さてさて、国産オーディオ製品で
久し振りに気になる製品が
リリースされたので、早速、
試聴して来た
dj Hideky kunであります♪
で、今回の主役は、
マランツのハイエンドモデル、
SACDプレーヤーのSA-11S3と
プリメインアンプのPM-11S3
でありまっす☆
ちなみに試聴用のスピーカーは
dj Hideky kun のメインシステムで
愛用しているお気に入りの
B&Wの805 Diamondでありまっす♪
ただし、ピアノブラックでは
ありませんでした。
特に今回、気になっていたのが、
SA-11S3でありまっす!
そのスペックを見るとなかなか
ソソラレル内容にアップデート
されているからです。
中でも一番目を引いたのが
DACが変更となり、現状、
dj Hideky kunの最も
お気に入りのDAC、
バーブラウン製の「DSD1792A」
になったという点であります。
しかも、うれしいことに
192kHz/24bitの信号に
対応するUSB DAC機能を
搭載しています。
まぁ、他にもあげると
切りがないのですが、
これだけでももう十分、
dj Hideky kunの心を
わしづかみといった
所でしょうか(笑)
さて、この注目のSA-11S3
でありますが、実売価格が
40~45万円弱。
この価格帯の一番の対抗馬
としてあげられるのが
ラックスマンのD-06。
こちらもDACはバーブラウン製の
「DSD1792A」を搭載しています。
しかも2基もっ!!
また、DAC機能はありますが、
USBは非対応で96kHzまで
しか対応していません。
あとの対抗馬としては
エソテリックのK-07あたりに
なるのでしょうが、音色が
個人的好みではないので除外。
エソテリックなら最低でも
K-03からでないと話に
なりませんが、如何せん
高すぎまっす!
現実的ではありません。
で、dj Hideky kun的には
SA-11S3と同一価格帯の
製品群の中で一番気に
なっているのが
ATOLLのCD400でありまっす。
正確には若干、SA-11S3より
高目なのですが、7万円前後の
差なので、比較対象にしてみました。
ATOLL CD400の気になる
DACは、バーブラウン製の
「DSD1794」を2基積んでいます。
スペック的には、1792の
ダイナミックレンジが129dbに対して、
こちらは132dbとなっていますが、
いずれもバーブラウンを代表する
音楽特性上最上位に位置する
DACであることは間違いありません。
しかもCD400のピックアップには
な、な、何と!あのフィリップス製の
PRO CDが搭載されているのです!
まぁ、この2点だけとっても
スペック的にはノックアウト
されそうな内容でありますが、
結局は、その出音が自分の
嗜好に合っているかどうかが
決め手となるので、スペックは
やはり、参考程度、ということ
になります。ハイ!
ちなみに、以前、マランツの
試聴室でSACDプレーヤーの
全モデルを比較試聴させてもらった時、
前モデルのSA-11S2とPM-11S2を
同じくB&Wの805Diamondで
聴いた時の印象ですが、クラシックを
聴くならSA-112SかSA-7S1、
ロックやポップスを聴くなら
SA-13S2、15S2、8004
かな~という印象でした。
SA-112SとSA-7S1に
関しては、とにかく音場が
圧倒的に広く、オーケストラサウンドが
非常に映えるサウンドでした。
対するSA-13S2以下の
モデルは低域の締まり具合や
タイト感がロックやポップスを
聴くにはむしろ向いている
ように感じました。
ただ、ジャズを聴くには
好みが分かれるところ、
って感じでした。
この時のdj HIdeky kunの
好みとしてはSA-13S2でしたが、
正直、それでも購入するほどの
魅力は感じられませんでした。
中高域も綺麗な感じはしましたが、
キレイなだけであって、
色気や艶が足りない
気がしたからです。
かたや、ラックスマンはどうでしょう?
こちらもマランツのSACDプレーヤー
同様に非常に評価の高い製品です。
最上位モデルのD-08からD-05までの
3モデルを同社のプリメインアンプ、
L-590AXやセパレートタイプの
C-600fとM-600Aで試聴した
時の印象は、マランツの造られた感のある
美音より、こちらの方が好みでした♪
出音の全体的に感じる点は、
サウンドが豊かで、ゆったりしている
と言うことでしょうか。
マイルドですが、美しいサウンドです。
ただ、dj Hideky kunには
押しが弱く、マイルド&マッタリし
過ぎている感がなくもないので、
やはり、ネットでの好評価ほど
魅力は感じませんでした。
てなわけで、前置きが随分と
長くなってしまいましたが、
注目の新製品!マランツの
「SA-11S3」と「PM-11S3」で
聴く音楽はどうだったのでしょうか?
まずは見た目ですが、パッと見は
旧モデルと識別できないのではないか
というくらいの差にしか感じませんでした。
操作感も同様です。
では、その再生音はどうでしょう?
まだ、エージング不足で硬さが
取れていなかったのかもしれませんが、
とにかく前モデルの「11S2」とは
音の方向性が変わった気がしました。
音場の広さが影を潜め、変わって、
より音が鮮明にクリアになった
という印象です。
もう、これでもか~っ!!
というくらいに作られたような
美音全開!といった感じがします。
ハッキリ言って、高域なんかは
耳につきます、っていうか、
耳に突き刺さります。
サウンドは非常にクリアで、
キレイなのですが、もしこの音が
ずっと続くのであれば間違いなく
早い段階で聴き疲れしてしまいそうです。
これだったら、極端な話、
前モデルの方がまだ良かった気がします。
まぁ、まだ慣らしが足りていない、
ということだったのでしょうか?!
う~ん、各社とも同じバーブラウン製の
DAC「DSD1792A」を搭載している
にもかかわらず、ここまで音の傾向が
異なるとは!
ちなみにdj Hideky kunの
個人的音楽嗜好でいうと、
バーブラウン製の「DSD1792A」を
使用している数ある製品群の中での
お気に入りは、やはり、soulnote製の
CDプレーヤーとDACのdc1.0につきます。
やはり、良い音で楽しく音楽を
聴けるシステムというのが
個人的な好みのようであります。
というわけで、メチャクチャ期待
しまくっていた「SA-11S3」と
「PM-11S3」ですが、今回の試聴では
残念ながら期待はずれ
となってしまいました。
とはいうものの、
このままでは終わらせませぬっ!
ハイ!そうでっす!!
次回は、これまた本命中の本命?!
でもあるATOLLのフラグシップモデル、
CD400とIN400の組み合わせによる
試聴をDYNAUDIOのショウルームで
再度、試聴する予定と相成りました♪
さて、さて、どうなりますことやら。
次回につづく。。。。。