とりわけ年配?!のアメリカ人なら
ジョン・デンバーとならんで、
誰もが1枚はアルバムを
所有しているであろう
エルビス・プレスリー♪
もちろん、日本での知名度を
高いと思いますが、
よほどのファンでない限り、
彼のオリジナル・アルバムを
所有している方は少ないと思います。
あっても、ベスト盤が1枚あるか、
ないか程度だと思います。
そのベスト盤も多種多様で、
メジャー・レーベルから
リリースされているものから
駅やレコード・ショップなどの
ワゴン・セール商品として
1枚500円~1,000円程度で
販売されている出所不明の
ベスト盤まで様々であります。
まぁ、dj Hideky kun も
そんな一人だったのですが、
手持ちの音源は、ベスト盤1枚で、
『30 Number 1 Hits』という
アルバムで、往年の名曲はもちろんですが、
あのCMでもお馴染みのトラック、
「a little less conversation」が
コンパイルされていたこともあり、
購入したものでした。
そんなエルビス・プレスリーの
ベスト盤の1枚『24 Karat Hits』が
なっ、なっ、なんとっ!!
あの米アナログ・プロダクションによって
リマスターされ、SACD(Hybrid)盤と
45回転アナログ重量盤が少し前に
リリースされました☆
ハズレの少ない米アナログ・プロダクション盤
ということもあって、とりあえず、
高価なアナログ盤はさておき、
まずはSACD(Hybrid)を取り寄せて
早速、聴いてみることにしました。
まぁ、とは言え、音源自体も相当
古いと思うので、正直、あまり
期待せずに聴いてみることにした
dj Hideky kun でありました。
で、折角なので、手持ちのベスト盤
『30 Number 1 Hits』との比較試聴
開始でありまっす♪
まずは、お馴染みのサウンド、
『30 Number 1 Hits』から
日本人でもお馴染みのトラックを
数曲聴いた後に、
米アナログ・プロダクション盤
SACD(Hybrid)『24 Karat Hits』を
聴いてみました。
特に比較も含めて注目したのが
「LOVE ME TENDER」と
「CAN'T HELP FALLING IN LOVE」
なのですが、どちらの曲も
まぁ、これほどまでに違うモノか、
と思えるくらいの違いです!!
これはもう、全くの別物でありまっす☆
例えば、『30 Number 1 Hits』の
「LOVE ME TENDER」は、冒頭から
ヒスノイズっぽい音が乗っていて、
エルビスのボーカルも
スカスカの軽いものです。
一方、『24 Karat Hits』のそれは、
そんなヒスノイズも皆無で、
エルビスのボーカルも
非常に艶があって滑らかで、
まるで、その時代にタイムスリップして、
聴いているような温かみと
リアリティ感があります。
このサウンドがオリジナルの
近いのかどうかは分かりませんが、
断然、『24 Karat Hits』の方が、
女性を口説くには最適?!
と思えるくらい、素晴らしい
サウンドでありまっす☆
また、「CAN'T HELP FALLING IN LOVE」
についても同様のことが言えるのですが、
こちらは、さらに楽器の響きや
ヴォーカルの艶やリバーブ感に
さらに磨きがかかっているかのような
仕上がりになっています☆
そして、更に驚いたことに
『30 Number 1 Hits』のそれとは
位相が逆になっていました!?
果たして、どちらが正しいのやら?!
まぁ、それはさておき、
これはエルビス・ファンではなくとも
一聴の価値は十分有ると思います!
音の量感や深みや倍音など、
米アナログ・プロダクション盤
SACD(Hybrid)『24 Karat Hits』で聴く
エルビス・プレスリーは
それまでに聴いたことのない、
本来の?!彼の素晴らしいさ、
当時のサウンドの空気感や素晴らしさを
十分堪能できる1枚となることでしょう。
いやぁ~、今回も良い出逢いをしました☆
とにかく感動に価するサウンドです♪