今でもオーディオ機器の試聴の際に
リファレンスCDとしても利用される
ことが少なくないノラ・ジョーンズの
デビュー・アルバム『Come Away With Me』♪
名門ブルーノート・レーベルから
若干22歳の時、このアルバムで
デビューを果たしたノラですが、
今やその人気は不動のものになっています。
そんな彼女のデビュー10周年を
記念して、これまでの作品を
高音質パッケージの販売で定評のある
米アナログ・プロダクションズが
初めてリマスターし、アナログ盤と
SACD(Hybrid)をそれぞれ
リリースしました☆
と言うわけで、dj Hideky kun の
愛聴盤でもある彼女の1stアルバム
『Come Away With Me』の
米アナログ・プロダクションズによる
リマスター盤SACD(Hybrid)が
ようやく手元に届いたので、
2003年にリリースされた
SACD(Hybrid)と早速、
比較試聴してみることにしました。
ちなみに以前のブログで、
今回のリマスター盤の12inch
200g重量盤アナログレコードの
試聴レビューした際、あまりの
リアル感にブッタマゲた
dj Hideky kunでありましたが、
同音源によるリマスター盤
SACD(Hybrid)の方は、
どうでしょうか?!
比較試聴システムはいつものように
2ndシステムを使用。
はてさて、
その結果や如何に~っ!?
まずは、聴き慣れた従来の
SACD(Hybrid)は置いておいて
今回のリマスター盤から
試聴してみたのですが、
まず、一聴して気が付くのが、
音圧が従来のSACD(Hybrid)盤より
明らかに低いということです。
しかも、かな~り低いのであります。
思わず「えっ?!」ってなくらいにです。
なので、アンプのボリューム位置を
いつもより数db上げて
聴き直してみることにしました。
するとどうでしょう!
とにかく各楽器の音色とノラの
ヴォーカルが実に生っぽくて
リアルではありませんかっ!!
あわてて従来のSACD(Hybrid)盤と
取り替えて聴いてみると、従来盤は
確かに音質的にも良いのですが、
今回のリマスター盤SACD(Hybrid)と
比較すると、リアリティ感が大きく
異なっているではありませぬかぁ~っ!!
とは言え、
じゃあ、従来のSACD(Hybrid)盤が
良くないかというとそんなことはありません。
従来のSACD(Hybrid)盤にある、
音質的な艶や美しさは
やはり素晴らしいと思います。
ただ、よりリアリティ感を求めるのであれば、
今回のリマスター盤SACD(Hybrid)も
必聴に値する1枚である、ということです。
ただ、個人的には、もしアナログの
システムがあるのであれば、
今回のリマスター盤は絶対、
アナログを買うべきだと断言しまっす!
今回のリマスター盤のアナログの
出来は別格です☆
今回比較試聴した2枚の
SACD(Hybrid)盤を
完全に凌駕しています。
そのくらいのインパクトはありました。
ただ、一般的には通常の
CDプレーヤーでも再生可能な
SACD(Hybrid)盤がやはり、
手軽でオススメということには
なるかもしれませんが。。。
とは言え、いくら音が良くても
大切なのは作品としての音楽性です♪
『Come Away With Me』は
紛れもなく後世に残る名盤だと
思いますので、その名盤をより
レコーディング時に近い音で
聴ける幸せを噛み締めながら、
また、何度も何度も、その音楽に
酔いしれるんだろうなぁ~♪
な~んて思いを馳せる
dj Hideky kun なのでありました☆