★ 後編!第11回 McIntoshスペシャル試聴会レビュー ~ パワーアンプMC601とスピーカーXR100/XR50 ~

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今夏にリリースされる

McIntosh の新製品群ですが、

前回の試聴会レビューで

ピックアップした

管球式50周年モデルに続き、

今回は、600Wという

ハイパワーのモノーラルアンプ、

MC601と、dj Hideky kun、

個人的に非常に興味があった

新しいスピーカーシステム、

XR100とXR50を中心に

試聴会を振り返って

みたいと思いまっす♪


ちなみに前編の

試聴レビューはコチラです↓

第11回 McIntoshスペシャル試聴会レビュー前編 ~ 50周年記念限定管球式パワーアンプMC275LE ~

まずは、今回の試聴会の中で

最も個人的関心が高かったのが

ブックシェルフ・スピーカーの

XR50でありまっす☆

何と言ってもその価格が

1台21万円という点が

これまでの同社の

スピーカーシステムの

価格からするとかな~り

リーズナブルなので、これで、

McIntoshアンプとの

相性が良かったら、

もう言うことNothing!

といった感じでありまっす。


見た目も良い感じです♪

サイズ的にもバランスが

ちょうど良いのではないでしょうか。


高さは43cmありますから

日本の一般的住宅事情からすると

ブックシェルフ型としっては

限界値ってところでしょうか。


そして、他の製品同様、

適度に高級感を醸し出しています。


フロント下部のイルミネーション機能が

McIntoshファンの心をくすぐります♪


この辺の演出は流石!

って感じですね~。


カラーも「グロス・ブラック」と

「レッド・ウォールナット」と

「ピアー・メイプル」の3色から

選べるようになっています。

気になるスペックですが、

インピーダンスは8Ωで、

入力感度は81dBと

低めな点が個人的には

気になりました。。。


しか~し、

McIntoshのスピーカーらしく?!

最大入力レベルは、

なっ、なっ、何と~っ!!

300W もありまっす☆


マッキントッシュ・ジャパンの

社長さんも、そこは大パワーを誇る

McIntoshのアンプに合わせて

作ってますからって強調されてました。


ただ、一点、残念に思う方も

いるかもしれませんが、

バイワイアリング対応には

なっていません。

で、そのブックシェルフ・スピーカー、

XR50 の気になる音質や

如何に~っ?!?!?!


まずセッティングされたシステムが、

我がメインシステムでもある

プリメインアンプMA6600でありまっす。


CDプレーヤーは、

MCD500だったと思います。


う~ん、こりゃ、試聴するには

dj Hideky kun 的には

ベストでありまっす!


我がシステムの相棒、

B&W 805 Diamond と

比べてどうなのかが

かな~り気になるところでありまっす。 


う~ん、ワクワク♪ワクワク♪

さてさて、試聴開始でありまっす☆

ムっ、ムっ、ムっ、ムっ、ムっ、、、、、


フム、フム、フム、、、、、


う~ん、、、、、

まずは、一聴して感じるのが、

「音が硬い」ということであります。


これは、もしかしたら

スピーカー自体のエージング不足か

何か一因となっているのかもしれませんが、

とにかく「音が硬く」感じます。


といっても、デジタルアンプで

聴くようなパキパキした硬さではなく、

まだ慣らしが終わっていないような

「硬質感」や「締まり」が感じられる

といった具合でありまっす。


なので、決して嫌ではない

「硬さ」なのですが、例えば、

B&W 805 Diamond で

聴いた場合と全然音の傾向は

違っています。


B&W 805 Diamond の

沈み込むような独特の低音と

艶やかさは感じられません。


逆に、音が硬く感じられる分、

フレッシュなサウンドに

聴こえるかもしれません。


あと、音の広がりは控え目ですが、

定位感はまずまずです。


いずれにしても、XR50の場合、

他メーカーのアンプとあえて

組み合わせるメリットは

少ないのではないかと思います。


やはり、XR50の場合は

特にMcIntosh のアンプと

組み合わせるしかないかな~

って感じました。

で、お次が

そのトールボーイタイプとして

リリースされるXR100でありまっす。

価格も一気に倍以上となり、

こちらは1台52.5万円でありまっす。


XR100もXR50同様、

カラーは3種類、最大入力も

600W となっています。


ただ、入力感度は87dB

となっており、JBL のスピーカー

とまではいきませんが、

まずまずといったところでしょうか。


高さが1265mmで、

重量が31.1kgなので、

トールボーイ型としては

一般的なサイズかもしれません。


で、こちらのスピーカーは、

今回新たにリリースされる

モノーラルパワーアンプ、

MC601と最新プリアンプ、

C50との組み合わせによる

試聴でありまっす♪

で、そのサウンドや

如何に~っ?!?!?!

フムフム、、、、な~るほど~。。。

まぁ、アンプがセパレートに

変更されている点も

起因しているのでしょうが、

XR50との違いは明らかで、

量感はもとより、音の広がりや

定位感も価格以上の

差を感じてしまいます。


とはいっても、こちらも

XR50同様に「音の硬さ」を感じます。


やはり、エージング不足なのでしょうか?


また、ジャンル的には

フルオーケストラの再生には

限界があるように感じました。


ジャズやポップス向き

といったところでしょうか。


70年代までのロックには

良いと思いますが、

最近のロックには別の

選択肢があるように感じました。


ただ、以前試聴した同社の

1000万円もする

フラグシップモデルの

費用対効果的な観点からすると

今回のXR100とXR50は

McIntosh ユーザーにとっては

注目の新製品だと思います。


dj Hideky kun の場合は、

B&W 805 Diamond と

組み合わせていますが、もし、

JBLと組み合わせてMcIntosh を

聴いているという方には、一度、

XR100 での試聴をおすすめします。


まぁ、dj Hideky kun 的には

B&W 805 Diamond と

買い替えるほどのインパクトは

ありませんでしたが。


むしろ、今回、以外に?!

いいなぁ~と思ったのが、

C50とMC601の

組み合わせであります☆


今回、同時に試聴した

50周年記念モデルのMC275LEと

C2300G の組み合わせより、

出音の好みとしては、

C50とMC601の組み合わせ

の方が良かった気がします♪


とにかく一昔前のMcIntosh の

音とは違い、非常に現代的な

サウンドを奏でます。


もちろん、McIntosh ならではの

「濃さ」や「味付け」も感じられます。


欲を言えば、MC275LEとC2300G の

組み合わせとC50とMC601の

組み合わせを足して2で割った音が

ベストかなぁ~って感じです。


まぁ、もっと言えば、よっぽど大型の

ホーンスピーカーシステムでなければ、

今のMcIntosh ならプリメインアンプで

十分楽しめるなぁ~、

って改めて思った次第でありまっす。


なので、恐らく、ハイスペックな

DACを搭載するであろう

次期プリメインアンプの発売に

大いに期待したいdj Hideky kun

なのでありMAX☆


で、試聴会のラストを飾ったのは、

番外編ということで、同社の

スピーカーシステムのフラグシップモデル、

XRT2Kを、これまた超弩級の

パワーアンプ、MC2KWで

鳴らすというものであります。

ちなみにこの2機種だけでも

総額2千万円コースでありまっす!!


でもって、XRT2Kの高さは214cm、

重量は205kg、最大入力2000W!

とまさに超弩級でありまっす☆

XRT2K の最大の特徴である

「音を面で聴かせる」ために、

低域ユニットのアルミニウムコーンが6個、

高域ユニットのチタンドームが何と!40個!

そして、中域ユニットのチタンドームが

驚きの64個!搭載されていまっす~っ!!


なんだか、表現はよくありませんが、

パッと見は、タコの足って感じであります。(笑)


それにしても、この組み合わせで普段、

音楽を聴いている人って、

日本に何人いらっしゃるのでしょうか?


で、その肝心のサウンドでありますが、

試聴したのはフルオーケストラの

クラシックだったのですが、まぁ、

それは、それは、当然ですが、

迫力は満点でありまっす☆


ただ、残念ながら、

個人的嗜好で言うと、

ホール感や臨場感といった観点で聴くと、

別の選択肢になってしまうだろうな、

と感じた次第であります。


まぁ、パワーアンプとスピーカーだけで、

2千万円ですから、そりゃ、選択肢なんぞ、

ほぼ制限なしと言っても

過言ではなさそうですし。。。。。


いずれにしてもdj Hideky kun

は夢物語ですが(苦笑)


そうそう、

今回の新製品リリースの中で、

何気に気になったモデルが、

McIntosh のシンボルとも言える

ブラックガラスパネルに映える

ブルーアイズメーターを忠実に

踏襲した壁掛け対応の

アナログクロック、MCLK12

でありまっす☆

正面から見たら、

どうみてもアンプにしか見えません。


流石です!


左のメーターが「時」表示で、

右のメーターが「分」表示となっています。


ただ、気になる販売価格もある意味、

McIntosh 級といいますか、

157,500円もします~っ!!


たけぇ~っ!!

これ、音なりませんが、、、

何が?!って感じですかねぇ~。


う~ん、どんな人が買うんでしょうか?!

まぁ、こうした製品を本気で

リリースしてしまうあたりも

McIntosh ならでは?!

といったところでしょうか?!


dj HIdeky kun 的には

そんなMcIntosh の姿勢も

リスペクトしてしまうのでありまっす☆


まぁ、そうは言っても

この時計は買えませんが。。。。。(爆)

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