先日行われたMcIntoshの
第11回スペシャル試聴会のレビューで、
50周年記念限定モデルとして
間もなく発売される管球式パワーアンプ、
MC275LEのことを書いていて、
うっかり、その前に試聴していた
Nmodeの新ブランド、Lyricから
第一弾製品として5月にリリース
されたばかりの真空管アンプ、
V-LA1とCDプレーヤー、V-CD1の
試聴レビューを書いていなかったことに
気付いたdj Hideky kun でありました。(汗)
というわけで、今回は急遽、
そのLyric V-LA1とV-CD1の
印象などを簡単にご紹介したいと思います。
まずは、Nmodeの1bitデジタルアンプが
お気に入りのオーナーさんにとっては、
なかなか興味津々といった感じの
真空管プリメインアンプ、Lyric V-LA1
でありますが、ぱっと見の第一印象は、
大きくもなく、小さくもなく、といった感じで、
アルミ製ボディの真ん中あたりにある
ブルーに光るバイアスメーターが目を引きます。
そして、CDプレーヤーのV-CD1 の方ですが、
こちらは見た目がなんとな~く、
「あれ?!これってTriode製?!」と
思わず勘違いしてしまいそうな
ルックスであります。
ただ、残念ながら、dj Hideky kun が
最もお気に入りのCDプレーヤー、
soulnoteのsc1.0とともに
生産完了となってしまった
Nmode の人気CDプレーヤー、
X-CD1の実質、後継機種的な
位置付けでもあるようなので、
こちらもかなり、注目のモデル
なのでありまっす♪
ちなみにどちらも標準で
サイドウッドパネルが装備され、
アルミ製のリモコンも付属されるなど、
高級志向を取り込んでいるとのことでした。
その分、V-CD1はX-CD1より、
1万円高くなっています、と代表の
布村さんは仰っていました。(笑)
そうそう、このV-CD1の
ピックアップ部分ですが、
サンヨー製だそうであります。
また、DACには、信頼の
バーブラウン製、PCM1792が
採用されている点も見逃せません。
さてさて、では、一番気になる
この二機種の奏でるサウンドは
どうだったのでしょうか~っ!?!?!?
スピーカーには、
DynaudioのCONFIDENCE C2Ⅱを
使用しての試聴と相成りました☆
フム、フム、フム、、、、、
う~ん、、、、、
ムっ、ムっ、ムっ、ムっ、ムっ、、、、、
なるほどねぇ~♪
いやいや、一聴して感じたのは、
多分、有名なオーディオ評論家でも
ブラインドテストしたら、このアンプが
真空管だとは誰も思わないんじゃないかなぁ~、
というくらい明晰なサウンドです☆
スピード感もあり、
低音は引き締まって固めな印象です。
例えがよくありませんが、
ラックスマンやアキュフェーズの
純A級アンプとAB級アンプを
聴き比べた時のAB級アンプに
感じたテイストに似ているような
気がしたdj Hideky kun でありました。
ただ、個人的印象としては、
同時に聴いたX-DP1-HFと
1bitパワーアンプ、
X-PW1プロトタイプとの
組み合わせのような
パキパキ感は多少和らいで、
その分、同時にNmode製品らしさも弱まり、
これが新ブランド、Lyricの音なのか~、
と感じた次第でありまっす♪
まぁ、真空管を交換して
自分好みのサウンドにより近づけるも良し、
何より大きなセールスポイントの
ひとつとしてあげられるのが、
やはりその価格設定にあると思います。
このサウンドで189,000円というのは
かなり戦略的でもあり、思い切った
設定にしたんだなぁ~と感心させられます。
少なくとも同価格帯であれば、
他社のトランジスタタイプより、
アドバンテージがあり、
競争力も高い製品だと思います。
唯一の弱点としてしいてあげるとすれば、
やはり、ブランドとしてのネームバリューが
まだ低いということでしょうか。
なので、大変だとは思いますが、
布村さんには、今回のように
信頼できるショップさんとも協力して、
どんどんコンシューマーに直接
訴えかけることができる
斬新で、誰でも気軽に参加できる
試聴会やイベントを精力的に
今後も続けていって欲しいと思った
dj Hideky kun でありました。
期待しておりますです。ハイっ!