ジャズボッサの名盤中の名盤、
『Getz/Gilberto』がリリースされて
今年で50周年になるそうです。
1964年にこんな洒落たレコードが
リリースされたなんて、ホント驚きです。
dj Hideky kun もお気に入りの1枚で、
レコード盤、CD、Blu-ray Audio、
ハイレゾ音源と、お前は一体、
同じアルバムの音源をいくつ
もってるんだ!?と自分で
思わず突っ込みたくなるくらい
もってます(苦笑)
どれだけ重複して使用料を
払い続けているのでしょうか。。。。。
で、今回、そのコレクション?!に
さらにもう1枚、加わることになった
1枚が、50周年記念デラックスエディション盤
なのであります。
何がデラックスかと言いますと、
まず、ステレオ音源が新たに
リマスターされているということ。
そして、さらにモノラル音源が
初CD化されて、1枚のCDに
ステレオリマスター音源と
モノラル音源がコンパイルされていると
いうことであります。
まだあります!
全米でシングルリリースされた
「The Girl From Ipanema」と
カップリング曲として収録された
「Corcovado」のUSシングルVer.が
それぞれボーナストラックとして
収録されているという豪華さ♪
実に全18曲です!
しかも価格も2千円もしません!
こりゃ、買うっきゃないでしょ!
で、CDだけでも何枚あるのかと
棚を見てみると、
①オノ・セイゲンの1bit/DSDリマスター盤
(Hybrid SACD)
②外盤SACD(シングルレイヤー)
③SHM仕様SACD(シングルレイヤー)
④24bit/100kHzマスタリングK2HD CD
(同じものが2枚あった!!)
⑤米AP社リマスター盤
(Hybrid SACD)
⑥今回の50周年記念リマスター盤
多分、アナログレコードも同じくらい
あるのでは。。。。。
で、ハイレゾ音源は、HD Tracks の
24bit/96kHz、e-onkyo の24bit/192kHz、
そして、今回の50周年記念
デラックスエディションの
24bit/192kHz などなど。。。。。
う~ん、どうしたものか。。。。。
ここまできたら、ビョーキかも(苦笑)
まぁ、そんな現実を忘れる意味でも
試聴開始であります♪
そうそう、今回のもう一つの楽しみは、
日本盤のほとんどがそうなのですが、
「The Girl from Ipanema」や
「Corcovado」のアストラッド・ジルベルトの
ヴォーカルが右(R)チャンネルではなく、
左(L)チャンネル位相仕様になっています。
どちらがホントに正しい位相なのかは
定かではありませんが、⑤のアメリカの
アナログ・プロダクションズ盤も
左チャンネルになっています。
試聴にはいつもの2ndシステムを使用。
で、結果ですが、まずがリマスターされた
ステレオ音源ですが、総じて音圧が
上がっているといいますか、悪く言えば
低域がボワつく感が否めませんが、
決して悪くはありません。
やはりCDでのステレオ盤に関しては、
個人的には最も艶があってフレッシュに
聴こえる③国内盤SHM仕様SACD
(シングルレイヤー)が
一番のお気に入りであります☆
数少ないSHM仕様SACDで良い音がする
貴重?!な1枚です。
話は、今回の50周年記念
デラックスエディションに戻りますが、
期待以上に良かったのが、モノラル
音源でした。
オリジナル盤を聴いたことがないので、
何とも言えませんが、このモノラル音源を
聴いていると、1964年レコーディング当時の
空気感というか、時代の雰囲気に
浸れるようなサウンドなのであります。
単にモノラルだからそう聴こえるという
レベルのものではなく、アンティークな
サウンドの中にも心地よい奥行き感や
程よい量感のようなものが醸し出されている
ようなサウンドとでも言いましょうか。
う~ん、買って良かった♪良かった♪と
現実を忘れて、独りほくそ笑む
dj Hideky kun なのでありました☆
というわけで、次号では、この音源の
ハイレゾ版の試聴レポートをしたいと
思います♪ ハイ!
次号につづく。。。。。