昨年出逢ったスピーカーケーブル、
AIW社製Western Electricの
スピーカーケーブル復刻版16GAで、
初めて「フラット」と言われる
音の意味と素晴らしさを実感した
dj Hideky kun でありますが、
LUXMAN L-507uXのサウンドを
オーディオ各誌で評論家が
絶賛していたようなハイファイな
ものに近づけるためには、
AIW社製Western Electric復刻版
16GAではいささかレンジ感が狭く
感じるのも事実であります。
そこで思い切って、
スピーカーケーブルを交換してみよう!
と思い立った次第であります。
で、候補としてピックアップしたのが、
Nanotec Systems の
GoldenStrada#79nano3 Limited
とTIGLON のMGL-SP1 であります。
ちなみに、もうひとつの候補として
お気に入りのアコリバの
SPC-REFERENCE も考えたのですが、
実際に繋いで試聴してみると、
音の鮮度は上がった感じは
するのですが、高域、中域、低域の
音が全て前面に出る感じで、
メリハリ感や繊細なタッチ感が
薄れてしまい、今回は対象から
外すことにしました。
ただ、ピックアップしたとは言え、
何の根拠もなく、自分の根拠のない
「感」だけで選択したものですから、
早速ショップの方にも相談してみた
dj Hideky kun でありました。
リクエストとしては、AIW社製
Western Electric復刻版16GAの
フラットなサウンドはそのままに、
よりワイドレンジ化されたような、
そして、より高域がスカッとクリアに
なるようなサウンドにしてみたい、
といった感じであります。
で、その線から候補として
ピックアップしたNanotec Systems の
GoldenStrada#79nano3 Limited と
TIGLON のMGL-SP1 では、
どうかと尋ねると、いずれもケーブルの
色が出てしまうので、その線で行くなら
DH Labs のQ-10 signature
あたりがオススメのスピーカーケーブル
ですよ、とのことでした。
DH Labs ?
正直、初めて聞くメーカーです(苦笑)
で、早速調べてみると、
アメリカのメーカーのようで、
日本の代理店はけーぶる舎
というところでした。
そのけーぶる舎のHPを見てみると、
ありました!ありました!DH Labs の
Q-10 signature。
価格的には、Nanotec Systems の
GoldenStrada#79nano3 Limited や
TIGLON のMGL-SP1 と大差もないので、
そこはクリアって感じであります。
で、さらによく見ると、
オーディオアクセサリー銘機賞2013受賞記念!
ということで、期間限定でディスカウント
されているではありませんかっ!!
ちなみにその価格を問い合わせてみて
ビックリ!
おぉ!この価格なら、DH Labs の
Q-10 signature をススメてくれた
ショップで購入するより更に安い
ではありませんか!
ということで、気が付けばしっかり
ポチっていたdj Hideky kun(苦笑)
で、折角なので、DH Labs 純正、
金メッキの大型Yラグを装着した
完成品を頼むことにしました。
そして、待つこと一週間、
そのDH Labs Q-10 signature が
到着しました。
ちなみに長さは2mです。
大型YラグがL-507uXに合うかどうか
若干不安だったのですが、
問題なく接続完了♪
で、いよいよ試聴開始であります☆
ケーブル自体にエージングが
あるのかどうか未だに実感できていない
dj Hideky kunなのですが、
発売先のけーぶる舎によると
100時間程度はエージングに要する、
とのこと。
えっ!?そんなに!?
まぁ、それはそれで、とりあえず、
現状でどうかを検証してみたいと思います。
このDH Labs製Q-10 signature
を一聴して感じたのが、AIW社製
Western Electric復刻版16GAとの
違いがあまり良く分からない?!
といったものでした。
でも、あまり変化がないということは、
逆にエージングなるものが進めば、
延長線上の音で、良くなっていくのでは?!
という期待もできますが。。。。。
で、さらに数時間試聴を続けていくと、
リファレンスCDの再生音に
少しずつ変化が出てきました。
その変化量は大きくはありませんが、
まず、レンジ感が広がってきたように感じ、
さらに楽器、一音一音の音の芯が
しっかり聴き取れるようになったと
感じたのでありました。
ただ、リクエストのひとつであった
高域がスカッとクリアになるような
感じはまだ確認できません。
やはり、エージングなるものが
必要なのでしょうか。。。。。
まぁ、音の方向性は逸脱していないので、
しばらく様子を見ながらこの
DH Labs製スピーカーケーブル
Q-10 signature を使い続けて
みようと思います。ハイ☆