もう先月の話になりますが、
一昨年発売されたDigiFi No.7の
特別付録で話題となった
Olasonic(株式会社東和電子)の
設計/開発陣が手がけた
USB DAC付きデジタルパワーアンプが
パワーアップして、再リリース
されました。
オーディオ雑誌『ステレオ』の
特別付録と似たような
企画ですが、あちらは
日本を代表するオーディオメーカー、
ラックスマンとの共同企画。
ちなみにDigiFi No.7の
特別付録からのアップデートは、
SCDS用電源コンデンサーの大容量化と
最新型デジタルパワーアンプ用ICの採用、
そしてそのクロックアップ。
さらに、ボリュウム調節機能と
電源ランプ(LED)が装備されています。
で、見た目の違いは、
基盤のカラーが青から赤に
変わった点。
このあたりは
LXA-OT3と同じ感じです。
ただ、パワーアップされたことは
良いことですが、その分、
販売価格も雑誌込みで
4,200円となっています。
さらに、オリジナルの
専用アルミシャーシは、
本体よりも高くて、
9,800円~になっています。
廉価版のスチール製や
アクリルカバーも販売されていますが、
それでも2~3千円程度はします。
さすがにそこまで買うとなると
既製品を購入するのと
変わらない気がするので、
dj Hideky kun の場合は、
100円ショップで見つけた
本体サイズに合ったミニタッパに
収納しています。
さて、肝心の音質についてですが、
スピーカーには雑誌『ステレオ』
特別付録のスキャンピークスの
ユニットを使って比較試聴してみました♪
まずは、前作、DigiFi No.7の
付録の方ですが、やはり、
今聴いてもとてもクリアで、
LXA-OTシリーズとは
同じデジアンでも音質の傾向に
違いを感じます。
ただ、どちらにも言えることは、
当然ですが、低域には限界があります。
では、今回のDigiFi No.13付録
USB DAC付きデジタルパワーアンプ
はというと、確かに聴き比べてみると、
DigiFi No.7よりさらに再生力は
アップしていますが、それでも、
買い増しする必要があるかと
言われれば、DigiFi No.7のそれを
既に購入している人であれば、
あえて買う必要もないないかもなぁ~、
な~んて感じた次第であります。
DigiFi No.7を買いそびれた人であれば、
もちろん、買い!ですが、むしろ、
そういう人向け?!なのが
DigiFi No.13付録と言えるかもしれません。
いずれにしても5千円以下で
PCオーディオを気軽に楽しめる、
音質もそこそこ満足できる
USB DAC付きデジタルパワーアンプが
手に入ること自体、CPは非常に
高いと思います。
そして、『ステレオ』や『DigiFi』の
こうした企画は素晴らしいし、
喜ばしいことだと思いますが、
ユーザーの耳も段々肥えてくると思うので、
今後、開発&リリースされる特別付録に
対する要求(満足度)のハードルは
どんどん上がっていくのかな?!
それともまだしばらくはアップデートver.で
お茶を濁すのかな?!それとも、さらに
あっと驚く新企画が登場するのかな?!
などと、期待も込めながら想像を張り巡らす
dj Hideky kun なのであります♪
この流れをより一層盛り上げる意味でも、
あっと驚く新企画に果敢に挑戦していって
頂きたいと願っています☆
さて、話は戻りますが、このデジアン、
あとから専用ケースなどを
追加購入すると1万円を超えてしまいます。
と言うことで、次回は、
1万円程度の既製品のUSB DAC付き
デジタルパワーアンプとの
比較試聴を行ってみたいと思います♪
次号につづく。。。。。