LUXMAN 507uX を2ndシステムとして
導入して1ヶ月が経過しました。
その間、CDプレーヤーも含め、
電源ケーブルは付属品を
使用していました。
もし、エージングなるものがあるならば、
のべ100時間は経過していると思うので
そこそこエージングが進んでいる
頃合いではないでしょうか?!
ということで、そろそろ電源ケーブルを
交換してその音質変化を比較試聴
してみることにした次第であります♪
これまでの数少ない経験?!を
もとにした持論から言って、
電源ケーブルに関しては
オーディオケーブルの音質変化、
効果と比較しても非常に微妙、
と言えると思っています。
音が変化するかどうかと言われれば、
確実に変化します。
ただ、使用する電源ケーブル、システムによって、
その変化や効果は随分変わると感じています。
往々にして、その変化や効果は当然ですが
価格が高いほど大きいのですが、
だからといって必ずしもその変化や効果が、
「良い音=自分好みの音」とは行かないことが
多いのもオーディオケーブル交換時以上に
感じるところであります。
なので、電源ケーブルに関しては
その費用対効果も含め、無理して導入するより
純正品を使用する方が音質バランスが
良い場合がほとんどなので、基本的には
買い替えるつもりであるのであれば、
その分のコストを他のオーディオケーブルの
アップグレードにあてた方が良い
のではないかと思います。
dj Hideky kun の場合、
まずメインシステムの電源ケーブルを
あれやこれや買っては替え、
買っては替えを繰り返し、散財した結果、
一番、音のバランスが良かったと感じたのは
純正ケーブルでした。
で、諦めかけていたところ、
最後に出合ったのが
ACOUSTIC REVIVEのパワーリファレンス、
通称、AC-1.8PAと呼ばれる輸出モデルでした。
唯一、音質がバランス良く向上したと
感じられた電源ケーブルです。
ちなみに各オーディオ評論家からの
評価も非常に高い同社の売れ筋
電源ケーブル、パワースタンダードですが、
dj Hideky kun が使用している
メインシステムでは全くと言って良いほど
音質変化は感じられませんでした。
(良くも悪くもないって感じです)
それ以来、メインシステムのCDプレーヤー、
soulnoteのsc1.0とプリメインアンプ、
McIntoshのMA6600の電源ケーブルには
AC-1.8PAを使用しています。
で、今回は2ndシステムの電源ケーブルに
関してのレポートですが、前から気になっていた
TIGLON製電源ケーブルを是非、試してみたい!
と思ったdj Hideky kun であります☆
ちょうど、フラグシップモデルの
MGL-1000Aに変わって、
新たに開発されたMGL-A1がリリースされて
間もないというのもその理由のひとつであります。
ただ、同社のスタンダードモデルである
MS-12Aに関してはアコリバの
パワースタンダードほどではないにしろ、
正直、微妙?!な感もあったので、
MGL-A1の導入にはそれなりの
思い切りと勇気が必要になってきます。。。。。
とは言え、一度気になり出すと
もう止まらないdj Hideky kun であります(苦笑)
ほとほとそんな自分自身に愛想が尽きる
こともしばしば、ではありますが、
まぁ、507uXがどこまでのポテンシャルを
発揮できるかということに最大の関心がある以上、
やむを得ないと諦めもあり、期待もあり、
と言うのが正直なところであります。
さてさて、と言うわけで、まずは
電源ケーブル導入の鉄則?!
「上流から導入すべし」に習ってCDプレーヤー、
ATOLL CD100SE2-Nの電源ケーブルを
MGL-A1に替えて純正ケーブル時との
比較試聴をしてみました♪
正直言って、かな~り、
不安ではあったのですが、
いざ、交換してみると、
そんな不安は一気に払拭され、
思わずほくそ笑むdj Hideky kun
なのでありました☆
いやいや、メインシステムにAC-1.8PAを
導入した時以上の音質変化、効果がある
ではありませぬかぁ~っ!!
ちょっと、ぶったまげるくらいの
凄まじさでありまっす☆
とにかく、驚くほどの高解像度、高S/N比、
左右への音の広がり具合、
澄み切った高域と引き締まった低域、
いやはや、これは「天晴れ!!」としか
言いようがありません。
では、そんなMGL-A1を今度は
507uXに繋いでみたらどうなるのでしょうか?!
早速、CD100SE2-Nの電源ケーブルを
純正品に戻し、507uXに繋ぎ換えてみました。
やはり?!と言いますか、
CDプレーヤーに繋げた時ほどの
音質変化や効果は感じられないものの、
やはり同傾向の効果がハッキリと
確認することができました。
唯一の違いは、アンプに繋げた方が
低域の量感が増す、ということでしょうか。
ちなみに、ラックスマンに直接、
電源ケーブルの交換、とくに同社が
単品販売しているリファレンス電源ケーブル
JPA-15000について聞いてみたのですが、
JPA-15000に交換した場合、
音質傾向はそのままに、ダイナミックレンジや
音の広がりが向上します、とのこと。
それはそれでソソラレるコメントではありましたが、
折角手元にMGL-A1があるので、
まずはMGL-A1で試してみようと考えた
dj Hideky kun であります。
話は戻りますが、次にMGL-A1を
CDプレーヤーに繋ぎ直して、
今度は507uX側の電源ケーブルを
同じTIGLONのスタンダードモデル、
MS-12Aに繋ぎ換えてみました。
するとどうでしょう!!CDプレーヤー単体で
使用した時より更に解像度がアップした感じです。
左右への音の広がりも更に拡大され、
とにかく一音一音、微細な音まで
音の輪郭が小音量でもハッキリ聴こえるので、
音が180度前面から自分に向かって
押し寄せてくる感じです。
しかも、以前使用していたエソテリックとエラックの
組み合わせのように高解像度だけど
音楽を聴いていて全然楽しく感じない、
ということも全くありません♪
では、アンプ側の電源ケーブルも
MGL-A1に替えてみたらどうなるでしょうか?!
結論から言うと、これは聴く人によって
好みが分かれるのではないかと感じました。
MGL-A1に交換すると、低域の量感が増し、
ハッキリしていた音の輪郭がさらに一音一音、
塊度合いが増す感じです。
しかも、無音時の空気感や
レコーディングノイズまで聴き取れます☆
そして、一番その違いを感じるのは
大編成オーケストラによるクラシックを
聴いた時でした。
臨場感やスケール感、重厚感はやはり断然、
MGL-A1が良いと感じます。
奥行きも格段に増します。
また、さらに驚かされたのが、
70年~80年代にレコーディングされた
ロック系のアルバムを聴いた時でした。
その時代のアルバムの多くは
ハードロックとは言え、
非常に音が軽くてチープに聴こえます。
しかし、この組み合わせで聴くと、
驚くなかれ、全くその軽さやチープさがなくなり、
非常に力強く生々しく聴こえるではありませぬかぁ~っ!!
これには流石にブッタマゲました☆
では、MS-12Aの場合はどうでしょうか。
個人的にはポップスなどを聴く分には
こちらの方が良いのではないかと感じました。
MGL-A1の場合、量感が増した分、
左右への音の広がりや軽快さが
MS-12Aに比べて後退してしまったように
聴こえます。
まぁ、MS-12Aも通電時間が増えていけば
さらに音質変化が見受けられるように
なるのかもしれませんが。。。。。
と言うわけで、とりあえず、2ndシステムの
CDプレーヤーとプリメインアンプ、
507uXの電源ケーブルにはティグロンの
MGL-A1を繋げた状態にしておくことにしました♪
さてさて、次回、LUXMAN 507uX
ハイファイオーディオ化その4では、
その先、つまり電源タップあたりに
フォーカスしてみたいと思います♪