さてさて、特にジャズ・ファンの間では、
アナログ盤、SACD(Hybrid)盤でも
非常に音質が良いと評判のアメリカ、
アナログ・プロダクションズから
往年のジャズ名盤が数タイトル、
リマスターされ、45回転アナログ重量盤、
SACD(Hybrid)盤、それぞれが
リリースされました。
昨年、同社からリリースされた
ノラ・ジョーンズの『Come With Me』、
デイヴ・ブルーベックの『Time Out』、
ドアーズの『The Doors』と
いずれの45回転アナログ重量盤も
おそらく現存しているどの音源よりも
最も素晴らしいサウンドであることを
身をもって体感したdj Hideky kun
でありました☆
もちろん、上記タイトルの
同時リリースされたSACD(Hybrid)も
購入して比較試聴したのですが、
やはりアナログの方が、
これ以上ないんじゃないか!?
というくらいのサウンドやヴォーカルの
リアリティ感、深み、レコーディング当時の
空気感などなど、文句の付けようが
ないくらいの出来でした。
それまで聴いていた同じタイトルの
アルバムとここまで音が違うんだ!と
普通に誰が聴いても違いが分かるほどの
優秀なリマスターに驚かされます。
で、今回リリースされた10タイトル前後の
中から、よさげな3タイトルをピックアップし、
まずは比較的リーズナブルな
SACD(Hybrid)盤を取り寄せて、
試聴してみることにしました。
ちなみにSACD(Hybrid)盤なら、
米webサイトで購入しても、
日本で買っても、1枚3千円前後ですが、
45回転アナログ重量盤の場合だと
1タイトル、5千円~9千円弱くらいは
しちゃうので、自分のお気に入りの
アルバムじゃなかったら、気安く
買う!なんてことはできません。
とは言え、いずれも限定盤というか、
イニシャルがはけると、再プレスされない
可能性がかなり高いので、
もしお気に入りのアルバムがあれば、
流通されているうちに、早目の購入を
オススメします。
特に日本の流通を通じて購入する場合は、
まず再入荷は見込めませんので。
さてさて、で、今回購入した
3タイトルですが、
Duke Ellington & Johnny Hodges の
名盤『Back to Back』と
『Side By Side』、そして
Coleman Hawkins の
『Coleman Hawkins and Confreres』の
3枚でありまっす♪
『Back to Back』については、
リマスター盤を持っていたので、
そちらとの比較試聴もしながら
早速、チェック開始でありまっす☆
う~ん、なるほど~。。。。。
いやいや、SACD(Hybrid)盤でも
その良さがよ~くわかります。
単に音がクリアとか、きれい、とか
音場や定位がどうとか言うのではなく、
各楽器の音の響きの実在感、
このリアリティ感はホント、
素晴らしい☆です。
そして、同時に“音の深み”があり、
レコーディング当時の“空気感”も
伝わってくるようです。
う~ん、この味わい深いサウンド、
相変わらず良い仕事してますねぇ~、
アナログ・プロダクションさん!!
目を閉じて聴いていると
なんだか、自分がジャズ・クラブで
ライヴ演奏を楽しんでいるような
錯覚をしてしまいます。
マスター・テープの経年劣化が進む中、
こうして往年の名盤が甦って、
新たなサウンドとして楽しめるって
ホント、幸せだなぁ~って
今回のアルバムを聴きながら、
改めてそんなことを感じた
dj Hideky kun でありました♪