デイヴ・ブルーベック・カルテットの名曲、
「TAKE FIVE」と言えば、日本でも
TV-CMなどでも使われるほど、
一般的にも知名度の高いジャズの
名曲であります♪
dj Hideky kun も大好きな
ポール・デズモンド作曲による
正真正銘の不朽の名曲
「TAKE FIVE」☆
その「TAKE FIVE」が収録されている
名盤『TIME OUT』がリリース
されたのが1959年。
名盤ゆえ、現在まで、CD、レコード含め、
数々のパッケージが販売されています。
そんな中、数々のリマスター盤で
非常に評価が高いを得ている
アメリカのレーベル、アナログ・プロダクションズ
によるこの『TIME OUT』のリマスター盤が
満を持してリリースされたので、
早速取り寄せてみました♪
今回リリースされたリマスター盤の
パッケージは、SACD(Hybrid)と
45回転200g2枚組重量盤の
アナログレコードの2種類です。
既にアメリカでは、どちらのパッケージも
好調なセールスを続けているようであります。
ということで、まずはSACD(Hybrid)が
手元に届いたので、早速、これまでの
同タイトルの中でdj Hideky kun が
最も音が良いと思っている香港ソニーから
昨年リリースされたK2HDCDとの
比較試聴をしてみたいと思います。
ちなみにこのK2HDのリマスターは
日本のスタジオで、日本人のエンジニア、
袴田剛史さんの手によるものです。
試聴用システムはいつものように
2ndシステムを使用。
でなわけで、早速、比較試聴の
開始でありまっす~っ♪
まずは聴き慣れたK2HD盤を聴いて、
今回の主役、APリマスター盤
SACD(Hybrid)を聴いてみることに♪
ム、ム、ム、ム、ム、、、、、
ほ~、なるほど~、、、、、
そうきましたかぁ~、、、、、
いやいや、もう、全然違います!
リマスターによる音のアプローチが!
こうして比較試聴するとK2HD盤が
デジタルチックに聴こえてしまうから
不思議です。
まず、音圧は圧倒的に
K2HD盤の方があります。
さらにK2HD盤はいかにも
解像度を高めたハイファイサウンドを
目指してリマスターされたのか、
というほどの音に仕上がっています。
とにかく音が綺麗でクリアで、
現代風にリマスターされてるんだなぁ、
ってことがよ~く分かる感じです、
このK2HD盤は。
それに比べて
今回のSACD(Hybrid)リマスター盤は
K2HD盤を聴いた後に聴くと、
一瞬、「あれっ?!どうしちゃったの?!」
と思うくらい地味に感じるのですが、
音楽としてどんどん引き込まれていくのは
アナログ・プロダクション盤なのであります☆
不思議です。
とにかく1曲目の再生からもう、
音が全く違います。
非常にその音を表現するニュアンスが
難しいのですが、落ち着き感や年代を
感じさせる心地よい趣が感じられます。
ひと言で簡単に言ってしまえば、
「アナログレコード的」となってしまいそうですが、
そんな単純な表現では収まらない
奥深さのようなサウンドを奏でます♪
例えるなら、JAZZ BARなどで、
小音量で流れるジャズが、
妙に良い音で聴こえるような、
そんな感覚でしょうか。
ノスタルジックな音質です。
でも決して音がこもっているとか、
ナローレンジってことはありません。
でもK2HD盤とは明らかに音の作りや
アプローチが異なります。
ほどよいヴィンテージ・サウンド感が
たまりませぬっ!!
こりゃ、間もなく届く、ノラ・ジョーンズの
名盤『Come Away With Me』や
ドアーズの1stアルバムのリマスター盤
に対する期待も高まりまっす☆
相変わらず、アメリカン・レーベル、
アナログ・プロダクションは
良い仕事、してますねぇ~♪
これからやってくる秋の夜長、
このリマスター・シリーズで聴く、
音楽を思う存分、堪能したいと思う
dj Hideky kun でありました☆