★ アナログ三昧♪孤高の吟遊詩人ニック・ドレイク名盤リマスター180g重量盤 試聴レビュー☆

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今なお欧米での人気が高い
UKを代表するシンガーソングライター、
ニック・ドレイクの1969年リリースの
デビュー・アルバム『Five Leaves Left』が
リマスター盤として、しかも
アナログ180g重量盤として
リリースされました!

これは、ユニバーサル・ミュージックが
「Back To Black Vinyl」シリーズとして
リリースされたもので、アナログ・レコード
発売60周年記念シリーズとしてスタートした
企画で、これまでにも数多くの名盤が
リリースされています。

で、今回リリースされた
ニック・ドレイクの『Five Leaves Left』の
アナログ180gリマスター重量盤ですが、
な、な、なんと!スペシャル・デラックス・
パッケージとなっています☆

まず、BOX(箱)の外側には
オリジナル・アートワークを印刷し、
内側には使用した1/4インチ・マスター・テープが
収納されていた箱の内側を印刷されています。

さらに、ジャケットは、アルバム初版を
忠実に再現し、特典として、リリース当時、
レコード店で使用されていたポスターの復刻版、
ニック・ドレイク直筆歌詞(2曲)のコピー、
使用した1/4インチ・マスター・テープの摸造品が
セットなっています☆

で、肝心の盤の方ですが、まず、音源は、
アビー・ロード・スタジオでレコーディング時の
エンジニアを務めたジョン・ウッド氏によって
1/4インチ・マスター・テープを使用して
リマスターリングを施されたものが採用されています♪

また、盤は完全なアナログ工程で未使用ビニールを
使用した180グラム重量盤にプレスされています☆

さらに、嬉しいことに、購入者には特典として
デジタル音源として、MP3やアナログ起しの
Hi-Res FLACファイル(24bit/96kHz)が
ダウンロード可能となっているという、
いたれり尽くせりのパッケージ内容となっています。

というわけで、早速そのリマスターされた
アナログ180g重量盤を試聴してみることに♪


で、アルバム全曲聴き終えての率直な感想ですが、
いやいや、どうして、どうして、
レコーディング当時のサウンドをそのまま素直に
リフレッシュさせたような素晴らしいリマスタリング
サウンドに仕上がっています♪

CD全盛期のリマスター盤とは明らかに違います。

単に、ハイファイ指向や音圧アップを図るのではなく、
レコーディング当時のテイストを
リフレッシュさせたような好リマスタリング
なのであります♪

サイモン&ガーファンクルのHDCD仕様の
GOLD CDのオリジナルマスターテープを使用した
リマスターCDのサウンド傾向を思い出した
dj Hideky kun なのでありました。

サイモン&ガーファンクルの最新リマスター盤は、
確かに音質がCD再生に合ったクリアなサウンドに
仕上がっていますが、GOLD CDを一度聴いてしまうと、
もう後戻りはできなくなります。

そのくらい、GOLD CDのサウンドが
レコーディング当時のサウンドテイストを
大事に、リフレッシュさせたサウンドだと
感じるからなのであります。

ただ、残念なのは、こちらは既に廃盤で、
今ではプレミア価格で取引されている
状況であります。

さてさて、話は、ニック・ドレイクの
『Five Leaves Left』の
アナログ180gリマスター重量盤DX仕様に
戻りますが、最近、日本でもリリースが
開始されたプラチナSHMなどは、
オリジナル・アナログ・テープからの
フラット・トランスファーを基本としている
そうですが、やはり、そこに少しだけ、
スパイスを加え、当時のサウンド・イメージは
大切にしつつも、リフレッシュさせた
リマスターを施すことも、名盤をリリースし続ける
メーカーの大切な役割のようにも感じます。

特に今回のような好リマスター盤と
出会ってしまうと。。。。。

どうしても日本人は、オーディオもそうですが、
技術先行型で、体感できるフィーリングを
軽視しているようにも感じます。

人の創り出すものを単に数値化、データ化して
再生するのではなく、そこはやはり、同じ
生身の人間の感性や五感を駆使して、
再生することが、作品を未来に向けて継承していく
上でも重要な要素のような気がします。

そこにこそ「感動」があるのではないでしょうか。

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