さてさて、今回はネットでも評価が高い
MMCX着脱型イヤホン・リケーブルの
大本命とも言うべき、Only Oneline 製
Special edition の試聴レビューです♪
待ちに待った!という感じです。
というのも、ショップの事情で、
このOnly Onelineのリケーブルは、
しばらく販売が休止されていたのですが、
今月、めでたく製作&販売が再開されました。
ということで、オーダーから
待つこと一週間あまり、ようやく
そのサウンドを聴くことができた
というわけであります♪
ちなみにdj Hideky kun が選んだ
スリーブのカラーは「草原」であります☆
はじめは「黒」が無難でいいかと思ったのですが、
折角のSpecial edition なので
思いきってカラフルなカラーを
チョイスしてみました(苦笑)
実際、手元に届いたSpecial editionは、
製作者の手作業による製品ということもあってか
しっかりしてる!というのが第一印象です。
ちなみにこのSpecial editionは、
「 SHURE SE535系・UE900用」として
販売されており、いわゆるシュアーがけが
メーカー推奨の使用方法なのですが、
オーダーの際、JVC HA-FX850で使用したいので、
ストレートで使用したいとお願いすると、
実機を使って調整をしてもらうことが可能です。
※ただ、それでもメーカー的には
シュアーがけを推奨されていますので、
ストレートでどうしても使用したい場合は、
重さが気にならないようにクリップなどで
線を固定することを勧められています。
そして気になるSpecial editionリケーブルの仕様ですが、
◆ケーブル長:約1メートル。
◆ケーブル:
+側=オーグライン+Ptヨリ線 (0.16mm×7本)を採用。
-側=純銀ヨリ線(0.1mm×19本) を採用。
◆プラグ:Via Blue smallプラグ(最大直径約9ミリ)
◆ハンダ:プラチナゴールドニゲカス040
だそうです。
レギュラー仕様の純銀ヨリ線仕様との
最大の違いは、+側にオーグライン+Ptヨリ線が
使用されているという点でしょうか。
そのため、通常仕様より少し線が太いそうです。
メーカー的にはエージングに10時間、
さらに馴染んでくるのに30時間程度が必要との
ことでしたので、とりあえず、10時間、
鳴らし込んだ後での試聴レビューとなります。
試聴しての1stインプレッションですが、
まぁ~、それはそれはビックリ!
ぶったまげた!という感じです。
懸念された高域の刺さり感はほぼなく、
それなのに毛穴の奥にある音まで
きれいに再生しているとでも表現すれば
いいんでしょうか?!
とにかく無機質な高解像度ではなく、
瑞々しくどこまでもスカッと伸びきる
この感じは、さすが!メーカーが
「音質最重視」モデルと言い切るだけのことはあります!
さらに、音が嫌味や押し付けがましくなく、
元気に押し出されてきます。
なんだか、はじめてソウルノートのオーディオ製品を
聴いた時の、あの熱いサウンドのことを思い出しました。
また、それでいて、低域がボワつくみたいなこともなく、
総じて、JVC HA-FX850のポテンシャルを最大限引き出せる
リケーブルとしては、最高の逸品と言っても
いいのではないでしょうか。
ただ、そうは言っても、価格的には趣味性が強い
領域のものとも言えなくもないと思いますので、
そこまでは!という方には前回レビューした
オヤイデの新製品、MMCX着脱型イヤホン・リケーブル
HPC-MXシリーズがおススメです。
でも、まぁ、そもそもイヤホンに
JVC HA-FX850 を購入したユーザーであれば、
その時点で、音質にこだわりたい!という
選択肢のもと、購入に踏み切ったわけでしょうから、
Only Oneline製 Special edition を
試してみない理由はないかもしれませんね。
とはいえ、「いい音」は人それぞれ違います。
オーディオと違って、試聴しにくいリケーブルに
どこまで投資できるか、その悩みはなかなか解消されません。