さてさて、省スペースで
音楽を楽しむための
オーディオ探しですが、
あっさり決まると思いきや、
意外にどうしてどうして、
奥が深いと言いますか、
なかなか興味深くて
面白いと言いますか、
気が付けば、家電量販店や
オーディオショップに
毎週のように足繁く通う
日々が続いております(苦笑)
レシーバーとスピーカー、
あるいは、そのセットコンポを
選ぶだけなのですが、
それぞれの機種で一長一短な
ところもあり、なかなか
決定打に掛けるという状況なので
ありますが、その中でもようやく
いくつかの候補に絞ることが
できてきた状況であります♪
話を進める前にここで三度、
条件のおさらいですが、
1.シンプル構成
2.省スペースでの利用
3.できるだけ安く
4.でも、音質は重視
5.最低限の機能や拡張性
6.その他、デザイン性など
を念頭にセレクションを
進めています。
で、今回は、CDコンポの中でも
有力候補となっている
デノンRCD-CX1とオンキョーCR-N755の
試聴レビューを中心に
レポートしてみたいと思います☆
まずは、デノンRCD-CX1ですが、
発売から既に6年ほど経過している
かな~り古めの機種であります。
しかし、今話題の最新CDコンポの
多くが海外製なのに対して、
このデノンRCD-CX1は純国産製なのであります☆
しかも、販売価格も定価で18万円弱と、
実際購入することはなさそうではありますが、
その分、造りはしっかりしていて
重厚さを感じます。
設計が古いため、当然、ハイレゾ音源や
ネットワーク接続などには対応していませんが、
逆に、SACD対応していたり、MC/MMの
フォノイコライザーを搭載しています☆
個人的にはこのSACD対応と
MCフォノイコライザーには
かな~り惹かれています♪
将来的に、アナログプレーヤーを接続して、
レコード音楽を楽しむ♪な~んて
いうのも、なんだか味があって
いいかなぁ~、なんて思う次第であります♪
さらに音声入出力端子もあるので、
カセットデッキなどの録音再生機器の
接続も可能です。
で、このRCD-CX1、現在では新品の
最安販売価格が9万円くらいになっています。
とは言え、
完全に予算オーバーではありますが(汗)
でも、条件の中で最も重視したい
「4」の音質が自分好みだったとしたら、
などと悪のささやきがするのも
事実なのであります。
ということで、RCD-CX1を早速、
試聴してみることに。
試聴は別日に別の場所で
4回実施しました(苦笑)
まずは実物を見ての印象ですが、
シンプルで良いのですが、個人的には
やはり一連のデノン製品の
デザイン性は好きになれそうにありません。
試聴時のスピーカーは、
同社のSC-CX101、ダリのLEKTOR 1
といったペアで3~4万円あたりの
モデルであります。
で、始めて試聴した時は正直、
「おぉっ!」と驚きました。
dj Hideky kun 的にはこれまで
デノンのハイファイオーディオを
何度となく試聴して、いつも感じるのが、
「篭もった」感じの音と過度の低音
だったのですが、RCD-CX1では、
それが全く感じなかったのであります。
デジタルアンプだからなのでしょうか?!
非常にスッキリした再生音で、
音場も適度に広く、
音楽を聴き流して聴くには
なかなか良いのではないか、
と思えるサウンドなのであります。
ちなみに、SACDを再生した時には
CDの音質との差異はあまり
感じられませんでした。
で、日を改めて試聴をしていると、
やはり気になり出したのが、
中庸的なそのサウンドであります。
うっすらと艶のようなものを
感じる時もあるのですが、
全体的にはやはり少し薄口と言いますか、
最新コンポの音質傾向と比較すると
何か物足りないと言いますか、
音にインパクトやプラスαの魅力を
感じなくなってきたのであります。
初めてRCD-CX1を試聴した時は、
「思い切ってこれにしちゃうか!?」とも
思ったのですが、三度目の試聴時には
その気持ちもすっかり冷めてしまった
感がありました。
でも、これで、いよいよ本体の方は、
オンキョーのCR-N755か、
マランツのM-CR610で決まりか!?
と思っていた矢先、
いやいや、どうしてどうして、
思わぬハイCP機種と出会ってしまった
dj Hideky kun なのでありました♪
次号へつづく。。。。。