2012年も6月を迎えることになりました。
ハイ!そうです!
6/1は、映画の日、ファースト・デイ☆
というわけで、いつものように東宝シネマズにGO!
と言いたいところですが、昨日は、
東映にGO~!でありまっす♪
で、何を観たかというと、あの映画大国、
インドの超弩級とも言える今話題の大作、
『ロボット』でありまっす☆
何と!この『ロボット』、構想に10年!!
制作費37億円!興行収入100億円突破!!
ハリウッドのアニマトロニクスとVFX技術を駆使した
アジア最大のヒット作として、あの1995年に
日本でもインド映画ブームの火付け役ともなった
『ムトゥ 踊るマハラジャ』以来のHot Movie ☆
と言えそうな大作、それが『ロボット』でありまっす!
アニマトロニクスとVFX技術を駆使した映像だけ観れば、
『ターミネーター』と『マトリックス』を掛け合わせたような感じです。
って言うか、ロボットの見た目はまんまターミネーターだし、
作品オマージュともとれる1シーンもあるし~。。。
で、後半の戦闘シーンなんかは、もう、
マトリックスのミスター・スミスそのものだし~。。。
まぁ、それもご愛敬の範囲。宣伝文句にあるとおり、
とにかく何でもアリのインド映画ならではの
エンターテイメント作品なので、とにかく、何も考えずに
楽しみたいという方には特にオススメの一本でっす☆
で、先ず驚くのが、主演にして、インド映画界のスーパースター、
ラジニカーントなのですが、これもVFX効果?!
と疑いたくなるほど、年を感じさせない
ルックスと踊りなのであります。
あの'95年上映の『ムトゥ 踊るマハラジャ』でも
主演を努めたラジニカーントなのですが、
全然変わってない?!と感じるくらいブッタマゲました。
ただ、ヒロインの方は変わっていまして、
アイシュワリヤー・ラーイというエキゾチック美人
なのでありまっす☆
それにしても、インド映画のヒロインは、どうしていつも
こんなに美しいのに、主演男優はイマイチなの?!
と思っているのはdj Hideky kun だけでしょうか。。。
まぁ、この二人が事ある毎に、とにかく踊りまくります♪
もう、これはインド映画特有の演出であります。
とにかく、ミュージカル映画以上に場所や衣装を替えて、
何度も何度もいろんな音楽にのって踊りまくるわけでありまっす♪
しかも、フル尺で!!
感覚としては、テレビドラマのCM代わりに場面の合間合間に
ミュージック・ビデオが挟み込まれている感覚です。
でも、その一曲一曲が、PVのような完成度の高さというのは、
流石と言えます。
まるで、マイケル・ジャクソンやリアーナのPVのような。。。
まぁ、本編と関係あんの?!と言えるような
シチュエーションで踊っていますが。。。
どこよ~?! ここ~?!って感じ~。。。
でも、これがなければ、上映時間も3時間を超える!
なんてことはなかったと思いますが、
これがインド映画の『味』なので、ここは大いに楽しみましょう~♪
で、アニマトロニクスとVFX技術なのですが、
『トランスフォーマー』のように超リアル!
というところまでは到達していないのですが、
ちょっと“ウサンクサイ”感じがするところが
微笑ましく思えてしまうdj Hideky kun でありまっす♪
それより何より感心させられたのは、
そのアニマトロニクスとVFX技術を駆使した
ハリウッド映画人や並みの日本人では
想像し得ない独特の映像演出を生み出しているということです。
まさに抱腹絶倒!!
メッチャ、新鮮な感覚が得られます☆
これだけでもこの映画を観る価値は十分アリそうです。
で、もちろん、音楽にも手抜きは有りません。
あの『スラムドッグ$ミリオネア』でアカデミー賞を
受賞したインド出身のA.R. ラフマーンが、
『ムトゥ 踊るマハラジャ』に引き続き?!担当しています。
なので、映像や踊りはもちろん、音楽もノリノリで
楽しめるという作品に仕上がっているのであります♪
ちなみに、このインド映画『ロボット』なのですが、
南インド人の公用語であるタミル語が使われているのですが、
その合間合間に入る英語がなんとも
インド人特有のあの“訛り”があって、
ちょっぴり、なつかしいなぁ~、な~んて思った
dj Hideky kun でありました。
そうそう、あと、くどいくらい多用されている
スローモーション・シーン。これも笑えます。
モデルがビキニ姿で海辺を風で髪をなびかせながら
歩くシーンをスローモーションで流す、
あの!演出であります。 笑えます。。。使い過ぎ~っ!
いやはや、それにしても、
ハリウッド映画の技術や作風は一部、取り入れてるせよ、
彼らが持つインド映画としての独創性が遺憾なく
発揮された大作と言える『ロボット』。
個人的には超オススメの作品でアリMAX☆
ちなみに余談ですが、この映画、映倫の映画区分としては「G」、
つまり、誰でも観れる作品という位置付けになっていますが、
少々、どぎついシーンもあるので、「R15+」指定くらいでも
いいんじゃない?!と思った次第であります。
まぁ、とは言え、オススメ作品なのですが、
上映期間も劇場もかな~り、限られているようなので、
ハリウッド映画にはちょっと飽きたかな~って方は、
是非、一度、ご覧アレ~っ☆