オーディオ愛好家のみならず、
広くミュージックラヴァーに
是非とも体感して欲しい
素晴らしい空間、
それが北参道にあるstudio Aです☆
以下、そのstudio Aの概要です。
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「studio A(スタジオ エー)」は、
オーディオアクセサリー・ブランド
ACOUSTIC REVIVE石黒氏の監修の元、
環境設定された消費者密着型
オーディオショールームです。
今までの堅苦しいオーディオショールームの
イメージを払拭し、まるで友達の家に
遊びに行くような感覚で、
誰でも気軽に自分の好きな音楽を
試聴出来る場所になるよう設立されました。
実際に試聴して頂き、改めて
【良い音、良い環境】を理解し、
納得した上でご自身のオーディオ製品との
調和を思考して頂ける、言わば
一つの社交場、溜まり場となっております。
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う~ん、この説明文を
呼んだだけで、その趣旨に
期待が高まります♪
と言うわけで、メインシステムで
非常にお世話にもなっている
信頼のブランド、
アコースティックリバイブ愛好家の
dj Hideky kun としては、
やはり、一度は体感したい!!
という気持ちを抑えきれず(笑)
少し前になりますが、
そのstudio Aに行ってきました♪
まだ、今ほど、イベントが
開催されていなかったので、
週末に予約を取ることができました。
で、予約日の当日、
お気に入りのアナログレコードと
CDを数枚ずつ持って、いざ!北参道へ!
場所は、駅地下の住宅街の
一角にあるマンションの
一室であります。
すぐ近くに、dj Hideky kun
御用達のファッションブランド、
ヒステリックグラマーの本社
(プレスルーム?)もあります☆
部屋は1階のエントランスの
すぐ横あたりのありました。
玄関で靴を脱ぎ、部屋に入ると、
そこは、事前にホームページで
見ていたあの空間が!!
思わず、その光景を見るなり
「おぉ~っ!」と発してしまった
dj Hideky kun でありました。
で、studio Aのディレクターである
吉町さんとあいさつを交わし、
しばし、各システムを見て回りながら、
背面に、これでもかというくらい、
贅沢に使われているアコリバ製品群を
チェックするdj Hideky kun であります。
ちなみに吉町さんは以前、
ダンサーとしてアメリカの
アポロシアターにもご出演の
経験があるとか。
なので、個人的にはHip Pop系の
音楽をよく聴かれるそうです。
だから?!なのか、DJブース用の
システムもきっちり設置されています。
さてさて、話は戻りますが、
とにかく、凄い!
ここまでアコリバ製品を
自宅システムに投入したら
一体、いくらかかるんだろう?!
な~んてことを考えずには
いられないほどの物量であります。
で、早速なので、とりあえず、アナログの
音から聴かせて頂くことにしました♪
ただ、この日は残念ながら
リファレンス用のカートリッジが
補修に出されており、代替品だったので、
本来の音ではないのでご了承くださいとのこと。
でも、まぁ、それでも良いので、
ということで聴かせて頂きましたが、
仰るとおり?!やや上品な再生音だったので、
次の機会に是非ともリベンジ
させて頂くことにしました。
ちなみに主なアナログメインシステムは、
以下の通りです。
・プリアンプ LUXMAN C-600f
・パワーアンプ LUXMAN C-600f
・スピーカー B&W 802 DIAMOND
・アナログプレーヤー ROKSAN XERXES 20 plus
・フォノイコライザー CASPIAN PHONO-REF
まさに、リファレンス用
オーディオシステムといった感じであります☆
で、試聴の途中で、
外を歩く人の気配を察知した
吉町さんが、すかさず、
部屋の大きなカーテンを締め始めました。
というのも、以前、この部屋の騒音で
苦情があったのだそうです。
それを聞いて思わず
「えっ?!そうなんですか?!」と
言ってしまったdj Hideky kun。
勝手に防音化されているとばかり
思っていたので、少々ビックリ。
でも、まぁ、よく見ると
賃貸(分譲の賃貸?)マンションだし、
そりゃ、防音化なんて簡単には
させてもらえないよなぁ~、
と思いながら、適度に可能な範囲で
音量を絞ってくださいと吉町さんに
お願いした次第であります。
で、お口直し?!に、ということで、
メインシステム試聴用チェアの
横に設置されている2ndシステムで、
レコードとCDを聴いてみることに。
ちなみに2ndシステムの主な構成は、
以下の通りです。
・プリメインアンプ ROKSAN CASPIAN M2
・CDトランスポーター C.E.C TL3N
・D/A コンバーター C.E.C DA3N
・スピーカー Harbeth HLcompact7ES3
特にC.E.C TL3NとDA3Nの組み合わせを
聴くのは初めてだったので、
こちらも興味津々であります♪
こちらはなかなか元気よく、
音の響き具合も良い感じであります☆
通常、10畳程度までの部屋なら、
これで十分!と思えるサウンドです。
一緒に行った相棒は、メインシステムより、
こちらの音の方が好き!と言っていましたが、
dj Hideky kun 的には、スピーカーの
影響が大きいのか、クラシックや
アコースティック系には合うけど、
ハードロックやダンス系、ジャズには
向いてないかも、と感じた次第であります。
とは言え、まぁ、好みの問題なので。。。
で、お待ちかね☆
お次はメインシステムで
CDの試聴であります☆
ちなみにメインシステムの
CDプレーヤーは、ORACLE CD2000 mk2、
D/A コンバーターは、dcS Deliusです。
dj Hideky kun 的には、
LUXMAN C-600f&C-600fと
B&W 802 DIAMONDの組み合わせは、
ひとつの完成形的組み合わせかな、
と以前から思っていたので、
試聴前から非常に楽しみにしていました☆
で、実際聴いてみての感想ですが、
想像していた音とは全然違っていたので、
正直、ビックリしてしまいました。
聴く前は、どんなにハイファイな
サウンドが飛び出すんだろうと、
ワクワクしていたのですが、
出てきた音は、まさに正統派というか、
王道というか、至極、普通の音!?
という感じだったのであります。
ただ、もちろん、それは
音が悪いとかそういったことではありません。
これみよがしなハイファイサウンド的な
鳴り方ではない、ということです。
微細な音までも忠実に再現する
能力も高く、音の広がりも自然で、
非常に絹のように滑らかで、
いつまでも聴いていたくなるような
サウンドなのであります。
普通なんだけど、「良い音」
ってあるんだ~、と初めて
体感したdj Hideky kun でありました☆
で、試聴の終盤、突然予期せぬゲストが!!
ハイ、アコースティックリバイブの
代表である石黒社長の登場であります☆
直接お目にかかるのは初めてだったのですが、
以前からメールベースでいろいろと
相談させて頂いていたので、
そのあたりの御礼やオーディオに関することなど、
しばし談笑タイム♪
で、さらに石黒さんから
レコーディングエンジニアの
鈴木さんをご紹介頂いたりと、
とにかく気さくな人柄に
感動しきりのdj Hideky kun
なのでありました。
そして、何よりうれしかったのは、
こんなに素晴らしい環境を
ミュージックラヴァーのために
具現化して頂いたことに対する
感謝の意を直接、お伝えできたこと
であります。
オーディオメーカや
オーディオショップならまだしも、
いちオーディオアクセサリーメーカーが
ここまでされるとは、全くもって、
その志の高さに感服する次第であります。
ここから、少しずつでも良いので、
「良い音(自分好みの音)」で
好きな音楽を聴くことが、
どんなに楽しいことなのかを
より多くの人に体感して欲しいと
願うdj Hideky kun であります。
石黒さん、吉町さんをはじめ、
みなさんには、これからもこうした
活動を続けていって欲しいですし、
ここを起点に、メーカーや
ショップ、評論家も含め、
もっともっとユーザー目線に立った
サービスとはどういうモノなのかを
深く再考して頂きたいと願います。
そこに業界再編・再構築、
そして負のスパイラルからの
脱却のチャンスがあると信じています。