さてさて、本日はあいにくの雨でしたが、
マッキントッシュ・ピュア・
オーディオクラブ事務局主催による、
待ちに待った2012年の新製品発表も
兼ねたスペシャル試聴会が開催されたので、
早速、参加してきたdj Hideky kun
でありまっす☆
今回で11回目を迎えたMcIntosh
スペシャル試聴会ですが、今回は、
かな~り興味深い新製品が
ラインナップされているので、
いつになく興味津々であります♪
中でも注目は、やはり、1962年の
発売から実に50年を迎える
マッキントッシュを代表する
管球式パワーアンプMC275の
50周年記念モデルとして
日本国内275台限定で発売となる
MC275LEであります☆
ちなみに、本国アメリカとヨーロッパも
それぞれ275台ずつの
限定販売だそうであります。
しかも!しかも~っ!
一般の人のMC275LEの試聴は
今回が日本では初めて!
なんだそうでありまっす♪
こりゃ、ますますテンション・アーップッ!!
で、会場には歴代のMC275が
並べられていましたが、
MCを担当されていた
マッキントッシュ・ジャパンの
社長さん曰く、6台目にあたる
今回のMC275は、これまでの
モデルより大幅に進化しており、
フル・モデル・チェンジと言っても
過言ではないほどの進化を
遂げていますっ!とのことでした。
搭載されているKT88真空管も
特性のあったものをセットにしているとか。
これ自体が相当凄いことらしいのであります。
なにやら、証明書も付いていますし。。。
まぁ、技術的なことに関しては
相変わらず疎いdj Hideky kun
でありますが、やはり、そのルックスは流石!
マッキントッシュ!といえるほどの
凝った演出が施されています。
これだから、マッキントッシュって、
所有欲を満たしてくれるんでしょうね~♪
まず、プリの電源を入れると
それに連動して、手前の真空管が
左から順に1球ずつオレンジに
点灯し始めます。
実は、これがウォーミングアップを
知らせる仕掛けだとか。
さらに7球全てが点灯完了し、
と思った次の瞬間、何と!
一斉にグリーンのイルミネーションに
変わるという演出でありまっす♪
う~ん、演奏前からこの仕掛けに
すでにやられちゃった感のある
dj Hideky kun なのでありました。
いやぁ~、いつもながらに
マッキントッシュの視覚的効果は
絶大でアリMAX☆
で、このMC275LEに繋げる
プリアンプですが、マッキントッシュ
自身が推奨している管球式
プリアンプC2300Gであります。
実はこのC2300Gは、
既に販売中のC2300を
今回限定販売される
MC275LE用に最適化したもの
だそうで、見た目もノブや
サイドパネル部分が
ゴールド仕様となっています。
こちらも上部から見たグリーンの
イルミネーションが素晴らしい
真空管が目をひきます☆
ちなみにこのC2300Gは
日本国内限定100台だそうです。
で、気になる販売価格は、
MC275LEとC2300Gともに
75万円(税別)となっています。
C2300Gの方は実質の値下げで、
トータルで150万円なら
マッキントッシュとしては
良心的な価格設定と
言えるかもしれません。
まぁ、dj Hideky kun 的には、
ハイ!そうですかっ!って言って、
簡単に買える価格ではありませんが。。。
で、そのサウンドを奏でる
スピーカーなのですが、
これが今回のもうひとつの注目モデル、
フロアスタンディング型スピーカー、
XR100でありまっす。
細かいことですが、
このXR100にもちょっとした細工があって、
アンプとラインケーブルで繋ぐと、
アンプの電源と連動して、
スピーカー下部にある
McIntoshロゴがグリーンに
点灯する仕掛けになっています。
う~ん、なかなか芸が細かっ!
そんなXR100でありますが、
dj Hideky kun 的にはむしろ、
同時にリリースされるブックシェルフ型
XR50の方が気になりましたが。。。
まぁ、XR50のレビューはまた後ほど。。。
で、そのXR100でありますが、
何と!最大入力が600W!!
メーカー推奨入力が75W~600W!
と驚きの設定となっています。
まぁ、大出力のアンプを揃える
マッキントッシュならではと
言えるかもしれませんが。。。
それにしても。。。
ちなみに入力感度はJBLより低く、
87dBで、インピーダンスは
8Ωとなっています。
で、高さは1265mm、
重量は31.1kgと日本の住宅事情にも
比較的マッチしているサイズと
言えるのではないでしょうか。
つーワケで、いよいよ管球式アンプ、
MC275LE+C2300Gの
試聴開始でありまっす☆
試聴した楽曲はジャズやクラシックなどですが、
サウンドの傾向としては際立った
違いはなかったと思います。
まず感じたのは、
実に現代的なサウンドだな~という印象です。
日本の一部メーカーにあるように
恐ろしいまでの高解像度とか、
どこまでも広大なワイドレンジとか
っていうのはありませんが、
中域中心の典型的なカマボコ型の
出音であります。
であるにもかかわらず、
それなりのスピード感とSN比、
タイトな硬さを持ちながら、
独特のウォーム感が音全体を
やさしく包み込んでいるような
再生音であります。
まだ、スピーカーのエージング不足なのか、
あるいはスピーカーを他社製にすると
更にその真価を発揮するのかは
定かではありませんが、少なくとも
XR100をならすならマッキントッシュの
アンプしかなさそうな気はしました。
でも、トランジスタタイプのアンプと違い、
小音量でもず~と聴いていたくなるような
そのサウンドとそれなりの音量で聴いても
聴き疲れすることがなさそうな再生音であります。
クラシックも想像していたよりは
なかなか良かったのでは、
という印象を持ちました♪
いや~、いずれにしても、これなら是非!
一度はアルテックのホーンスピーカーで
聴いてみたいっ!!と思った
dj Hideky kun であります。
MC275はやはり、初期モデルじゃなきゃダメだ!
な~んてマニアな方もいらっしゃるかもしれませんが、
今回のMC275LEについては、想像ですが、
ヴィンテージ・スピーカーでも
最新型のスピーカーでも上手く
ドライヴしてくれるんじゃないかと感じました。
ここのところのマッキントッシュの
新製品の傾向として共通に感じられる
現代的なサウンドに随分と
ブラッシュアップされながらも、
マッキントッシュらしいその独特の風味は
ちゃんと残しているんだなぁ~、
と今回の試聴会で改めて感じたのでありました。
そうそう、それと3つ目の目玉として
忘れてはいけないのが、今回、
新たにリリースされたマッキントッシュ製の
ケーブル・ラインナップでありまっす☆
これまでのマッキントッシュの試聴会では、
キンバーケーブルが使用されていたそうですが、
今回、自社製がリリースされたと言うことで、
スピーカーケーブルもインターコネクトケーブルも
デジタルケーブルも全て交換したそうです。
社長さん曰く、そうしたケーブルの効果も
かなりあります!とのことでした。
ちなみにケーブルはいずれも
PCOCC素材が使われているそうです。
見た目の、特にプラグなんか見てると
非常に高級感溢れる金メッキプラグであります。
なので、価格も当然、それなりであります。。。
というわけで、今回はここまで。
次回は、dj Hideky kun が
楽しみにしていたブックシェルフ型スピーカー
XR50やモノラルパワーアンプ、MC601などの
新製品を中心にレビューしたいと思いますので、
乞うご期待!!でありまっす☆