★ 映画『Blade Runner』サントラ24K GOLD仕様リマスター盤SACD(Hybrid)試聴レビュー☆

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今年の春、米Audio Fidelityから
リリースされた映画『Blade Runner』の
リマスター盤サントラ180gアナログ重量盤の
驚くべき臨場感に深く感銘を受けた
dj Hideky kun ☆

ヴァイナルのカラーもレッドという
心憎い演出に『Blade Runner』フリーク
としては、その音質だけでなく、
視覚的にも満足の得られる逸品となりました♪

それにしてもKevin Grayによる
今回のリマスタリングには
本当に驚かされました!

オープニングから、まるで
映画館で聴いているかのような
臨場感が目の前に広がってきます☆

いやぁ~、良い仕事してますね~♪

そんな映画『Blade Runner』のサントラの
リマスター盤なのですが、今回、
遅ればせながら、24K GOLD仕様の
リマスター盤SACD(Hybrid)が
リリースされたので、早速、
試聴してみることにしました♪

比較するのは、通常のCDで、
1994年にリリースされたものです。

ちなみに94年リリースだからといって
音が悪いわけではありません。

今でも十分、映画の世界観が
堪能できる素晴らしいサウンドを
聴かせてくれます♪

さてさて、そのCDと比べて
どのようなサウンドを
聴かせてくれるのでしょうか?!

やはり、CDパッケージも
ヴァイナルに併せて、レッド仕様に
なっています(笑)
いやぁ~、ホント、芸が細かい!?

とは言え、米Audio Fidelityの
24K GOLD仕様のリマスター盤
SACD(Hybrid)には当たりハズレが
多いと感じているdj Hideky kun。

一番多く感じる「ハズレ」は、
「えっ?!これのどこがリマスター?!」
というのと
「音圧、低すぎないか?!」
という点であります。

その一方で、「当たり」は、
「おぉ!!これが当時のサウンドなのか!!」
と思えるくらいの空気感やリアリティを
体感できるものです♪


では、今回の『Blade Runner』サントラの
肝心のサウンドはどうなのか?!


まず、音圧が低いと感じることはありません。

それどころか、これまで埋もれていた
音を上手く、すくい上げているというか、
拾い上げています。

さらに全体的に鮮度が上がって
クリアになった分、音の広がりや
臨場感が通常のCDで聴くより
一段階か二段階ほど増しています。

これは先にリリースされた
ヴァイナルと同じ傾向のサウンドです♪

リマスター盤によくありがちな
とにかく音圧を上げて、音を派手にする、
リズム(ドラムやベース)を強調するなど
といったリマスターではなく、
一音一音を吟味して、必要に応じて、
その部分をきれいにしていく、という、
さしずめ、美術品の修復を見るような
リマスターが施されているイメージです☆

いずれにしても、『Blade Runner』ファン
向けの商品ということにはなるでしょうが、
ファンにとっては待望の貴重なリマスター盤
ということにはなると感じました。

ただ、残念なのは、ヴァイナル、SACDともに
シリアルナンバー入りの完全限定盤で
あるということ。

まぁ、米Audio Fidelityとしては、
版元のワーナーではないので、
リクープを考えると、各リリースタイトルは、
イニシャルのみでの商売しか
出来ないということなのでしょう。

一番のオススメはやはりヴァイナルですが、
あまり期待していなかった今回の
SACD(Hybrid)盤も試聴した結果、
ファンの方にはオススメの1枚です☆

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