オーディオに目覚めて
数年が経ちましたが、
その間、本当にいろいろな
オーディオ機器を試聴してきましたが、
今回ピックアップするスピーカーは、
その中でもコストパフォーマンスが
驚異的と言ってもいい
イギリスのオーディオメーカー、
Q Acoustics の Concept 20 であります☆
残念ながらQ Acoustics のスピーカーが
日本のオーディオ雑誌で
取り上げられることはほとんどなく、
また、国内の販売チャンネルも
非常に限られ、おまけに試聴できる
環境もほとんど無いというのが
現状です。
dj Hideky kun の場合は、たまたま
マランツ M-CR610 に合う
ブックシェルフ型スピーカーを
探しているときに、遭遇したのが
導入のきっかけになりました。
まず最初に驚いたのが、
イギリスのオーディオ専門誌、
「WHAT HiFi?」の年間アワードの
ステレオスピーカー部門で
2年連続ベストバイを受賞した
2020i を試聴したときのこと。
2010i を試聴したときは
特に良さげな感じはしなかったのですが、
2020i は全く別モノで、
日本で人気のDALI ZENSOR1 や
KEFのQ300 (Version UP) や
B&W 685 より断然に良かったことを
良く覚えています。
とにかく音が良いだけではなく、
音楽を楽しく聴ける!というのが
個人的には気に入っています♪
その2020iのユニットはそのままに、
エンクロージュアーをメインに
手を加えて完成したのが、
Concept 20 です☆
こちらもイギリス「WHAT Hi-Fi?」誌で
2013年のProduct of the yearを獲得した
ブックシェルフ型2ウェイ・システムです。
2020i の完成度が高いだけに、
ではその上位モデルのConcept 20は
どのくらいの差があるのかは
興味が尽きません。
で、聴き比べると、これがビックリ!
音の方向性はそのままに、
さらに音の輪郭がハッキリして、
より微細な音まで聴き取れます♪
そして、音の左右への広がりと
奥行き感は倍増されている感じで、
定位もビシッときまっていて、
もう、この価格帯では
文句の付けようがないスピーカー
だということがよ~く分かります。
イズラエル・カマカビヴォーレの
ヴォーカルとウクレレの澄み切った
サウンド、
オアシスの「ワンダーウォール」の
イントロのギターは目の前で
演奏を聴いているくらいリアル!
マドンナの「ヴォーグ」の
音の広がりと圧倒的な定位感には
ただただ驚かされます。
とにかく、ヴァーカルものや
楽器の生音はリアルで、
ロックやダンス系は熱く、
クラシックは繊細にして
臨場感や音場もたいしたものです。
価格的にはペアで20万円以上の
スピーカーを完全に凌駕してると
言い切って良い完成度だと思います。
あと、これにB&W805Diamondのような
沈み込むような低音が加われば、
もう805は必要ないかも?!と
思えるほどで出来映えです。
本当にこんな素晴らしい
Q Acoustics Concept 20が
日本のオーディオ評論家によって
正当に紹介&評価されていないことに
ヘキエキします。
まぁ、貪欲にいろんなオーディオ機器を
模索&探求しようともしない日本の
オーディオ評論家陣の怠慢以外の
何物でもないと言えますが、
今はインターネットという有り難い
環境があります♪
とは言え、実際に試聴できる環境が
ほとんど無いというのが現状なので、
それがとても残念でなりません。
なので、dj Hideky kun のように
実際にQ Acoustics のスピーカーを
導入した人たちのレビューが
少しでも増えていってくれれば
いいなぁ~と切に願っています。
いやぁ~、それにしても
Q Acoustics Concept 20
恐るべしっ!!
誰が聴いても普通に「良い音」
だと感じられるスピーカーだと思います。
ホント、実売7万円ほどの
スピーカーでは最強ですね☆