オーディオ雑誌『ステレオ』の
2012年1月号付録の
デジタルプリメインアンプ、
ラックスマンLXA-OT1(改)が
すっかりお気に入りの
dj Hideky kunでありますが、
そろそろ、このアンプに合った
オーディオプレーヤーを
決めようかと考えている
今日この頃でありまっす。
というわけで、まずは、
CDプレーヤーにするか
ネットワークオーディオプレーヤー
にするかで思案することに。
先ず考えたのが、
せっかくなので、一台くらい
ネットワークオーディオプレーヤーを
導入しても良いかなぁ~、
な~んて安直に思った
dj Hideky kun。
候補としては、
パイオニアのN-50かN-30。
いずれも売れまくって、
在庫がない状態が続いていた
人気製品でありまっす☆
導入メリットとしては、
PCを必要としないNASが利用でき、
FLAC/WAVの192kHz/24bit
再生ができたり、インターネットラジオも
聴けるという点でしょうか。
さらにN-50はDACとしても
使用できます。
でも、結論としては
今回は導入見合わせに。
理由は単純明快!
ギャップレス再生対応してないからです。
ハッキリ言って、これはありえませぬ!!
また、一部のレビューで
192kHz/24bitのFLAC音源
再生時に音飛びがするという
記事を見掛けたので、
恐らく、ギャップレス再生対応
機種がそのうち出るでしょうから、
それからでも導入は遅くないかな、
と思い、今回は導入を見送る
ことにした次第でありまっす。
というわけで、
狙いはCDプレーヤーに♪
気になっているのは、
同じくパイオニアから先月
リリースされたSACDプレーヤーの
PD-30とPD-10、そして、
デノンからリリースされたばかりの
DCD-755REでありまっす。
実売価格はいずれも5万円以下。
ラックスマンLXA-OT1(改)用
としては、この価格帯で良いかなぁ~、
なんて勝手に決め付けている
dj Hideky kunなのであります。
デノンのDCD-755REは、
まず、現物を見て、即却下。
まぁ、価格相応なのかもしれませんが、
トレイのプラスチッキーさに幻滅。
さらに、再生音もとりたてて
良さが感じられず。
残念ながら、やはり、
ミニコンポの延長線上にある
サウンドでした。
で、候補としては、俄然、
PD-30とPD-10のどちらか、
ということになりました☆
こちらもN-50かN-30同様、
発売早々から、好調なセールスを
続けているようです。
この価格レンジで、SACD再生が
可能というだけでなく、
一番気になるのはやはり、
DSD再生が可能ということに尽きます。
で、第一候補はPD-10♪
PD-30とPD-10の主な違いは、
・USB端子経由でのiPodなどの
音源再生ができるか否か
・極太電源ケーブルか否か
・フロントパネルがアルミか否か
・RCA端子が金メッキか否か
・リモコンの違い
あたりでしょうか。
この違いで、実売価格に
約2万円程度の開きがあります。
いずれにしても試聴してから
でないと導入できませんから、
今回、比較試聴をしたのですが、
試聴前の予想は、恐らく聴き分け
られないくらいの差だろう、
と勝手に想像していた
dj Hideky kunでありました。
というわけで、この両者の
比較試聴開始でありまっす☆
まずは、外観ですが、
どちらもなかなか堂々としています。
特にPD-10などは、
とても実売価格2.5万円とは
思えない見栄えの良い
外観であります。
まず、比較試聴に使ったアンプは、
2ndシステムでも愛用している
ATOLLのIN100SE、そして、
スピーカーは、FOCALの
Chorus 806Vを選択。
試聴ディスクには、
オスカー・ピーターソン・トリオ(SACD)と
イズラエル・カマカヴィヴォーレの
アルバムを使用。
さてさて、
試聴の結果や如何に~っ?!
いやいや、ハッキリ言って、
事前の想像とは違っていました。
この両者の音質に関しては、
大差ないと思っていましたが、
解像度や低域の再生音での
違いがしっかり認識できる
レベルでした。
PD-30の方が低域の再生音の
ハッキリした輪郭や量感が
明らかに勝っています。
中高域のサウンドは傾向としては
同じですが、PD-30の方が解像度が
高い分、やはりアドバンテージは
あるように感じますが、
低域再生音ほどの違いはありません。
ちなみにアンプを
ラックスマンのL-590AXに
変えても結果は同じでした。
これは正直、悩みどころです!
この違いを知ってしまうと、
仮にPD-10を導入した場合、
間違いなく、電源ケーブル(メガネ型)を
購入してしまうからです。
そうなると、本体実売価格
2万円の差は一気に縮まります。
この時点で、dj Hideky kunの
気持ちはややPD-30に
傾きかけていました。
そこで、クールダウンを図る
意味合いで、普段聴き慣れている
ATOLLのCD100SEに
プレーヤーを変えてもらい、
再度、同じディスクを再生してみることに。
えっ!?
ガガーン!!
いやいや、クールダウンのつもりで
聴いたのですが、
う~ん、、、、、
聴いて良かったでっす☆
あまりにも違いすぎました。。。
まぁ、価格差を考えれば
当然と言えば当然なのですが、
ここまで違うとは。。。。。
ちなみにPD-30のSACD再生より
IN100SEでのCD再生の方が、
音は全然良いです。
逆転することはありませんでした。
実売5万円以下でもそこそこ
良い音してるんじゃないの?!
な~んて考え、やっぱり
甘かったようであります。
まぁ、PD-10とPD-30は
「ピュアオーディオモード」で
聴くことができなかったので、
もう少し差は詰まるのかも
しれませんが、やはり、
その差は歴然かもしれません。
恐らく、PD-10とPD-30で
ポップスを聴くのなら、
そこそこ良い音で楽しめるとは
思いますが、ジャズやロック、
クラシックをじっくり聴く、
ということになれば
やはり話は別です。
PD-10とPD-30に関しては、
「今まで聴ここえなかった音が
聴こえるようになった!」
などということはありませんでした。
とは言え、PD-10とPD-30の
音が悪いわけではなく、
この価格でこの音なら「買い!」
ではあるとは思いますが、
実売10万円以上のCDPの音と
比べて聴いてしまうと、やはり、
導入する気が一気に冷めてしまった、
というのが正直なところであります。
しかも、もうじき、
この上位機種として、
PD-50がリリース予定なので、
なおさら急ぐ必要はないかと。
ちなみにPD-50は、
アナログ、デジタルの電源部が別で、
DACがツイン化されており、また、
単体DACとしても使用可能、
ピックアップ部分の制振対策という
かなりスペックがアップしている
感じでありまっす☆
なので、重量もかなり違っています。
いくらカスタマイズしたからといっても
LXA-OT1(改)は雑誌の付録
なのだからそれ用のCDPは、
実売5万円以下でも充分だろうと
安直に考えていた浅はかさを
思い知った限りであります。
数万円とはいえ、この結果なら、
その予算を他の製品導入への
足しにするべきだと確信しました。
今一番の狙いは、今秋リリース予定の
ATOLL DAC200 ☆なのであります♪
というわけで、LXA-OT1(改)用の
CDプレーヤー導入に関しては、
一旦、ペンディングということに
相成りました。
また、一から出直しでありまっす。
まぁ、でも、なんだかんだ言っても、
こうやって、あ~だ、こ~だと
悩んでいる時が案外
楽しかったりもするのでありまっす♪
次回に続く。。。。。