★ 人気のオーディオミニコンポ試聴レビュー☆ ~ マランツ M-CR610 vs オンキョー CR-N755 ~

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さてさて、
いよいよ佳境に入ってきた?!感のある
オーディオミニコンポ探しですが、
CDレシーバーもようやく候補の
絞り込みができてきました♪

今回、スピーカー選びと共に
掲げてきた条件としては、
以下の6つでした。

その条件とは、

1.シンプル構成
2.省スペースでの利用
3.できるだけ安く
4.でも、音質は重視
5.最低限の機能や拡張性
6.その他、デザイン性など

その中でも、やはり「4」は
ある程度の水準は、確保したいと
思って試聴を繰り返し、
そのほかの条件も加味した結果、
マランツのM-CR610と
オンキョーのCR-N755に
たどり着いたというわけであります。

両機とも「1」、「2」の条件は
クリアー☆

「3」については、
オンキョーのCR-N755の方が、
実売1万円ほど安く、3万円ちょっと。

「5」については似たり寄ったり?!
一長一短?!といった感じで、
まず、ハイレゾ音源に関しては、
FLAC、WAVとも24bit/192kHzはもとより、
DSD(2.8MHz)に対応している点では
オンキョーのCR-N755の方がリードしていますが、
マランツのM-CR610の方は、
DSDには非対応ですが、ギャップレス再生
には対応しています。

また、どちらもインターネットラジオに
対応していますが、オンキョーの
CR-N755の方は、radikoに対応しています。

ただ、この点は、iOSデバイスなどを使って、
無線でradikoのアプリ経由で再生は
可能なので、マランツのM-CR610でも
radikoを再生することは可能です。

入出力端子に関しては、ほぼ同等で、
両機ともアナログ2系統の入力と
アナログ1系統の出力、デジタル入力は
オプティカルを装備。
ただし、CR-N755はコアキャシャル入力も装備。
加えて、標準のACインレットを装備。

M-CR610の方は、メガネタイプです。

で、決定的な違いは、
CR-N755はアナログアンプで、
M-CR610の方はデジタルアンプ+
バイアンプ対応ということでしょうか。

とは言え、ハイエンドオーディオではないので、
アナログアンプとデジタルアンプの差が
どこまでハッキリ分かるかは微妙で、
最終的にはそれぞれのメーカーの音の
色付けというか味付けというか、
方向性で決まるのかなと思います。

あとは、いずれも有線LAN接続は可能ですが、
M-CR610が無線wi-fi対応なのに対して、
CR-N755は、別売でUSB端子に差し込むタイプの
BluetoothアダプターやワイヤレスLANアダプターを
購入しなければならないので、
無線機能を使いたい場合、1万円ほどあった
価格差もほぼなくなってしまう
ということになります。

「6」については、どっちもどっち
といった感はありますが、
本体カラーがブラックを選べる
CR-N755の方が良いかな~と思います。

どうしてM-CR610は海外モデルのように
ブラックを国内で販売しないのか!?

あのマランツお得意の?!
シャンパンゴールドはどうも
好きになれません。。。。。

で、一番気になる「4」、
つまり再生音に関してですが、
まずはCR-N755から。

スピーカーは、メーカー純正タイプ?!の
D-112EXTとD-412EXとダリのZENSOR1で試聴♪

サウンドに関しては、いずれも
スピーカーで聴いても変わらず、
ヒットモデルだけに、
この価格としては実に素晴らしい
サウンドであります♪

店頭で初めて聴いたら大抵の人は
「おぉ!なかなか良い音じゃん!」
な~んて、思うんじゃないでしょうか。

ただ、音の傾向は、やはりオンキョー的
といいますか、アナログアンプとは言え、
やはり寒色系かなぁ~、といった感じがします。

高域は解像度が高く、晴れ渡る空のように
見通し良く聴こえ、低域はタイトで
締まった感じ。中域はさほど押し出し感は
ありません。

「良い音」に感じはしますが、
聴いていて「楽しい音」と感じることは
少ないかもしれません。

でも前モデルのデジアンだったCR-D2
と比べると、「篭もり」感も減って、
確実に良くなっているとは思います。

とは言え、ちゃんと音楽を聴こうと思って
聴くと、すぐに飽きちゃうようなサウンド、
とも言えるような気がします。

ただ、用途として、小音量で聴き流して
音楽を聴く場合には適している方ではないかと
思います。

他のスピーカーで試聴したら、印象も
変わるかもしれませんが、個人的には
CR-N755にはD-212EXが一番合っている
感じがしました。

買うならこの組み合わせが良いかと。

で、M-CR610の方ですが、こちらは
純正スピーカー?!のLS603と
B&Wの686、そしてCM1での試聴であります♪

で、肝心の音質ですが、
こちらは聴く前にイメージしていた
マランツ独特の?!キラキラ系サウンドではなく、
中庸と言いますか、高域寄りで、低域が
引き締まったCR-N755とは対照的に
良く言えば適度にバランス良く聴こえます♪

派手さはなく、落ち着きのある音です。

悪く言えば、可もなく不可もなく、
とも言えますが、両機で比較すると、
普段は聴き流しで、たまにはちゃんと聴いて
音楽を楽しみたいということで言えば、
個人的にはM-CR610の方が合ってる?!
かなぁ~、と感じた次第であります。

まぁ、どちらも価格に対しての能力は
素晴らしいと思いますので、
最終的には、人それぞれの好みの違いで、
選択すれば良いとは思いますから、
両機とのこの価格帯においては
ベストバイだと思います☆

でも、M-CR610の価格は実売4万円台。

となると、単品コンポで、例えば
デノンのプリメインアンプ、
PMA-390REとCDプレーヤー、
DCD-755REがセットで買える金額に
相当します。

なので、スペースが気にならない、
初めてオーディオコンポを購入する、
といった方には、やはりM-CR610や
CR-N755ではなく、単品コンポの
購入をオススメします♪

いくらCDレシーバーの音が
良くなっているとは言え、
省スペースで、2nd、3rdシステムとして
考えていて、さらにネットワークラジオや
ハイレゾ音源を手軽に楽しみたいという方
以外はあまりオススメはできません。

そんな感想を持ったdj Hideky kun
でありましたが、最後に聴いた
CDレシーバーを聴いて、これまた
ビックリ!!したのでありました。。。。。


次号へつづく。。。。。

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