★ 最新USB DAC 試聴レビュー ~ プライマー DAC30 ~

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さてさて、前回レポートした
イタリア製USB DAC、
ノーススター・デザインの
Fluxio(フルクシオ)に続いて、
今回、ピックアップするのは、
北欧はスウェーデンの
オーディオ・メーカー、
プライマーの昨年12月に
リリースしたばかりの
DAC30でありまっす☆

ちなみに、この
プライマーDAC30は、
月刊HiVi、2013年2月号の特集、
『「音」で選ぶ!
USB DAC 32機種ランキング』の
20万円以上部門で、堂々の
2位にランクインし、
評価者が大絶賛していた
モデルでもあります。

はたして、その評価通りの
結果となりますかどうか。。。

まず、送られてきた箱の
サイズですが、
ノーススター・デザインの
Fluxioの3倍はあろうかという、
特大?!サイズであります!

「デカっ!!」

で、その箱から取り出した
DAC30は、フルサイズで
重量も10kgと、USB DACとしては、
ヘビー級でありまっす。

さらに見た目もFluxioと違って、
さすが30万円のオーディオ製品!
というくらい威風堂々とした
外観であります。

フロントパネルに20mm厚のアルミを使用し、
2.5mm厚高剛性スチールシャーシと
3点支持の大型脚部を採用。
見るからに強度や剛性に
優れたモデルといった感じであります。

で、そのDAC30を何とか
ラックに設置して、お待ちかね、
試聴の開始であります♪

試聴用には、いつものように
2ndシステムを利用。

まずは、CDに接続して、
音の傾向を確認することに。

いつものように
あらゆるジャンルの音楽を一通り、
聴いたのですが、まず、
一聴して、思わず
「おぉ~!!」と声を上げてしまった
dj Hideky kun でありました。

何と言ったら良いのでしょうか、
「音が濃い!」「濃密!」、
とにかく、出てくる音が
色濃くダイナミックであります。

多分、一聴しただけだと、
「こりゃ、スゲーなぁ」な~んて、
思っちゃうかもしれません。

解像度も高いと思います。

メイン・システムで使用している
CDプレーヤー専用のDAC、
SOULNOTEのdc1.0を初めて
聴いた時の衝撃に近いモノを
感じました。

しかし、そう感じたのは一瞬で、
しばらく聴き込んでいくと、
その違いが明確になってきます。

DAC30の出音は、とにかく
力強く、濃厚で、音が
180度前面から押し寄せてくる
感じのダイナミック感があります。

ただ、それが、高域、中域、
低域と全てが同じような
分量で押し出されてくるので、
音楽を聴き込むには、
つらく感じるかもしれません。

って言うか、飽きると感じました。

なので繊細な音のタッチや艶は
感じ取り辛いと思います。

極端な話しをすると
どんなジャンルの音楽を聴いていても
このパワフルな鳴り方一辺倒、
という感じです。

前回レポートした
ノーススター・デザインの
Fluxioにこの濃密な部分が
加わればベストな感じに
なるかもなぁ~、な~んて、
DAC30を聴き込みながら、
思った次第であります。

雑誌stereo最新号でも
このDAC30は特選に選ばれていますが、
見た目以外は30万円はたいて
買うほどの魅力は残念ながら
感じることができませんでした。

まぁ、自分の音の好みと
違っただけのことかもしれませんが、
それにしても、やっぱり、
雑誌などに掲載されている
オーディオ評論家のレビューを
鵜呑みにしてはいけないっ!!
と今回も改めて感じた
dj Hideky kun でありました。

やっぱ、オーディオショップではなく、
こうして、自宅のシステムで
試聴すると、ホント、よ~く
分かりますね~。

もっと、オーディオ・メーカー各社が
こうして貸出をしてくれると
少しはオーディオ離れを
解消できるのでは?!とも
感じた次第であります。

ちなみに、USC接続での
ハイレゾ再生(192kHz/24bit)
FLAC音源の再生音の傾向についても
先に述べたものとほぼ
変わらなかったので、
省略させて頂きます。

ということで、
いよいよ次回は、本命の
ATOLL DAC200と
LUXMAN-DA06の
試聴レポートでありまっす☆

う~ん、ワクワク♪ワクワク♪

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