日本では徳永英明に
代表されるように
往年の名曲をカヴァーた
アルバムがウケているようですが、
海外では往年のロック・スターが
JAZZ(風)アルバムを出し、
それなりにヒットしている
ようであります。
ロッド・スチュアートしかり、
ポール・マッカートニーしかり、
でありまっす。
そう言えば、日本でも
八代亜紀が出していましたね。
(巷で噂の小林幸子も?!)
個人的には、ちあきなおみの
ボサノヴァ・テイスト溢れる
「星影の小径」や「黄昏のビギン」
のような歌唱力とアレンジ、
サウンドを望みたい
ところではありますが。。。
それはさておき、
dj Hideky kun のフェイバリット
アーティスト、ROXY MUSICの
リード・ヴォーカリスト、
ブライアン・フェリーが、
“The Bryan Ferry Orchestra”
なるものを結成し、往年の
ROXY MUSICの名曲をJAZZ風に
アレンジし直して、
アルバムとしてリリース
してしまいました☆
過去に、彼はJAZZカヴァー・アルバムを
リリースしていますが、
正直、熱烈なロキシー・ファンの
dj Hideky kun でも買う気には
なれない代物でありました。
なので、正直、昨年、リリースを
知った時は、「ど~かなぁ~?!」
な~んて思いはしたのですが、
ジャケットがちょっぴり
小粋な感じがしたので、
とりあえず、価格のリーズナブルな
CDを買うことにした次第であります。
で、手元に届いたので、
早速聴いてみたのですが、
これが、ビックリ!!
まず、何に驚いたかというと、
ブライアン・フェリーの
ヴォーカルは一切入っていません!
あのナルシストで、出たがり、
目立ちたがり屋の彼が、
一切、登場していません!
今回は、完全にアルバム
プロデュースに専念したようです。
まず、これが高結果に繋がったと言えます。
さらに驚いたのは、
その全編、ノスタルジック溢れる
JAZZサウンドであります♪
まるで、戦前・戦後のキャバレーで
流れている(演奏されている)かのような
ノスタルジー溢れるサウンドであります☆
聴く前に持っていたイメージと全く
違っていたので、そのギャップに
完全にヤラレてしまいました♪
さらに、アレンジも良い感じであります。
良くも悪くも?!
ROXY MUSIC の楽曲でありながら、
ほぼ原曲が何であるかが
分からないくらいのアレンジが
施されているので、
逆にそれが新鮮で、いずれの楽曲も
オリジナル曲のようで、
ノスタルジック・サウンドと相まって
何度でも聴いて楽しめます♪
この出来なら、
オリジナル・ジャズ・アルバムとして、
ロキシー・ファンでない人にも
広くススメられますね♪
てなわけで、
この内容とサウンドなら
アナログは「買い!」だな、と
判断して速攻で、アナログ盤を
追加オーダーした次第であります♪
いやいや、フェリーさん、
なかなか今回は良い仕事を
してくれました☆
また、お気に入りの1枚と
出逢うことができた
dj Hideky kun なのでありました。