★ やっぱり高音質だった!ブルーノート公認 XRCD24CD♪

アナログ・プロダクションズによるジャズの名盤の

SACD(Hybrid)盤と並んで、非常に高音質なCDを

リリースし続けているアメリカの

オーディオ・ウェーヴ・ミュージックによる

ブルーノート公認のXRCD24シリーズの最新盤が

今月、4タイトルリリースされたので、

早速、チェックしてみることにしたdj Hideky kun ☆

 
ちなみに今回リリースされたのは、ジャッキー・マクリーンの

『Swing Swang Swingin'』とリー・モーガンの『Candy』と

ケニー・ドリューの『UNdercurrent』と

ザ・ホレス・パーラン・トリオの『On The Spur Of The Moment』の

4タイトルでありまっす♪


その中からdj Hideky kun が購入したのは、

ジャッキー・マクリーンの『Swing Swang Swingin'』であります♪


ところで、この米Audio Wave Music が手がける、

BLUE NOTE公認、初のXRCD24でありますが、

そのホームページを見ると、ルディ・ヴァン・ゲルダーの

オリジナル2トラック・アナログ・テープをAlan Yoshida氏が

マスタリング。製盤はJVC の一括管理の元行われているとのこと。


パッケージの最後には、しっかり、写真が掲載されています。


まぁ、これは好みが分かれるところですが、パッケージは、

デラックス・ブック・スタイルのパッケージというモノで、

紙ジャケともデジパックとも違います。もちろん、プラケースでもありません。


ブルーノート好きにとっては、やはり、ディスクユニオンが

最近シリーズ化してリリースしているアナログ盤のように

オリジナルを忠実に再現したような紙ジャケが良いのかもしれませんが、

dj Hideky kun 的には、やはり一番大事なのは、その音質であります。


どこぞの日本メーカーのようにシングルレイヤーのSACDだから高音質、

だとか、SHM-CDだから高音質だのと“のたまわり”、

さらにそれにオーディオ評論家も好評価を与えているという状況は

いかがなモノか。


『Getz/Gilberto』のシングルレイヤーSACDを除き、

その音質が良いという各者の評価に対して全く理解できない

dj Hideky kunにとっては、なおさら、アナログ・プロダクションズや

オーディオ・ウェーヴ・ミュージックの取り組みの素晴らしさ、

プロダクト製作における感性の高さを思い知らされるのであります。


とまぁ、そんなことはさておき、やはり、現存するブルーノート名盤CDの中では、

このXRCD24CD盤がもっとも優れた音質ではないかと

改めて実感した次第でありMAX☆


アナログ・プロダクションズのSACD(Hybrid)の場合、

ブルーノートのように1レーベルだけを扱っているわけではないので、

例えば、盤によっては音圧が低かったりと、総じて高音質なのですが、

どうしても均一性に欠ける部分があります。


でも、このブルーノート公認のXRCD24CD盤の場合はそういったこともなく、

当時のレコーディングの生々しさ、ライヴ感や空気感まで余すところなく、

できる限りそれらに近づけるようにマスタリングされていると感じます。


それは今回のジャッキー・マクリーンの『Swing Swang Swingin'』を

聴いていても明らかで、1959年のレコーディング音源だとは

想像もできないリアリティで、そのサウンドが迫ってきます。


ライヴハウスで聴いているような錯覚すら感じます。


でも、この感覚を再現するのは、やはり、日本人には無理なのでしょうか?


いや、そうでもないとは思います。オノ・セイゲン氏によるリマスター盤も

良いと思いますし、K2HD盤を担当した日本人エンジニアの方々も

素晴らしいと思います。


ってことは、単に日本のレコード会社の問題なのでしょうか?


いくら優れた才能や人材がいても日本の組織の中では

やはりその能力を発揮するのって難しいのかもしれません。


パッケージのデザインを変えて売ったり、DVDをつけて売ったり、

アイドル系CDのような販売手段をとり続ける限り、日本でのCD、

パッケージ販売の売上げは下がり続けることでしょう。


やはり、良い音で音楽を聴くことの素晴らしさを伝える努力を怠る次点で

終わっている気もします。これはアーティスト作品、原盤に対して

失礼極まりないことです。


単なるいちミュージック・ラヴァーのdj Hideky kun としては、

技術力と感性を駆使したプロダクト製作とディストリビューターとしての

真のプロモーションに期待したいところであります。


もう、タイアップの時代も終焉したわけですし、

素晴らしい音楽を最高の音質で聴いてもらうことに

業界全体で一極集中してもらいたいものです。

誰が聴いてもハッキリ、良い音!とわかるモノをでっす!!


ブルーノート公認のXRCD24シリーズを聴きながら

そんなこともふと思ったdj Hideky kun でありましたとさ♪


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