さて、今回はマランツのハイレゾ対応CDレシーバー、
M-CR610の試聴レビューであります♪
もう昨年後半の話にはなりますが、
狭い書斎兼寝室用にミニマムの
オーディオシステムを導入しようと
CDレシーバーを中心にあれこれ
試聴を繰り返した結果、
マランツの昨年夏に発売となった新製品、
ハイレゾ対応CDレシーバーM-CR610と
イギリスのオーディオメーカー、
Q Acoustics の小型ブックシェルフ
スピーカー、2020i のグロスホワイト
を購入いたしました♪
少々、予算オーバーですが、
8万円以下で揃えることができました。
ちなみに予算外ですが、
スピーカーケーブルには、
AIW社製Western Electric 復刻版18GA
2mをバイアンプ用に2セット購入。
で、寝室に設置する前に、
折角なので、2ndシステムのラックに
置いてみて、試聴してみることにしました☆
まず、M-CR610 本体の下には
サンシャインのマグネシウム
超薄型制振シートV40を敷き、さらに
マグネシウムシールド製アーシングコード V1
を繋いでみました。
スピーカーの下には、同じくサンシャインの
超薄型制振シートA-30の上にB-30を敷き、
その上にマグネシウム製大型ベース
(インシュレーター) S3で4点支持してみました。
ちょっとやり過ぎ?!(苦笑)かもしれませんが、
普段、2ndシステムで使用している
アクセサリーをそのまま流用してみました。
ちなみに電源ケーブルは純正のままです。
さてさて、肝心の音の方はどうでしょう?!
まずは、ハイレゾ音源から。
USBメモリーに取り込んだ24bit/192kHzの
WAVとFLAC音源とDSD5.6MHzの音源を
試聴してみました♪
その後、同じ音源をCDで再生、
聴き比べもやってみました♪
で、率直な感想ですが、
ハイレゾ音源の方が総じて良く聴こえます。
ただ、CDの音が悪いというわけではありません。
本体のボリューム位置を同じにして
聴いた時、USBメモリーで聴く方が
音量が大きいせいも多少は影響して、
そう聴こえるだけかもしれません。
ただ、いずれにしても、ハイエンドオーディオで
音楽を聴くような感動的な音ではありませんが、
普段、気軽に音楽を楽しむレベルでは、
十分合格!と言っても良いレベルだと思います。
本体には低域の量感を増したり、
特定の周波数をカット&増強したりと、
トーンコントロール意外にも独自の機能が
ありますが、基本的にはフラット設定の
バランスが一番良いと感じました。
それらの機能を使うと、いかにも
作った音!?って感じがしてしまいます。
ただ、トーンコントロールは
トレブル、バストも少しプラス設定にしています。
で、全体としてのサウンド傾向ですが、
やはり何度も試聴したとおりで、
中庸的かつバランスも良く、
破綻しているようなポイントはありません。
また、スピーカーの特性もあるのか、
ディナウディオのスピーカー同様、
定位がハッキリしていて、スピーカーの
存在を消し去ってくれています。
これには少々驚きました。
音質もさることながら、
思った以上に良かったのは、
wifi機能を使って、無線で
パソコンやiPhone、iPad の
音源を簡単・手軽に再生でき、
さらに専用アプリでリモートコントロール
できる点がメチャクチャお手軽で、
もう、この機能は普段使いには
ピッタリ☆なのであります。
ただ、良いことばかりかという
そうでもない点もあります。
まず、一番残念だったのは、
使わないとは思いますが、
ヘッドホン端子からのサウンドのチープさ。
ショボ過ぎです!
また、インターネットラジオに比べ、
FMラジオの音質がよろしくありません。
あと、致命的なバグを発見!!
CDを再生していて、付属のリモコンを使って
例えば、ラジオとかインターネットラジオ、
USBなどに切り替えた直後、そのリモコンで
ボリューム調整を行うと、切り替え後に
音が出なくなるというバグがありました。
購入後、2日目でこのバグを発見したので、
即、購入店に初期不良で返却。
その後、メーカー担当者とも直接やり取りした結果、
初期不良ではなく、プログラミングでの
バグであることが判明。
結局、そのバグも含め、12月20日に
M-CR610 のファームウェア・アップデートで
対応してもらい、まずはひと安心♪
やはりこれだけ小さい筐体に機能を詰め込むと、
こんなこともあるのかなぁ~、な~んて
勝手な想像を・・・・・。
で、意外?!だったのは、
実はdj Hideky kun は、あまりエージングなるものを
信じていない方なのですが、今回のシステムに関しては、
導入後、1ヶ月を過ぎたあたりから、
かな~り音がさらに良くなってきているでは
ありませんかっ!!
スピーカーのせいなのか、はたまた・・・・・?!
この続きは次号で!