先日、ドナルド・フェイゲンの歴史的名盤『ナイトフライ』の
アルバム・リリース30周年記念盤として、
ワーナーから180g重量盤のアナログ・レコードが発売になったことは、
このブログでも紹介しましたが、その音質の素晴らしさに
度肝を抜かれたdj Hideky kun ☆
ということで、今度は、その『ナイトフライ』のハイレゾ音源は
どうなんだろう~?!というdj Hideky kun 的な流れに
なった次第でありまっす♪
なにぶん、思い立ったら我慢できないタチなのであります。。。(苦笑)
ただ、気になる点としては、『ナイトフライ』のハイレゾ音源(flac)が、
96kHz/24bitや192kHz/24bitではなく、
44.1kHz/24bitであるということです。
もともとリリース以降、一度もリマスターされていない
『ナイトフライ』であります。やはり、ハイレゾ音源用のリマスターも
許されなかったということなのでしょうか?
恐らく、このハイレゾ音源のソースは、DVDオーディオやトリロジーに
収録されている音源と同一のものではないかと思います。。。
それでも聴いてみたいと思ったのは、やはり、
先のアナログ盤の音質がかな~り良かったということが
大きな理由のひとつになっています☆
ちなみに現在はセールを実施していないので、
アルバム1枚、17.98ドルとなっています。
日本円では、1,483円でした。
まぁ、外盤1枚分程度なので、良心的価格と言えると思います。
円高に感謝!であります。
DLに要した時間は、10分程度でしょうか。
容量も500MB未満だったので、サクッとDLできました♪
で、肝心の音質や如何に?!?!?!
早速、試聴開始でありまっす♪
試聴用オーディオシステムは、いつものように2ndシステムを使用。
そして、DACは、FOSTEXのHP-A3、
USBケーブルは、フルテックのGT2、
PCは、HP Mini 1000、
再生プレーヤーは、foobar2000を使用しての試聴であります☆
こりゃ、比較試聴するには、正直、エントリー・モデル?
という感も否めませんが、今回は手始めとして
簡単に接続できる方法を採用することにしました。
で、比較試聴音源は、同タイトルのSHM-CDと
Hybrid SACD であります。
さてさて、『ナイトフライ』のハイレゾ音源の音質や如何に~っ!?
ハイ、結論から言うと、こりゃ、めちゃくちゃ高音質!!
というニュアンスのものではなく、特にCDと比較すると、
全体的にそのサウンドが、非常に滑らかで、やわらかく感じ取れます♪
良い言い方をすると、アナログに近い音質、
でも、解像度という点においては、CDが勝っている、という印象です。
やはり、44.1kHz/24bit の限界でしょうか?
192kHz/24bit の『ナイトフライ』音源が存在していれば、
パーフェクトかもしれませんが。。。。。
まぁ、それより何より、もう少しDACが良ければ、、、、、でありますが。
SOULNOTEの最新DAC、sd2.0Bで
是非、聴いてみたいものであります。
では、この『ナイトフライ』の44.1kHz/24bitハイレゾ音源は、
“買い”でしょうか?!
同サイトで配信されているキース・ジャレットの
歴史的名盤『ケルン・コンサート』の96kHz/24bitの
ハイレゾ音源なら絶対“買い”!!と言い切れますが、
今回の試聴環境下での判断としては、
『ナイトフライ』が愛聴盤である、という方であれば、
DLしても良いと思いますが、そうでなければ、
CDで十分ではないかと思います。
そして、もし、アナログ・プレーヤーがあるのであれば、
30周年記念180g重量盤のアナログ・レコードを
購入することをオススメします。
そうそう、ちなみに今回のハイレゾ音源ですが、
2曲目の「GREEN FLOWER STREET」のイントロのリフは
4回となっていますので。
dj Hideky kun の個人的見解としては、2回が良いのですが。。。
そういう意味でも、Hybrid SACDではなく、
SHM-CDの方が好きですねっ♪