さてさて、もうジャズファンの間では
すっかり定着!?した感のある
disk union がリリースしている
究極のアナログ盤、BLUE NOTE
プレミアム復刻シリーズですが、
今月で早くもその第五弾として、
5タイトルがリリースされました♪
1枚の販売価格は5,250円と、
決して安いモノではないのですが、
その復刻に関するこだわりを
知るとやむなし!と思えてしまいます。
その一番の売りは何と言っても
オリジナルマスターテープの
サウンドをそのまま盤に刻み込んだ
という点ではないかと思います。
カッティング時による味付けも
一切施されていないそうです。
しかも、200gの重量盤仕様
となっています☆
それ以外にも、BLUE NOTEファンに
とってはうれしいこだわりとして、
ジャケットにはオリジナル発売当時の
ものを復刻。さらにその表記も
オリジナル原文通りだとか。
また、盤のレーベル面は
DEEP GROOVE(溝)加工が
施されています。
ただ、プレスに関しては
アメリカで実施されているので、
若干のスレや反りがある場合が
あるようです。
これまで、dj Hideky kun は
全25タイトルのうち、
JOHN COLTRANEの『Blue Train』、
HANK MOBLEYの『Soul Station』、
SONNY CLARKの『Cool Struttin'』、
そして、今回のCANNONBALL ADDERLEYの
『Somethin' Else』の4枚を所有しています♪
幸い、その中で盤に反りがあるのは
1枚もなく、ただ、今回の『Somethin' Else』には、
手垢のような跡がありましたが、
再生上は何ら問題はありませんでした。
では、そのサウンドはどうなのでしょうか?
早速、比較試聴してみたdj Hideky kun ♪
試聴システムは、いつもの2ndシステムに
先日、リペアから戻ってきたプレーヤー、
SL-1200mk5にオーディオテクニカの
MCカートリッジ、AT33PTG/IIと
50周年記念モデルのヘッドシェル、
AT-Ti15ANV、そしてリード線に
アクロリンクのLWG-8N Lead wire
24 gold platingを移植し、
さらにヘッドシェルの上部に
サンシャイン製のメタルフォースβを
1枚貼り付けました。
さらにターンテーブルシートに
オヤイデ製MJ-12とBR-ONEを使用。
フォノイコライザーは、
アンフィオンのPHONO BASICでっす♪
で、聴くのはもちろん、
最新リリースのCANNONBALL ADDERLEYの
名作『Somethin' Else』でありまっす☆
ジャズ・ファンの中には、
マイルスの作品みたいなもんだ、
と言う方もいらっしゃるようですが、
いずれにしてもBLUE NOTEレーベルを
代表する名盤中の名盤であります♪
M1の「Autumn Leaves」は、
ジャズ・ファンならずとも
広く知られている名演ですね。
さてさて、
その『Somethin' Else』でありますが、
比較したディスクは、キングレコードから
リリースされた国内盤(中古)でありまっす。
比較するディスクとしての
スペック面では正直「?」的な
部分はあるかもしれませんが、
この国内盤、実はなかなかの
実力をもっています☆
ちなみにこちらは今回の複刻盤と
違ってステレオになっています。
いつも聴いているアナログプロダクションズ盤
SACD(Hybrid)と比較しても
音圧や楽器の音色や響きはやはり、
この国内盤のアナログレコードに
軍配が上がります。
いやぁ~、久し振りに聴き直しましたが、
やはりアナログは普通に良いです!
とっても☆
さてさて、対して、今回の復刻シリーズは
タイトル全てがモノラル仕様となっています。
で、そのサウンドはといいますと、、、
まるで、JAZZ BARなどで、
マッキントッシュの管球アンプと
アルテックのホーンスピーカーで
聴いているかのような
素晴らしいサウンドでありまっす☆
モノラルだからレンジが狭い、
な~んてことも全く感じません。
それどころか、ステレオ盤のように
スピーカーの存在を感じさせることも
全くなく、オーディオシステムの
ちょうど真後ろあたりにステージがあり、
その仮想ステージで実演されているような
自然なリアリティを感じることができます♪
とにかくスピーカーの存在など
全く感じませぬっ!! スゴっ!!
更にアナログならではの
音の厚味というか野太さというか、
とくかく立体感あふれる
生々しさと熱いサウンド☆
まるで深い味わいのある
コーヒーのようにコクとキレを
感じさせつつ、重厚感や品格のような
ものまで見事に再現されている
感じであります。
う~ん、深いなぁ~、この音♪
とにかく、その響きがリアルで
高級感溢れると言ったら良いのか。。。
しばらくの間、また、この
BLUE NOTEプレミアム復刻シリーズ
究極のアナログ盤を毎晩のように、
聴き入ることになりそうな
dj Hideky kun でありました♪
う~ん、良いッスねぇ~、ホント!
満足♪ 満足♪