のセンスがピカイチだったことは
言うまでもありませんが、何とも
小洒落た映画と言いますか、
各俳優のファッションや演技、街の雰囲気、
ストーリー展開など、全てが自然で、
決して押しつけがましくなく、
優しく心に残るような作品とでも言いましょうか。
涙を流すような感動作品でも、
ドキドキワクワクするような作品でもありませんが、
スーッと映画の世界に引き込まれていくような
作品でした。
で、肝心の音楽ですが、いや~、
骨董通りや代官山、あるいは丸の内あたりに
ありそうなオシャレなカフェやバーで聴く
ラウンジ音楽やジャズが大好き♪というような
方々には、ドンピシャなコンピCDですぞ☆
例えば、サックスプレイヤーの
ジーン・アモンズの作品、
「Canadian Sunset」や「My Romance」
良いでしょ~!?
オールディーズもあったりします。
例えばディーンマーティンによる名曲「Sway」や
フレンチポップ、ダリダの「LA VIOLETERA」とか。
もちろん、ヴァネッサ・パラディによる
トラックも収録されていますよ~☆
もう、収録曲12曲、ヴァラエティに富んだ選曲で、
とにかく仕事中でも、夜、お酒を飲みながらでも
楽しめる♪そんなサントラに仕上がっています。
シモンズ、いや、ジョン・タトゥーロが
音楽監督も決めたんでしょうか?!
良いセンスしてますよね~、ホント。
このサントラ、映画を観ていない人でも
お気に入りの1枚として、何度でも
楽しめますよ♪オススメです☆