昨日、D&Mホールディングス
恵比寿リスニングルームで開催された、
漫画家の浦沢直樹さんをゲストに招いた
スペシャル音楽イベント、
「巨匠・浦沢直樹~20世紀少年を語る~」に
行ってきたdj Hideky kun であります☆
この恵比寿リスニングルームには、
McIntoshの試聴会を始め、
DENONやマランツの試聴会を含め、
もう何度も訪れているお馴染みの
試聴ルームであります♪
浦沢直樹さんと言えば、「YAWARA!」
なのかもしれませんが、dj Hideky kun は
「20世紀少年」の映画がきっかけで、
その存在を初めて知りました。(苦笑)
また、NHKの「プロフェッショナル」や
「Swichインタビュー」などで、その
ルックスや人となりなどを
知った次第であります。
今回のイベントの内容的には、
その浦沢さんが全3部作の映画
「20世紀少年」のサウンドトラックや、
浦沢さん自身が思い入れのある音楽を紹介したり、
原作漫画の舞台裏や映画製作時の
エピソードを語ったりするというもの。
さらに、漫画家になる前は、
もともとミュージシャン志望だったという
浦沢さんが大好きなボブ・ディランの
音楽などについても紹介されるだろうという
内容のイベント趣旨のようです。
そのため、今回の参加者、およそ30名の
ほとんどがオーディオ愛好家というより、
浦沢さんファンでした。
当日のサプライズ・ゲスト?!として、
浦沢さんの声がけで、音楽プロデューサーで、
ミュージシャンでもある白井良明(りょうめい)
さんが途中参加されました。
でもdj Hideky kun としては、
どちらかというと、その浦沢さんの
トークイベントより、この日の試聴機用に
準備されたオーディオ機材の
ラインアップなのでありました。
なかでも一番楽しみにしていたのが、
ROTELのセパレートアンプ♪
そして、発売以来、かなり評価の高い
DENONのSACDプレーヤー、DCD-SX1の
組み合わせが試聴できるということ♪
ROTELは日本のメーカでありながら、
欧米での評価が高いオーディオメーカーの
ひとつなので、以前から気になっていたのですが、
JBLのスピーカーとの組み合わせでは、
あまり良い印象がなかっただけに、
その印象が変わるかどうかが気になります。
さらに、前々から気になっていながら
一度も試聴したことのないアナログプレーヤー、
HANSS acoustics(ハンスアコースティック)の
ベーシックモデルであるT-20も用意されている
という点もソソラレル点でありました☆
ちなみに試聴機材は以下の通りです。
■試聴機材:
・コントロールアンプ:ROTEL RC-1580MK2
・ステレオパワーアンプ:ROTEL RB-1582MK2
・スピーカー:B&W CM10
・SACDプレーヤー:DENON DCD-SX1
・ターンテーブル:Hanss acoustics T-20
・フォノカートリッジ:IKEDA IKEDA9TT、
IKEDA SAI / STEIN MUSIC Aventurin6
・トーンアーム:IKEDA IT-345CR-1
・MCトランス:IKEDA IST-201
・電源タップ、ケーブル類:SAEC / SUPRA /
CAMEROT TECHNOLOGY
フォノカートリッジは、3つ用意されていた中で、
STEIN MUSIC Aventurin6 が使用されていたと
思います。
唯一、残念に思ったのが、スピーカーが
なぜ、生産完了モデルのB&WのCM10に
したのかという点。解せません!
また、参加者人数から察して、
ないとは思っていましたが、
本来の少人数での試聴会で使用される
リスニングルーム奥にある
防音設備のある試聴ルームでの
試聴ではありませんでした。
イベント内容がイベント内容だけに、
普段のオーディオ試聴会と違い、
試聴用各オーディオ機器の説明は、
冒頭の数分のみで、音楽を挟み込みながらの
浦沢さん with 白井さんのトークが
進行していきます。
映画「20世紀少年」の音楽を白井さんが
担当したこともあり、前半はやはり、その
アルバムからの関連トラックが何曲か
紹介されたのですが、イベントスペースの
広さとB&WのCM10 の限界なのか、、、、、
オーケストラ編成の楽曲を聴いても、
アコースティック楽曲を聴いても、
いずれも解像度は並レベル?!で、
音の広がりも奥行きも全然イマイチ。。。
オーディオの音の良さ(好み)は
決して値段に比例するものではないと
思っていますが、それでも残念ながら
このサウンドが、とても総額300万円以上
の音とは思えません。。。。。
メーカーの方は、「良い音楽を良い音で」と
何度も言われていましたが、やはり、
イベントルームでのだだっ広い空間での
試聴には無理があったのかもしれません。
ただ、今回のイベントは、それだけでは
終わりませんでした♪
浦沢ファンはもとより、音楽好きにも
十分楽しめるイベント展開になって
いったのでありました☆
次号へづづく。。。