さてさて、ユニバーサルミュージックJPによる
マスター ~ 素材選び ~ プレスまで
全行程にこだわった世界初の全く
新しいハイエンドなLPシリーズとして
リリースされた「100% Pure LP」
シリーズですが、昨日、その第二弾として、
JAZZの名盤、5タイトルとClassicの名盤、
5タイトルがリリースされました。
この「100% Pure LP」の特徴は、
● 新配合無着色ヴァージン・ヴィニール
(180グラム重量盤)
● メタルマスターからのダイレクト・プレス
● アナログ・マスターからの
フラット・トランスファーを基本にした、
DSDマスターからのダイレクト・
トランスファー・カッティング
だそうです。
で、早速、今回も懲りずに?!
その中から2タイトルを購入した
dj Hideky kun であります♪
ちなみにそのタイトルは、
オスカー・ピーターソン・トリオの
『プリーズ・リクエスト』と
ジョン・コルトレーンの
『バラード』であります☆
さてさて、今回はどうでしょうか?!
試聴はいつものように2ndシステムを使用♪
で、いざ試聴!といきたいところなのですが、
やはり、今回もレコード盤を出す時に
萎える、萎える~!!
販売価格が5,800円もするパッケージング
とは思えないチープさに、やはり
今回も萎えます!ハッキリ言って。
このシリーズのもととなった
同社のSHM-CD仕様のSACDの
パッケージングと同じく、
担当者のセンスを疑う
あり得ないものになっています。
で、さらに不可思議なのが、
そのことをオーディオ評論家が
雑誌のレビューで一切触れていないという
事実にも驚かされますっ!!
何でツッコミ入れないんだろう?!
決して良いとは思ってないハズなのに。
ホント、日本のオーディオ評論家も
落ちるところまで落ちたものです。
ダメダメですね、ホント。
だから信頼できないのですよ。
良いところと悪いところを
キッチリ伝えてくれないと!
まぁ、愚痴はこのくらいにして、
気を取り直して、早速、試聴開始
でありまっす♪
まずは、オスカー・ピーターソン・トリオの
『プリーズ・リクエスト』から♪
いやいや、これが、まぁ、レベル(音圧)の
低いこと!低いこと!
いつもより、気持ち、アンプの
ヴォリュームを上げないと
まともに聴けません!!
で、ヴォリュームを上げて
最後まで聴いてみて感じたことは、
同シリーズのSACDよりは良いかな~、
って感じでしょうか。
割とバランスよく、スッキリ
まとめられた音、という感じです。
ただ、アナログを聴いてる感じは
若干希薄に感じます。
米アナログプロダクションズから
リリースされた45回転重量盤は、
これでもかっ!!というくらい、
ブーミーな低音を出しますが、
それとは好対照な再生音です。
最もアナログ盤的なサウンドを
聴きたいのなら、2~3年前に
Speakers Cornerからリリースされた
『プリーズ・リクエスト』が
dj Hideky kun 的にはオススメですが、
このアルバムに関して言えば、
現在入手可能な音源で最も
素晴らしい音質で聴けるのは、
間違いなく、K2HD盤CDだと、
断言しまっす!!
まぁ、収録曲順が違うのが
玉に瑕ですが、まぁ、とにかく、
そのサウンドたるや、めっちゃ
フレッシュ!&エネルギッシュ!
まるで目の前で生演奏を
聴いているような素晴らしさが
体験できます☆
とにかくK2HD盤CDは、
聴いていて楽しくなります♪
純粋に音楽が楽しめるって感じです☆
う~ん、それにしても、やはり、
今回もK2HD盤CDには遠く及ばない
サウンドでありました。。。
で、お次は、ジョン・コルトレーンの
『バラード』でありまっす☆
こちらは、『プリーズ・リクエスト』
のようにレベル(音圧)が低い
ということはありません。
ただ、気になる点としては、
なっ!なっ!何と!!
盤がそっているではありませんか!!
まぁ、dj Hideky kun 的には
針が飛ばないレベルなら気にしませんが、
こりゃ、この値段で、こんなんじゃ~
神経質なオーディオ愛好家の方なら
激怒するんじゃないでしょうか?!
さてさて、それはさておき、
肝心の音質はどうでしょうか?!
う~ん、、、、、
悪くないです!!
って言うか、
なかなか良いんじゃないでしょうか!!
『プリーズ・リクエスト』と違って、
こちらは適度にアナログライクな
素晴らしい響きを再現してくれています♪
う~ん、これなら5,800円出しても
良いと思います。
まぁ、『バラード』を愛聴盤にしている
方ならって感じではありますが。
こちらはオススメです♪
ところで、この「100% Pure LP」シリーズ、
今後もリリースされ続けるのでしょうか?
もう、そろそろ、いい加減、
同一タイトルの音源を何度も
購入することからキレイサッパリ
足を洗わなければ!と思う
今日この頃であります、ハイ!(苦笑)