さてさて、前回は、つい先頃リリースされた
ジャズボッサの名盤中の名盤
『Getz/Gilberto』の50周年記念
リマスター盤をレビューしましたが、
今回は、その音源の24bit/192kHz
ハイレゾ音源の試聴レビューであります☆
おもしろいことに、CDの日本盤の
リリースは今のところありませんが、
ハイレゾ音源に関しては、mora、
e-onkyo の2サイトで配信開始されています。
しかも、さらにおもしろいことに、
同じ音源のはずなのに販売価格が違います。
mora が全8曲アルバム購入で、3,086円。
対するe-onkyo は同じく全8曲アルバム
購入で、3,600円となっています。
ただ、e-onkyo だと、flacだけでなく、
wav フォーマットでも購入が可能です。
でもいずれにしても高い!高すぎます!!
というわけで、HD Tracs をのぞいてみると、
おぉ!あるではないですか!!
し、し、しかも!!国内の8曲仕様ではなく、
外盤CDと同じく全18曲、つまりリマスター
ステレオ音源だけではなく、モノラル音源と
ボーナストラック2曲もハイレゾ音源で
購入が可能なのであります☆
しかも価格は$22.98 なので、
日本円で2,400円ほど。
さらにHD Track の場合、運が良ければ、
新譜の15%オフコードをゲットできれば、
さらに安くでDL購入できます♪
というわけで、今回はHD Tracs で
購入することに♪
で、過去に同サイトからDL購入した
24bit/96kHz のハイレゾ音源と、
e-onkyo で以前、DL購入した
24bit/192kHz ハイレゾ音源と、
比較試聴してみることにしました♪
試聴環境は、デスクトップPC、
OSはWindows7、DACはKORGのDS-DAC-10、
USBケーブルはフルテックGT2 Pro、
再生プレーヤーは、AudioGate V3.02、
ヘッドホンはDENONのAH-D7000
でありまっす☆
正直、聴き比べるまでは、
それほど変わらないかも、、、、、
程度に思っていましたが、
いやいや、どうしてどうして、
かな~り、違いが出てしまう
結果となってしまいました!
あくまでも今回の50周年
リマスター音源と比較試聴しての
感想です。
例えが良くないかもしれませんが、
まず、HD Tracs の24bit/96kHzは、
古くさくて何だかラジカセで
聴いているような感じがします。
次にe-onkyo の24bit/192kHz ですが、
(米verve制作2002年DSDマスター使用)
CD音源を24bit/192kHzにアップサンプリング
したようなサウンドに聴こえなくもない
かなぁ~、って感じがしなくもありません。
対して、今回のリマスター音源ですが
元音源の経年劣化の影響はやはり
免れていませんが、それでも良い意味で
リマスター効果が十分聴いて取れるほどの
仕上がりになっていました☆
例えるならば、歴史的名画(絵画)を
完全に近い状態に修復したような感じ、
とでも言えば良いのでしょうか、
埋もれていた音を浮き立たせつつも
全体のバランスは崩れることなく、
ヒスノイズも押さえながら量感を
しっかりとかせいでいるサウンド。
お見事!!って感じであります。
これから何年か後には、また
リマスター音源がお目見えする
かもしれませんが、今のところ、
ハイレゾ音源に関しては、今回の
音源が最良かもしれません。
CD同様、モノラル音源も必聴です☆