さてさて、昨年末から
狭い書斎兼寝室用にミニマムの
オーディオシステム構築のため、
気になる現行モデルのミニコンポ
(CDレシーバー)を一通り
試聴し続けてきた
dj Hideky kun であります。
ちなみに試聴機種は以下の通りです♪
◆DENON RCD-CX1、RCD-N8、
◆ONKYO CR-N755、CR-555、
◆パナソニック SC-PMX9、
◆マランツ M-CR610、
◆TEAC CR-H700、CR-H260i、
◆SONY HAP-S1、CMT-SBT300W、
◆ケンウッド K-531、R-K731、
Kseries A-K805、A-K905NT、
◆ビクター EX‐BR3、EX-S3
特に気になった機種は
場所や日にちを変えて
数度に渡って試聴しました(苦笑)
で、最終候補として残ったのが、
ONKYO CR-N755とマランツ M-CR610
なのですが、意外にも?!
最後の最後まで迷った機種が
ケンウッド K-531でした☆
このケンウッド K-531、
驚くなかれ、VGPの「システムオーディオ/
ハイコンポ」カテゴリーの5万円未満部門で、
3回連続の金賞を受賞しているほどの
好評価モデルであります☆
また、dj Hideky kun の
以下の購入6条件もほぼ満たしています。
1.シンプル構成
2.省スペースでの利用
3.できるだけ安く
4.でも、音質は重視
5.最低限の機能や拡張性
6.その他、デザイン性など
価格的には最も安く、
スピーカーも付いて実売3万円前後、
安いネットショップでは、
2.5万円程度で買えてしまいます!
構成もレシーバーとスピーカーという
シンプルなもの。
しかもコンパクト!
入出力端子は少なく、
ハイレゾ音源対応ではありませんが、
その分、iPod/iPhoneの直接続が可能で、
また、Bluetoothを内蔵している
点は見逃せない大きなポイントです。
でも、一番気になるのはやはり、
その音質がどうか?!なのであります。
同価格帯の多くの製品は、
デジタルアンプ搭載モデルですが、
その中でもケンウッド K-531は、
左右独立アンプと搭載し、
しかもフルデジタルアンプ仕様と
なっています。
う~ん、興味津々であります♪
で、実物を見るとやはり、コンパクト。
dj Hideky kun の好きなブラックモデルが
あるのですが、K-531に限っては、
残念ながらブラックモデルは、
超プラスチッキーで、購入意欲が
削がれてしまいます。
このモデルを買うなら
シルバーモデルとなりそうであります。
シルバーモデルにはプラスチッキーさが
ありませんから。
付属のスピーカーは意外?!と
持ってみると重く、3.4kgあります。
ただ、端子は価格相応?!で、
スピーカー線を裸線の状態で差し込む、
あのチープな端子であります。
試聴は、CDとiPhoneをBluetooth
接続した状態でそれぞれ聴いてみましたが、
音質傾向はほぼ同じと言って良いと思います。
で、実際の感想ですが・・・・・、
いやはや、もうこれは衝撃的!!
と言っても良いレベルの
サウンドではないでしょうか!!
とにかく価格からは考えられない
分解能で、特に高域は曇り感がなく、
美しく伸びきっているという印象。
低域は予想通り?!限界はありますが、
それでもほどよく引き締まった
安っぽさを微塵も感じさせない
なかなかの鳴りっぷりであります♪
ONKYOのCR-N755がアナログアンプなのに、
どこかデジタル臭さを感じてしまうのとは
対照的に、K-531はフルデジタルアンプで
あるにもかかわらず、また、サウンドは
明瞭でクッキリ、ハッキリ、スッキリ
タイプではありながら、全く
デジタル臭さは感じません。
それどころか、デジタルアンプとしては
珍しく?!とにかく、どんなジャンルの
音楽を聴いていても、楽しく聴けるという
ことに本当に驚かされます。
また、Bluetoothが可能なので、
アプリ側でハイレゾ音源の再生や
radikoの再生も可能な点は、
実際に使用する際、重宝すると思います。
もちろん、YouTubeやゲームの
サウンドもBluetooth接続で、
K-531で再生が可能です。
いやぁ~、マジでぶったまげました☆
自分が学生の頃にK-531があれば、
どれだけ幸せだったことでしょう。
このサウンドが3万円足らずで
手に入るなんて・・・・・!!
音楽をしっかり聴くにも良し、
小音量でずっと流しっぱなしにして
聴くにも、K-531は最適なコンパクト
オーディオシステムとなるでしょう。
dj Hideky kun も先にスピーカーを
買っていなかったら、K-531を
買っていたかもしれません。
いや、スピーカーを買ってしまってからでも、
もしかしたらK-531とつなぎ合わせたら
さらに高音質なサウンドが手に入るかも?!
などと想像してしまうのであります。
ただ、その場合、本体が4Ωなので、
スピーカーは4Ωか6Ωのものを
チョイスする必要がありかもしれませんが。
ちなみに同社にはこのK-531の上位機種として、
R-K731や最新モデルの
Kseries A-K805、A-K905NTなどがありますが、
音質面でのバランスはもちろんのこと、
コストパフォーマンス的にも圧倒的に
K-531が頭2つほど抜きんでていると思います。
いやはや、ホントに良い時代ですねぇ~、
こんなハイクオリティなシステムコンポが
3万円もあれば手に入るなんて!!