フランス製ATOLLのプリメインアンプ
IN100seに替わって、新たに
2ndシステムとして導入した
LUXMANのAB級プリメインアンプ
L-507uXですが、導入してから
一週間が経過しました。
メーカーの方曰く、
エージングとして毎日2~3時間、
1ヶ月は見て欲しい、
とのことだったので、素の状態で
試聴し続けていますが、
導入直後に比べると、
微妙にほぐれてきたような
気がします。。。(苦笑)
さて、それはさておき、
このL-507uXには、
MM/MC対応の内蔵フォノイコライザー
アンプ回路が搭載されています。
ただ、一昔前の製品と違い、
CDやPCオーディオ再生を
メインにしている昨今のアンプの場合、
えてしてオマケ程度のものしか
付いていないので、期待しない方が良い、
な~んて話をオーディオショップの
店員さんからもよく耳にします。
一昔前のアンプの内蔵フォノイコが
どのくらい優れていたのかは知る由も
ありませんが、少なくともメインシステムの
マッキンMA6600(MMのみ)と
以前所有していたLUXMANの
A級アンプ、L-590AⅡの
内蔵フォノイコに関しては、
ハッキリ言って、「?」
な感じはありました。
ということで、このL-507uXに
搭載されているフォノイコも恐らく
L-590AⅡに搭載されていたそれと
何ら変わりはないのでは?
と想像すると、やはり、その再生音には
あまり期待できそうにありません。
とは言え、折角、
搭載されているのですから、
試してみない手はありません。
てなワケで、早速、普段、
dj Hideky kun が気に入って
使用しているAMPHIONの
PHONO BASIC と
比較試聴してみたいと思います。
使用するプレーヤーは、
テクニクスSL-1200mk5、
カートリッジは、オーディオテクニカの
AT33PTG/Ⅱ、ヘッドシェルは
同じくオーディオテクニカの
50周年記念限定生産モデルの
AT-Ti15ANV、シェルリード線は
アクロリンクのLWG-8N Lead wire gold
であります♪
試聴ディスクはいつものように
各音楽ジャンルから聴き慣れた
アルバムをピックアップし、
フォノイコライザーを何度か
繋ぎ換えながら試聴を
繰り返してみました。
で、その比較試聴の結果や
如何に~っ?!
まず、遠い記憶(苦笑)に
なってしまいますが、L-590AⅡで
聴いた時よりは明らかに
良くなっているというか
良く聴こえます。
他の音源を再生した時と同様に
解像度が高く、S/N比、定位など
非常に安定したサウンドです。
この音なら、定価10万円以下の
フォノイコライザーレベルには
十分達していると思います。
dj Hideky kun と違って、
アナログはあるけど、ホント、
たま~にしか聴かない、という人なら
これで十分かもしれません。
では、AMPHIONの
PHONO BASICと
聴き比べてみたらどうでしょう?!
ハイ、結論から言うと、まぁ、
結果は目に見えてはいましたが、
やはり、AMPHIONの
PHONO BASICの圧勝
でありました♪
比較試聴したら、やはり、
内蔵フォノイコの粗が見えてきます。
決定的に違うのは低域の再生力です。
PHONO BASICに比べると
内蔵フォノイコの再生音は
総じて腰高に聴こえてしまいます。
さらに聴いていて気付くのが
音場や左右への音の広がり感が
やはり違います。
多分、誰が聴いても分かる
レベルの音質の差でありました。
まぁ、当然といえば当然の結果
ではあるのですが、それでも
AMPHIONのPHONO BASICを
繋げたATOLLのIN100seよりは
明らかに音質は数段良くなっています♪
やはり、CD再生音がイマイチなのは、
L-507uXのエージング不足ではなく、
単にCDプレーヤーのせいかもしれません。
結局、CDプレーヤーに関しては、
購入してから1年以内に2度も
再生不良を起こしたので、
代理店さんに無理を言って
新品に交換してもらうことにしました。
で、そのCDプレーヤーですが、
航空便で届くそうなのですが、
何分、月に2度のオーダーの
タイミングがずれると、平気で
納期が1~2ヶ月になるのだとか。。。
なので、2ndシステム本来の
CDプレーヤー、ATOLL CD100se-2で
このL-507uXと共にCDを
再生できるのは早くて
来月といったところでしょうか(涙)
でも、ものは考えようであります。
ちょうどその頃には、L-507uXの
エージングも完了している
はずだからでありまっす♪
で、このタイミングで、
電源ケーブルやインシュレーターを
替えたり、いろいろと手を加えて
いきたいと画策している
dj Hideky kun であります♪
早くL-507uXの潜在能力を
体感してみたいものであります。
う~ん、ワクワク☆ ワクワク☆