さてさて、今から二年ほど前になりますか、
アナログ回帰のきっかけとなり、
そこから現在のオーディオシステムを
組み込むことにまで
dj Hideky kun を突き動かした
1枚のアナログレコードがあります。
たまたま相棒とアナログレコード
ショップに立ち寄って、何気なく
試聴機で、その音源をCDに
コピーしたものを聴いていた
dj Hideky kun 。
試聴機にはアルバムからの
リードトラック、1曲しか
収録されていませんでしたが、
一聴してすっかりそのサウンドの
虜になってしまった
dj Hideky kun ♪
その曲というのが
ブッカーT.が1974年にリリースした
名盤『EVERGREEN』に収録されている
「Jamaica Song」でありました☆
どうやら、ちょうどその時期、
リマスター復刻180g重量盤として
リリースされたばかりだったようであります。
早速、その「Jamaica Song」が
収録されているアナログ盤
『EVERGREEN』を棚を見ながら
探すこと数秒。
ありました!
ただ、手に取ったジャケットを見ただけだと
明らかにジャケ買いはしないであろう
本人が写っているだけの普通の?!
ジャケットでありました。
しかも、他に収録されている
曲は試聴していないので、
もしかしたら「Jamaica Song」だけが
良いかも、という思いも
頭に過ぎりましたが、
まぁ、でもイイヤッ!とばかりに購入。
早速、帰宅して試聴開始であります♪
といっても、当時はミニコンポに
dj用に使用していたテクニクスの
ターンテーブルをdjミキサー経由で
繋げてただけ、しかも、カートリッジも
dj用のオルトフォンのコンコルド(笑)
まぁ、当時はそんなものでした。。。
で、何の気なしに軽い気持ちで
その『EVERGREEN』の再生を
始めて、思わず唸ってしまいました!
「何?!コレ?!」
もちろん、曲は良いのですが、
ビックリしたのが、そのサウンドや
音色が何とも形容しがたい、
というか、それまでずっと
聴き続けていたアナログサウンドとは
明らかに何かが違います。
ソフトでリアルで響きが良い、
とでも言うのでしょうか。
とにかくリラックスして
じっくり聴きたくなるような、
そんなサウンドでした。
それまでのdj Hideky kunには、
低音をズンズン響かせるには
アナログが良いけど、ワイドレンジで
ハッキリ、クッキリと綺麗なサウンドを
楽しむんだったら断然CD!な~んて
勝手に思い込んでいました。
いやいや、知らないって
怖いですよね~、ホント。
で、それがきっかけで、
ちゃんと、もう少ししっかりした
オーディオシステムを組んで、
聴いてみたい!と思った次第であります。
結局、その後、この『EVERGREEN』の
重量盤は計3枚購入し、
2010年リマスター盤の再発CDも2枚
購入してしまった
dj Hideky kun であります(苦笑)
今でもこのアルバムは
よく聴きますし、
なにより、リードトラックの
「Jamaica Song」だけでなく、
収録曲全てが素晴らしい!!ので、
何度聴いても全く飽きることのない
名盤だと思います♪
これからもこの出逢いを
大切にしつつ、新旧、
お気に入りの音楽を
お気に入りのサウンドを奏でてくれる
オーディオシステムとともに
楽しんでいきたいと思います、ハイ!