2ndシステムとして新たに導入した
LUXMANのAB級プリメインアンプ、
L-507uXですが、まだ、一週間も
経っていないものの、少しずつ、
その音質にも変化がみられる
ようになりました。
ちなみに、
その変化を把握するため、
今は電源ケーブルを純正品に
戻しています。
最新世代Xシリーズの第4弾として
リリースされたL-507uXですが、
やはり目玉は、AB級としては
初となる電子制御アッテネーター
LECUAとラックスマン独自の
高音質帰還回路ODNFの
最新バージョン3.0が同時搭載
されたということにつきます。
さらに、今作では、クラス初となる
パワーアンプ部ファイナル段の
3パラレル化を果たしたことで、
ミドルレンジとしてのクオリティを超え、
純A級プリメインアンプの
フラグシップモデルである
L-590AXと同等の負荷対応力を
実現しているそうであります。
では、具体的にどのように
変化したと感じるのでしょうか。
基本的に音質傾向は、
購入直後の状態から
変わっていません。
解像度とS/N比は確かに
非常に高いと感じることが
できますが、例えば、高域が
突き抜けるような晴れ晴れ感は
ありません。
どちらかというと、とても
やわらかく、優しい鳴りっぷりです♪
やはり、メーカーが言うように
エージングというものが
必要なのでしょうか?!
それともこんなもの?!
なのでしょうか。。。。。
ただ、今回のL-507uXを含め、
一連のXシリーズを何度か
試聴していて気付いたことが
あります♪
それは何か?!
特にL-507uXに強く感じるのが、
かつてのラックスマンの
A級アンプの音質傾向の面影
であります。
AB級なのに、どこかラックストーンを
イメージさせるA級アンプ的な
鳴り方をしているように感じます。
逆に同社のA級最新フラグシップモデル、
L-590AXを聴いていると、
まるでかつてのAB級アンプのように
シャープな美音系にシフトした
感じがします。
個人的にはこの音質変化が
イヤで、L-590AXの選択肢は
なくなったと言えます。
まぁ、あの、あり得ないくらいの
発熱量も不安材料ですが。。。
そんなことを考えながら改めて、
エージング中のL-507uXが
発するサウンドを聴いていると、
雑誌のレビューではありませんが、
何かハイエンドシステムと
同系列の音質傾向なのかな?!
とも思えるようになってきました。
まぁ、そうは言っても大切なのは、
自分好みの音楽を奏でてくれる
かどうかなので、一ヶ月くらい
経過した後は、どんどん煮詰め込んで
いきたいと思っている
dj Hideky kunであります☆
マッキンのMA6600を導入した時も
最初はどうなるかと思いましたが、
今ではキッチリ自分好みの
音質になっています♪
そうそう!そのMA6600を
L-507uXが超えるか?!
ということについてですが、
今のところそれはナイ!!
と断言しておきます。
というのは、そもそもこの両者の
音質傾向が全然違うからであります。
こんなところにもオーディオの面白さ、
楽しさの要素があるのかもしれません。
そうそう!ちなみにL-507uXには
ヘッドホン端子がついているのですが、
DENONのAH-D7000で聴いて
みたのですが、音楽観賞用としては
正直「?」であります。
この音質なら付けなかった方が
良かったのではないか?!
と思えるくらいショボイものです。
さてさて、次回はそんなL-507uXの
内蔵フォノイコライザーの性能、
音質を検証してみたいと思います♪