先月下旬、ようやくKORGの「AudioGate 3」
フルバージョン(AudioGate V3.02)の
ダウンロードが開始になりましたので、
早速、アップデートして試してみることにしました♪
さてさて、今回のアップデートでの一番の違いは、
編集機能の拡張にあります。
V3.01は、V2.3と違い、再生する機能だけが
負荷されたプレーヤーに過ぎませんでした。
で、今回のフルバージョンの具体的追加機能は、
そのPlayer版で制限されていたエクスポート、
ディスク書き込み、 マーク機能、ソングのゲイン、
バランス、フェード、DCカットの設定、ソングの分割、
結合、チャンネル・リンクなどの編集機能に対応。
これによってAudioGate 2.3で対応していた
ほとんどの編集機能がAudioGate 3で使用
できるようになったというわけです。
バグ修正に手間取ったのか、そもそも
昨年末にリリース予定だった今回の
「AudioGate 3」フルバージョンですが、
ようやく無事にリリース。
ただ、心配なのは、その安定動作と
音質であります♪
というのも、V3.01(Player版)のそれは
いずれもV2.3より劣っていると感じていたからです。
さらにV2.3にはあった「ディスクを開く」が
無さそう?!なのは非常に残念です。
やはり、今後もV2.3との併用がしばらく
続くかもしれません。。。。。
個人的にはインターフェイスは断然、
V2.3の方が使いやすいと思います。
で、肝心の音質についてですが、
DACはKORGのDS-DAC-10、PCはデスクトップPC、
OSはWINDOWS7、ヘッドホンはAH-D7000、
PCとDAC間のUSBケーブルはフルテックの
GT2Pro(1.2m)で比較試聴してみました。
主な音源は、HD Track、e-onkyo、moraなどで
DLした192kHz/24bitを主に使用してみました。
結果は意外にも?!気のせいかもしれませんが、
V3.02の方が総じて良く聴こえます♪
V3.01の時は逆にV2.3の方が良く聴こえていたのですが、
今回はその逆の展開となりました。
空耳?!かもしれませんが、V3.02の方が
量感があって、音質が豊かと言いますか、
高級感があると言いますか、暖色系なのに
解像度が高くて、ハッキリ&クッキリ
聴き取れる点、それでいて耳に刺さるような
不快な再生音にはなっていない点は、
リリースを待った甲斐があった?!
かもしれないと感じました☆
ちなみに、今回のアップデート分から
非所有者向けにライセンスコードの販売も
開始されるようですが、その価格が、
なっ!なっ!何と~っ!税抜18,500円なりっ!!
しかもDSDのネイティブ再生には非対応だと!!
って、誰が買うのでしょうか?!(苦笑)
7/31までは,KORG得意の半額セールを実施している
みたいですが、それでも9,000円ちょっとって、
やっぱ、高すぎであります。。。。。
それよりもうれしいのが、V2.3のアップデート版
ver2.3.4の同時リリースであります♪
しかも、今回からKORG製品ユーザーでなくても、
Twitterによる認証の必要がなくなったので、
使い勝手が向上しました♪
ようやく正式リリースされた
AudioGate V3.02ですが、使いやすさ、動作の軽さ、
見やすさ、音質などなど、次の早期
アップデートに期待したいところです。
KORGさん、よろしくおねがいしまっす!!