あまり期待せずに観に行った映画が
意外と良かった、なんてこと
よくありませんか?
今回観た映画『鍵泥棒のメソッド』は
dj Hideky kun にとっては
そんな映画でした♪
この『鍵泥棒のメソッド』の監督は、
dj Hideky kun お気に入りの映画
『運命じゃない人』の内田けんじ監督です。
やはり映画は脚本とキャスティングで
いくらでも素晴らしい作品が創れるという
お手本的名作だと思っています。
キャスティングと言っても有名俳優を
勢揃いさせるのではなく、
登場キャラクターにピッタリの
キャスティングになっているかどうかが
大切です。
『運命じゃない人』には公開当時、
そんなにメジャーではない俳優陣が
メインで出演しています。
今ではこの映画化がきっかけで
すっかりメジャーになった
中村靖日が主演しています。
また、それ以外の出演者も含め、
キャラクター設定や人物描写が
キッチリされているので、何度観ても
飽きることはありません。
そういう点でも『運命じゃない人』は
素晴らしい作品だと思っています。
で、問題はその次の作品でした。
大泉洋を主演に起用した映画
『アフタースクール』を観てあまりにも
『運命じゃない人』とのギャップを感じ、
正直、ガッカリしたdj Hideky kun 。
なので、『鍵泥棒のメソッド』も
観に行くかどうするか、
少し迷ったのですが、劇場予告編で
吉井和哉の主題歌「点描のしくみ」を聴いて
観に行くことを決めた次第であります♪
「点描のしくみ」はイエモン時代の名曲を
彷彿とさせる今年一番の邦楽曲
ではないかと思います☆
とは言え、作品としてはあまり期待せずに
『鍵泥棒のメソッド』を観に行った
のでありました。。。
で、肝心の感想ですが、、、、、
いやぁ~、面白かったです♪
何度も観たくなる作品に仕上がっています☆
抱腹絶倒的作品ではありませんが、
ところどころでクスクス笑えるシーンが
要所要所に潜んでいます。
堺雅人や香川照之、広末涼子など、
メジャーどころの俳優陣がキャスティング
されていますが、今回はいずれも
それぞれのキャラクターを
見事に好演しています。
で、何より良いなぁ~って思ったのが、
愛する人が居ることの幸せや家族に対する
愛情を改めて感じさせてくれた点です。
平日、一人でこの映画を観に行った
dj Hideky kun ですが、エンドロールで
流れる主題歌「点描のしくみ」を聴いて
映画の余韻に浸りながら、しみじみと
愛する人や家族のことを想い、
そういう人たちが自分の周りに居てくれる
幸せ感みたいなものってホント、
大切にしないとなぁ~、な~んて
感じた次第であります。
『運命じゃない人』同様、この
『鍵泥棒のメソッド』は、DVDが
リリースされたらまた何度も繰り返し観る
ことになるであろう素晴らしい作品でした♪