さてさて、WMJリリースのSACD(Hybrid)の比較試聴をしていて、
SACDプレーヤーが再び気になり始めてきた
dj Hideky kun であります。
少々、時代に逆行しているような?!?!?!
普通に考えれば、次はDACの買い替え(買い増し)で、
24bit192kHzのハイレゾ音源を楽しむ?!
って感じかもしれませんが、直近で興味を感じたモノに
ついつい靡いてしまうのがdj Hideky kun の
悪いクセでもあります。。。。。
DACならばやはりsoulnoteのsd2.0Bか
ATOLL DAC200(こちらは日本未発売)が最有力候補
ということになるのでしょうが、正直言って、現在リリースされている
24bit192kHzのハイレゾ音源の中で、どうしても聴きたい~っ!
と思えるタイトルがまだ数点にかありません。
まぁ、かと言って、じゃあ、SACDはどの程度所有しているの?
ってことになりますが、恐らく100枚もないと思います。
でも、ものは考えよう?!で、SACDは100枚もないにしても
CDであれば、数千枚はもっています。
SACDとCDが現状のシステムに導入しているCDプレーヤーより
さらにdj Hideky kun を幸せにしてくれるのであるならば、
ものは考えようなのかな、と思うワケであります。
さらに逆行?!してアナログレコードプレーヤーという
選択肢もなくはありません。
所有するCDの1/10程度の所有枚数にはなりますが、
それでも現状の欲しい24bit192kHzのハイレゾ音源に
比べればまだまだ数では負けていません。
仮に経済的制約に左右されないのであれば、
Hanss Acoustics T-30+Series M2-12R か
McIntosh MT10 がひとつの夢だったりします☆
でも、そうなるとフォノイコライザーもsoulnoteのph1.0 に
買い替えたくなりそうで、かな~り現実的では
なくなってしまいます。。。。。
まぁ、SACDプレーヤーだってオーバー100万円なんて
ザラではありますが。。。。。
まぁ、そんなことはもっと現実味を帯びてから考えても
イイやってことで、とりあえず、ちょっと気になるSACDプレーヤーを
可能な範囲で試聴してみることにしたdj Hideky kun でありまっす♪
まず、最も今一番気になっているSACDプレーヤーが
dj Hideky kun 大のお気に入り、フランスのオーディオメーカー、
ATOLLが販売しているSACD200であります☆
このATOLL SACD200ですが、今では機能的に見ても
貴重な存在かもしれません。
最大の特徴は何と言ってもマルチ5.1ch再生が可能ということです。
さらに、マルチチャンネルソフトを2chステレオに
ダウンミックスできたり、逆に通常CDをマルチch出力できる
機能をもっています。
また、全チャンネルにバーブラウン製24bit/192kHzのDACを
配している点も見逃せません。
(ただしDACがPCM1792Aかどうかは不明ですが)
とは言え、やはり感じなのはスペックよりそのサウンドが
dj Hideky kun 好みかどうかが最大の焦点になることに
違いはありません。
以前、Dynaudioのショールームで現在所有している
ATOLL CD100seとの比較試聴を徹底的に行った
dj Hideky kun ではありますが、環境を変えて
再度、試聴開始でありまっす♪
CD100seのピックアップがティアック製なのに対して
SACD200のそれはソニー製であります。
トレーの開閉動作だけに限って言えば、個人的には
ティアック製の方が高級感がありますが、
気になるほどの差ではありません。
以前の比較試聴では、SACD200の方がCDと
SACD(Hybrid)のどちらの再生サウンドもCD100seに
比べれば“繊細”かつ“しなやか”な印象をもったのですが、
今回はどうでしょう。
ちなみに試聴時のシステムは、
プリアンプは、ATOLL PR100se
パワーアンプは、ATOLL AM100
スピーカーは、Focal 826E
というものでした。
結論から言うと、やはりdj Hideky kun の好みのサウンドであります♪
ロックやジャズ、クラブミュージックを再生する分には
実売30万円以下のSACDプレーヤーということでは
十分ではないかと思います。
繊細さも兼ね備えながらの力強いその音色は
soulnoteのsc1.0にも通じるところがあります。
ただ、この時はスピーカーがfocal だったので、
音は綺麗なのですが、全般的にどれも若干、
腰高に聴こえてしまうのが残念でした。
でも、やはり、実売30万円以下でのSACDプレーヤーでは
ベストバイであると確信したdj Hideky kun であります。
で、気になるSACDプレーヤーとして次に聴いたのが
LUXMAN D-08 でありまっす☆
DACにはバーブラウン製PCM1792Aを2基搭載し、
重量は何と!22.5kgもありまっす!
いやぁ~、スペック的には流石という感じであります。
実売80万円以下のSACDプレーヤーなので、
ATOLL SACD200と比較なんてどうなのよ!
とも言えるかもしれませんが、dj Hideky kun には
価格以前にその再生音はどうなのよ!?という方が
気になるので、気の向くまま試聴するだけなのであります。
ちなみに試聴時のシステムは、
プリアンプは、LUXMAN C-800f
パワーアンプは、LUXMAN M-800A
スピーカーは、不明(海外製)
というものでした。
以前、McIntosh MA7000&B&W805Dで、
このD-08とD-06、D-05を聴いたときの印象が
イマイチだったのですが、今回はどうでしょうか?
ネットなどでの評価は上々のD-08であります。
で、一通り様々なジャンルの音楽を試聴してのD-08の印象は、
確かに美音だし、解像度も良くて音数もよく拾っていますが、
全体的に“ま~ったり”“ゆ~ったり”している感が否めません。
これなら同価格帯であれば、エソテリックのK-03の方が
力強さを感じますし、DACとしても使用できるのでまだマシかと。。。
同社のプリメインアンプでdj Hideky kun もお気に入りの
L-590AIIのような美音でありながらタイトで乾いた感のある
サウンドとはやはり今回聴いても違うなぁ~、
と改めて感じた次第であります。
もう少し年を重ねたら受け入れられるサウンドかもしれません。
さてさて、お次は、マランツのSA-11S2と
デノンのDCD-SA1でありまっす☆
どちらも実売30万円以下のSACDプレーヤーということで、
価格帯だけを考えればATOLL SACD200の
ライバルということになります。
また、ネットでの評価もまずまず良い感じではあります。
ちなみに試聴時のシステムいずれもは、
プリメインアンプは、LUXMAN L-590AX
スピーカーは、SONY SS-NA2ES
というものでした。
さぁ、試聴した結果や如何に?!
はい、どちらも「?」であります。
やはり、デノンの音に対するdj Hideky kun の印象は
今回も払拭されることはありませんでした。
正直、この音のどこが良いの?!という感じです。
デノンの試聴ルームで聴こうがどこで聴こうが残念ながらやはり、
好みのサウンドではありません。
低音過多、音が“こもって”聴こえます。
しかも、そのデザインもかな~り微妙かと。。。
でも、重量は21.8kgもあるんですねぇ~。。。
一方のマランツはその逆で、高域過多でサウンドの厚味に欠けます。
ただ、左右の広がりや臨場感はあるので、
オーケストラなどのクラシック音楽には良いかもしれません。
最後に番外編として、SACDプレーヤーではないのですが、
ATOLLの最上級CDプレーヤーCD400と
最上級プリメインアンプIN400を
SONYのSS-NA2ES(スピーカー)で試聴したのですが、
dj Hideky kun の2ndシステムに使用している
下位モデルのIN100seほど押し出し感が強くないものの、
やはり全体的に余裕感が漂っていて、
それは「壮大」、「優美」などといった形容が相応しい
上質なサウンドに聴こえました☆
とまぁ、いうわけで、駆け足での比較試聴ではありましたが、
今回に関してはやはり、ATOLL SACD200が
最有力候補となったわけですが、dj Hideky kun の
現状のシステムを買い替え or 買い増しするだけの
インパクトがあったかというと必ずしもキッパリと「イエス!!」
とは言い切れないので、もう少し本気度が高まった時点で、
再度、ATOLL SACD200の試聴に望みたいと思います。
その時は、アンプはマッキンかアトール、
スピーカーはB&Wの805Dか804D、もしくはディナウディオ
という組み合わせで腰を据えて試聴してみたいと思う
dj Hideky kun でありました♪
P.S.
今日は最高のお花見日よりになりました~♪