さてさて、巷では?!というか、
オーディオ業界?!では、すっかり
お馴染みの製品となってきた
PCオーディオ用のDACですが、
そんなDACの中から、
最新の気になる3機種を自宅試聴用に
お借りすることができたので、
早速、試聴してみることにした
dj Hideky kun でありまっす♪
で、まず、最初にレポートするのが
イタリアのメーカー、
ノーススター・デザインの
昨年11月に日本でも発売開始となった
最新のUSB DAC、Fluxio(フルクシオ)
でありまっす☆
このFluxio(フルクシオ)は、
同社のメインDAC、「USB DAC 32」を
進化させ、ヘッドフォンアンプと
ボリュームコントロール機能を追加した
モデルのようです。
スペック的には、
192kHz/32bitまで対応しており、
デジタルあたる入力信号は、
シーラスロジックのCS8421で、
192kHz/32bitまで
アップサンプリングされます。
さらに、DAC部分は、お馴染みTI社製
PCM1795 D/Aコンバーターを
左右モノ構成で2基搭載しています。
で、気になる価格は、
税込み315,000円と、それなりの
価格であります。
とは言え、高額なSACDプレーヤーを
買うより、既存CDプレーヤーの
音質向上も図れて、PCオーディオも
楽しめるUSB DACは、
その音質さえ気に入れば、
買い!だとは思うのですが、
果たしてこのDACはどうでしょうか?!
まず、見た目ですが、
奥行きがハーフサイズ
ということもあって、
コンパクトで、取り回しも
楽チンです♪
重さも4kgもないので、
ラックに難なく収まります。
ただ、dj Hideky kun 的には
30万円もする割に?!
ちょっと、チープに見えてしまいます。
大型の数字の表示が、
そう感じさせるのかもしれません。
で、肝心の音質はと言うと、
まずは、2ndシステムに接続して、
CDの音からチェックであります。
一聴して感じる印象としては、
高域寄りの音質であるということ。
もちろん、低域もちゃんと
出てはいるのですが、
この価格でこの量感?!というのが
率直な感想です。
で、一通り、様々なジャンルの
音楽を聴いて感じたのは、
音場がとにかく広いということ。
クラシックやクラシック調の音楽や
ロック、ポップスのライヴ盤なら
目を閉じると、まるで、ホールや
会場で音楽を聴いているような
錯覚すら覚えます。
で、このFluxio(フルクシオ)に
一番合う音楽としては、とにかく、
90年代以降のロックやポップス、
ダンス・ミュージックだと感じました。
これは聴いていて気持ち良いです♪
音の広がりやクリア感が
ソソラレます。
逆にジャズは全般的に合いません。
ベースの音など、「えっ?!」
っていう感じです。
ちなみにUSB接続でのPC再生音源も
傾向としては同じでした。
このFluxio(フルクシオ)は、
一長一短という感じで、
さすがに30万円出す価値があるか?!
といわれると正直「??」であります。
さてさて、気を取り直して、
次は2台目のUSB DACを
試聴してみることにしましょう♪