ここのところ、JAZZに関しては、
未発表音源もの以外では、
もっぱら、旧譜のリマスター盤や
リパッケージ盤を買い漁っている
dj Hideky kun でありましたが、
ようやく、今年のイチオシ!となる
JAZZの新譜と出逢うことができました☆
巷では、デビュー10周年を迎えた
ノラ・ジョーンズのニュー・アルバム
『リトル・ブロークン・ハーツ』が
好調なセールスを記録しているようですが、
今作に関しては、一部のレビューにもある通り、
dj Hideky kun 的にも正直、
“?”といった感じであります。
ある意味、新境地とも実験的とも
受け取れる内容のアルバムだとも
感じられますが、彼女のこれまでのファンが、
どこまで彼女にそんなことを
求めているかは疑問です。
これまでのファンは、何も足さない、
何も引かない、いつも同じな居心地の良さ
みたいなものを彼女に求めている
のではないでしょうか。
良い意味でのマンネリ、安定感が
彼女の個性を最大限に引き出せるような
気がしてならないdj Hideky kun でありまっす。
さて、そんなノラほどの人気はありませんが、
アメリカや日本でも確実にファン層を広めている
シンガー・ソングライターのメロディ・ガルドーの
ニュー・アルバム『アブセンス』がリリースされたので、
早速、試聴してみることにしました♪
ちなみに前作、2枚のアルバムも
もっているdj Hideky kun 。
さらに、リキッドルームで以前、
一度だけですが彼女のライヴを
観ているdj Hideky kun 。
ただ、彼女のあの音楽にもかかわらず、
2時間近くオールスタンディング状態の中での
ライヴだったので、正直、あまり楽しむことができず、
それ以来、彼女のアルバムを聴いていませんでした。。。
そんなメロディ・ガルドーですが、
19歳の時、交通事故に遭い、
その後遺障害で視覚過敏になった彼女は、
いつもサングラスをかけています。
その姿は彼女のジャケ写でも確認できます。
でも、今作に関しては、ロキシー・ミュージックの
往年の名作『サイレン』のジャケ写を連想させる
ようなものになっていて、サングラスを外しています。
これは、ノラ・ジョーンズ同様、何か彼女の中で
「変化」があったのでしょうか?!
で、さらにその内容も前作の2枚のアルバムと異なり、
ジャズボッサやシャンソン、ラテン系音楽などに
傾倒した心地よい洒落たアルバムに仕上がっています。
何ともメランコリックで、ムーランルージュな雰囲気を
醸し出している上質な大人の音楽、
といった感じでしょうか?!
個人的には、これまでの2作品と比べても
最高の出来!ではないかと思いました♪
まさにこれからの季節にもピッタリな1枚です☆
このジャケ写とサウンドなら、
アナログ盤を手に入れて、
飾ったジャケ写を観ながら、
赤ワインが入ったグラスを片手に、
リラックスしたムードで彼女の音楽に酔いしれる、
っていうのも乙なものでありまっす♪
追伸!
そうそうっ!
ラス曲のあと、11分後くらいに、
隠しトラックが入っているので、
そちらも、お聴き逃しなく~っ♪♪