言わずと知れたディープ・パープルの
1972年の初来日公演のライヴ音源を
コンパイルした名盤中の名盤、
『ライヴ・イン・ジャパン』の
リマスター盤が、どういうわけか
このタイミングでリリースされたので
早速取り寄せて聴いてみることにした
dj Hideky kun であります★
ディープ・パープルの第二期黄金期の
傑作中の傑作ライヴ・アルバム
『ライヴ・イン・ジャパン』。
オヤジ世代の人たちがギター小僧だった時代、
このレコードの「ハイウェイ・スター」を
すり切れるほど聴きまくって
リッチーの超絶テクニックを完コピしようと
必死になっていたという話は
聞いたことがあります。
さて、海外では『MADE IN JAPAN』として
リリースされている
『ライヴ・イン・ジャパン』ですが、
果たして、どのようなリマスタリングが
施されているのでしょうか?
リマスターは、ケヴィン・シャーリーが
行ったようですが、このオジサン、
Zepp(レッド・ツェッペリン)の
リマスターなんかもやってて、
数々の大物ロックアーティストたちの
アルバム・プロデュースもやっている
知る人ぞ知る存在です。
そうそう、話は脱線しますが、
ZeppのアルバムⅠ~Ⅲが
ジミー・ペイジ監修の元、
リマスター盤としてリリースされたので、
そちらは日を改めて、レポートしたいと
思っています♪
さて、今回の『LIVE IN JAPAN』の
リマスター盤は一体、どのような
サウンドに変貌しているのでしょうか?!
比較のためにSHM-CDを引っ張り出してきて
比較試聴してみることにしました。
個人的には、CDに関して言えば、
このSHM-CDのライヴ感はかな~り
良い線行ってると思います♪
で、試聴にはいつもの2ndシステムを使用。
まず、音の違いはすぐ分かります。
ただ、リマスター盤に良くありがちな
音圧がアップしているだけの
リマスターとは違います。
よりライヴの臨場感がアップしたような
仕上がりとでも言ったらいいでしょうか。
ホントに自分が当時の会場に
タイムスリップしたような錯覚に
陥るような感じです。
第二期黄金期のメンバーで再結成され、
再来日公演を果たしたときの
大阪城ホールで観た彼らのライヴが
鮮明に蘇ってきます☆
ただ、これまで、何年も今までの音源を
愛聴し続けてきた往年のファンにとっては、
かなり違和感を感じる仕上がりになっている
とも言えるかもしれません。
そういう方は、今回のリマスター盤は
別モノと考えて楽しむことを
オススメします。
これまでの音源はこれまで通り、
今回のリマスター盤は別バージョンとして、
楽しむ♪
しかも、今回はデラックス盤や
BOXセットもあるので、未収録曲は、
ハイレゾ音源、さらには映像も
楽しむことができるので、
自分に合った仕様をチョイスできる
楽しみもあります。
まぁ、いずれにしても名盤は
何度聴いても、やっぱり良いですねっ!!