「澤野工房」、名前くらいは知っていましたが、
正直、このレーベルからリリースされている数々のJAZZアルバムは
一度も聴いたことのなかったdj Hideky kun でありました。
タワレコのリアル店舗のジャズ・コーナーでは、
「澤野工房」の作品をまとめた棚まであるので、
それなりにJAZZ愛好家たちからは人気があるんだろうなぁ~、
程度にしか思っていませんでした。
そんなdj Hideky kun でありましたが、
たまたまネットでジャマイカ出身のテナー・サックス奏者、
ウィルトン・ゲイナーのアルバム『BLUE BOGEY』の存在を知り、
iTunesで試聴してみたら、これがどうして!
なかなか良いではありませんぬかっ☆
もともとイギリスのJAZZレーベル“TEMPO”から
リリースされていたもののようで、隠れた名盤として、
復刻リリースが待ち望まれていたアルバムのようです。
このアルバムが1959年にレコーディングされたなんて
マジで考えられないくらいのクオリティであります☆
う~ん、何とも心地よいテナー・サックスの音色♪
格好良すぎでありまっす!
ということで、早速、CDを調達しようと思い調べていたら、
何と、このアルバム、実は国内盤は「澤野工房」から
リリースされているではありませぬか!
で、その「澤野工房」のH.P.を見てみると、国内盤に関しては、
社長の澤野氏自らがそのマスタリングの音に興奮したとありました。
ななな???
国内盤はリマスターなのかぁ。。。。。
でも外盤(輸入盤)には、その国内盤に収録されていない一曲、
「Gone With The Wind」が入っているしなぁ~。。。
この国内盤未収録の一曲はどうやら、当時、EP盤に収録されていた
トラックのようであります。
う~ん、どちらを買うか悩みどころです。
で、国内盤のリマスターがどのくらい良いのかがわからないので、
直接、レーベルに確認することにしました。
たまたま、直接、澤野社長さんに確認することができたのですが、
澤野さん曰く
「音が全然違います!断然、自信を持ってコチラが良いと言えます!」
とのことでした。
さらに、「澤野工房」からは、CDリリース前に
実はアナログ盤を先に復刻リリースしていたようで、
どちらにも同じマスタリング音源を渡したそうですが、
ヨーロッパでカッティングされたアナログ盤については、
担当エンジニア曰く、「少し秘密のスパイスを加えた」
と言っていたそうです。
ムムムムムっ!!!
こりゃ、アナログ盤も大いに気になるところであります。
がっ!残念ながら、このアナログ盤は既に完売済み。。。(涙)
というわけで、結局、「澤野工房」からリリースされている
国内盤を購入することにした次第であります♪
で、早速、自宅オーディオシステムで、このウィルトン・ゲイナーの
アルバム『BLUE BOGEY』を試聴してみることに♪
いやぁ~、やはり、良いです☆ このサウンド!
やはり、1959年の作品とは思えないリアリティと軽快であるけど、
重厚感もたっぷりある素晴らしい演奏を堪能できます。
TEMPOの原盤が良いのか、はたまた「澤野工房」の
リマスタリングが優秀なのか!?!?!?
まぁ、そのどちらも良かった結果なのでしょう、これは。
ということで、あまりにも良かったので、現在、「澤野工房」の新譜で
一押しの名盤の中からこれまた1958年にレコーディングされた
パリ・ジャズ・トリオのアルバムもゲット♪
パリの情緒とジャズの香りが凝縮された音のエスプレッソ!とは
よく言ったもので、その作品解説には「フランス料理のコースように
3分間の作品が20曲も」とあるようにまるで、行ったこともない
フランスのジャズ・クラブで聴いているような楽しさが味わえます♪
そして、更にもう1枚☆
こちらは、1963年レコーディングのミハエル・ナウラ・クインテットの
超!超!幻の名盤と言われている『EUROPEAN JAZZ SOUNDS』もゲット♪
何でもこのアルバムのアナログ盤は、数万円から数十万円?!
という高値で取引されているとか。。。
まぁ、そんなことはあまり関心のないdj Hideky kun でありますが、
アルバムを聴いたら、なんとな~く、その凄さがわかります。
名前からも分かるとおり、こちらはドイツのジャズ・サウンドであります。
何というか、いやぁ~、これが、メチャメチャ格好いいのであります☆
ビブラフォーンが入ったトラックで、これだけ格好いい楽曲って
そうそうはないのではないでしょうか?!
まぁ、それにしても「澤野工房」リリースのこれら三作品には、
ただただ、驚かされるばかりであります。
かなりの数のアルバムがこの「澤野工房」からりリースされていますが、
お気に入りのアーティストや名盤を見つけたら、こりゃ、もう、
即買いっ!!って感じですね。ハイ。
う~ん、ますます、『BLUE BOGEY』のアナログ盤のことが
気になるdj Hideky kun でありましたとさ。。。。。
ムムムムム~っ。。。。。