映画『劇場版SPEC~結~漸ノ篇』、
『スティーブ・ジョブズ』、
『ゼロ・グラビティ』と
ここのところ、立て続けに
どうなのよ?!と思わず
叫んでしまいそうな微妙な映画を
観てしまったdj Hideky kun 。
そんな中、招待チケットを頂いたので、
ソフィア・コッポラの最新作、
『ブリングリング』を観てきました☆
街のあちこちで映画のポスターを
見掛ける『ブリングリング』ですが、
もともと、ソフィア・コッポラの
2作目にあたる映画
『ロスト・イン・トランスレーション』を
何度も観るほど大好きな
dj Hideky kun 。
なので、観る前から興味があった
作品であることは間違いありません。
ただ、ストーリー的には、
映画『スティーブ・ジョブズ』と同じく、
実話ベースなので、何かに期待して
観に行くのは、微妙かもしれません。。。
それでも、ソフィア・コッポラ独特の
映像美といいますか、色使いといいますか、
それと今作でも音楽は要注目ではあります♪
実際、ハリウッドセレブの自宅で
撮影されたシーンもあったようで、
ファッションアイテムも含め、
まぁ、豪華絢爛☆
主人公の5人が出入りしていた
クラブのシーンは、10数年前の
六本木や西麻布、渋谷界隈の
クラブをチープにした感じ?!
といったところでしょうか。
で、実際に映画を観ていくと、
話は淡々と進んでいき、
最終的には、逮捕 → 裁判 → 有罪と
なるのですが、メンバーへの
雑誌取材インタビューなどが
盛り込まれています。
内容的には、ほぼ反省の色は皆無!
よくもまぁ、これほど、自分本位の
解釈で話ができるなぁ~、といった
感じであります。
一緒に観に行った相棒は、
映画を観終わった後、
気分が悪くなった、と言っていましたが、
では、ソフィア・コッポラは
この映画で何を伝えたかったのか?
何を表現しようとしたのか?
違うかもしれませんが、
dj Hideky kun なりに
感じたことがありました。
それは、
これが、今の一般的などこにでもいる
子供達の価値観、思考力なんだよ、
ということを表現したのではないかと
感じたのであります。
これが現実。
あとは映画を観たそれぞれの世代の人が、
それぞれ考えてみて。
そう言われてるような感じがしました。
犯罪を犯して有罪となっても
反省することもなく、自分を正当化する
子供達。
これがどこにでも潜んでいる
現実だと改めて実感した
dj Hideky kun なのでありました。