日本でも未だに熱狂的なファンをもつ
アメリカを代表するロックバンド、
KISS ★
数年前、マツケン主演の映画
『デトロイト・メタル・シティ』に
ベーシストのジーン・シモンズが
出演していたのを観た時には、
笑えはしましたが、なんだか少々
複雑な気持ちにもなった
dj Hideky kun でありました。
そのKISSが1976年に
リリースした通算4枚目に
あたる大ヒットアルバム
『Destroyer(地獄の軍団)』の
リマスター盤ならぬ、再ミックス盤が
リリースされたということで、
早速取り寄せてみました♪
ちなみに、な、な、何と!
CDとアナログ盤、それぞれ
リリースされていまっす。
この『Destroyer(地獄の軍団)』は
アルバムとしての完成度も非常に
高いと思いますが、やはり何といっても
素晴らしいのがオープニングを飾る
「デトロイト・ロック・シティ」に
尽きるのではないでしょうか。
「ラヴ・ガン」とともに、
彼らが生み出した永遠不滅の
ロックナンバーだと思います☆
で、そんな再リミックス盤ですが、
何がどうなっているのかというと、
①オリジナル作品でもプロデューサーだった
Bob Ezrinがオリジナル・マスターテープから
改めて再ミックスしている。
②「Beth」では、ファイナルミックスの段階で
編集されてしまっていたヴォーカルがあり、
今回はそのヴォーカルも元通りに
再編集されている。
③また、新たに見つかった
オリジナル・ギター・ソロが入った
「Sweet Pain (Original Guitar Solo)」を
ボーナストラックとして収録。
④ジャケットは、当時Ken Kellyが
制作したオリジナルのものになっている。
ざっと、以上な感じであります。
で、その再リミックス盤との
比較試聴に取り出したのが、
SHM-CD盤でありまっす。
ちなみにこちらは1996年
リマスター音源が採用されている
限定盤紙ジャケ仕様となっています。
確かにジャケットを比較してみると、
足下にある岩?がなくなって
メンバーが宙に浮いております(笑)
これで、これまでのアナログ盤含め、
2種類のジャケットが手に入ったので、
2枚並べて飾ってみたいと思います(笑)
でもって、笑ったのが、
今回のリミックス盤CDの再生側の
盤面ですが、真っ黒ケッケでありまっす!
いやぁ~、
やってくれますなぁ~(笑)
さてさて、そんなこんなで、
オーディオシステムは
いつものように2ndシステムを使用。
さてさて、お気に入りの
「デトロイト・ロック・シティ」が
どう化けているのか、楽しみでありまっす♪
ちなみに、既に購入済みの方達の
ネットでの評価を見ていると、
意外?!と意見が分かれている
ようでありますが。。。。。
さてさて、dj Hideky kun の
比較試聴の結果の方は
どうだったのでしょうか?!
ハイ!
結論から言うと、
なかなか宜しいのではないでしょうか!
特に比較試聴での違いとして
感じられるのが、
音の分離が良くなっている、
高域部分が改善されている、
といったあたりでしょうか。
ただ、従来通り、
低域は相変わらずスカスカであります。
まぁ、このあたりは何もKISSに限らず、
この時代の名盤の多くはこんな感じ
だと思いますので、そこは大目に、、、、、
でも、リマスターではなく、
こんな感じのリミックスっていうのも
アリかも!と思わせてくれる好盤です。
しかも、安価で、ジャケットも
これまでのものと違うので、
コレクターアイテムとしても
良いのではないでしょうか。
それにしても、
どうしてこの時代のように名曲、
名盤というものがめっきり
出てこなくなったのでしょうか?!
そんなことを思いながら、
『Destroyer』リミックス盤を
何度も何度も聴き返す
dj Hideky kun でありました。。。。。