久し振りにCDライブラリーを整理していたら
ダイアー・ストレイツの名作『ブラザーズ・イン・アームズ』の
XRCD盤を発見!
そうです!2000年に香港ユニバーサルからリリースされた
XRCD盤の中の1枚です♪
リリースは香港ユニバーサルですが、リマスタリング作業は
東京のスタジオで行われ、エンジニアも瀧口博達さんという方が
担当しています。
このシリーズには高音質盤が多いので、dj Hideky kun も
ダイアー・ストレイツのほかにもイーグルス、カーペンターズ、
アンドレア・ボチェッリなどのアルバムも持っています。
特にイーグルスの『ヘル・フリーゼズ・オーヴァー』は、
K2HD盤と並び、現存するパッケージの中では最強・最高の音質だと
確信しています。とにかく素晴らしい~☆
また、カーペンターズの『ゴールド・グレイテスト・ヒッツ』も好評価の
SACD(Hybrid)盤と肩を並べるくらいの素晴らしい出来となっています♪
では、『ブラザーズ・イン・アームズ』のXRCD盤はどうでしょうか?
『ブラザーズ・イン・アームズ』のパッケージの中で最も評価の高いのは、
リリース20周年を記念して2005年にリリースされた
SACD(Hybrid)盤です。
マーク・ノップラーのソロ・アルバムもなかなか優秀録音盤が多いと
思うのですが、このSACD(Hybrid)盤『ブラザーズ・イン・アームズ』の
完成度は非常に高いと思います。
おそらく、あまり音楽やオーディオに興味のない方が聴いても、
う~ん、良い音だね♪と言うに違いないサウンドです。
残念ながら国内盤は存在しませんが、外盤(輸入盤)のため、
今では2千円以下でこの最高音質のCDが買えるのですから、
有り難いことです。
と、前置きはこのくらいにして、早速、比較試聴開始でありまっす♪
本当はこの手の比較試聴で、CDラジカセで音の違いが確認できるか、
ということもやってみたいと思うのですが如何せん、
そのCDラジカセをもっていないdj Hideky kun。
で、今回は2ndシステムでの試聴してみたいと思います。
アンプはATOLL IN100se、プレーヤーはATOLL CD100se、
スピーカーはDynaudio DM2/10でありまっす♪
さてさて、比較試聴の結果や如何に?!?!?!
ムムムムム。。。
う~ん、なるほど~、違いますねぇ~、これは。
はい、結論から言うと、今回の『ブラザーズ・イン・アームズ』に関しては、SACD(Hybrid)盤の圧勝と言えると思います☆
まず、一聴してすぐ感じるのは、その音圧の違いです。
SACD(Hybrid)盤の方が圧倒的に高く、それでいて、
例えば低域が誇張されるとかいうこともなく、
非常にバランスの良いサウンドに仕上がっています。
そして、とにかく楽器の奏でる音がとっても艶やかで温かみも感じられ、
クリアかつワイドレンジなその再生音は、思わず時間を忘れて
聴き入ってしまうほど完成度が非常に高いのでありMAX☆
では、XRCD盤はどうだったのか?
もちろん、悪いわけはありません。こちらも非常にバランスがとれた
優秀盤と言えると思います。幾分、ソフトな音質傾向かなぁ~、
って感じもします。
しかし、SACD(Hybrid)盤と比較してしまうと、
やはり、SACD(Hybrid)盤が完勝!といった結果になりました。
と、そんな矢先、この『ブラザーズ・イン・アームズ』の
24bit/192kHzと24bit/96kHzのハイレゾ音源の配信が
始まったのでありまっす!!
こりゃ、SACD(Hybrid)盤と比較試聴してみたい!
と思っていたら、配信開始からわずか1日か2日で
ダウンロード購入する前に配信停止!になっていました。。。(涙)
テクニカルトラブルっぽいアナウンスが記載されていましたが、
実のところ、その理由は定かではありません。
そのクオリティに横やりが入ったのか、
デジタルファイルそのものに不備があったのか、
契約上のトラブルや行き違いが発生したのか。。。
まぁ、今回は残念ながらハイレゾ音源との比較試聴とまでは
いきませんでしたが、そのうち再配信が始まるでしょうから
その時改めてレポートしてみたいと思います。
それにしても、こうも音質が違うということがハッキリわかると、
やはり同一タイトルを何枚も買ってしまうdj Hideky kun であります(涙)
ホント、2枚目購入以降は著作権使用料だけでも
ディスカウントしてもらえると助かるのですが。。。。。